ディアハンター
ディアハンター(Deerhunter)は、アメリカ合衆国のロックバンド。2001年、ジョージア州アトランタにてブラッドフォード・コックスとモーゼス・アーチュレタによって結成され、現在まで8枚のアルバムをリリースしている[1]。
ディアハンター Deerhunter | |
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ディアハンター(2015年) | |
基本情報 | |
出身地 | アメリカ合衆国 ジョージア州アトランタ |
ジャンル | アンビエント、アート・ロック、ノイズロック、シューゲイザー、ポストパンク |
活動期間 | 2001年 - |
レーベル | 4AD、クランキー、Stickfigure |
メンバー |
ブラッドフォード・コックス ロケット・パント モーゼス・アーチュレタ ジョシュ・マッケイ ハビエル・モラレス |
旧メンバー |
ダン・ウォルトン ポール・ハーパー ジャスティン・ボスワース コリン・ミー アダム・ブルノー ホイットニー・ペティ ジョシュ・フォウヴァー フランキー・ブロイルズ ラサーン・マニング |
来歴
編集2005年、アルバム『Turn It Up Faggot』でデビュー[2]。
2007年にシカゴのインディーレーベル、クランキーからリリースした2作目のアルバム『Cryptograms』がピッチフォーク・メディアなどで高く評価され、コックスのソロ・プロジェクトであるアトラス・サウンド共々、4ADと北米地域以外におけるレーベル契約を結ぶ[3]。
2008年、2枚のアルバム『マイクロキャッスル』『Weird Era Cont.』を同時リリース[4]。各音楽メディアで絶賛される[5]。
2010年、5作目のアルバム『ハルシオン・ダイジェスト』をリリース。本作より全世界で4ADからのリリースとなる。
2013年、6作目のアルバム『モノマニア』をリリースする[6]。
メンバー
編集現在のメンバー
編集- ブラッドフォード・コックス (Bradford Cox) – リード・ボーカル、ギター、パーカッション、キーボード、電子楽器 (2001年– )
- モーゼス・アーチュレタ (Moses Archuleta) – ドラム、パーカッション、電子楽器 (2001年– )
- ロケット・パント (Lockett Pundt) – ギター、一部リード・ボーカル、キーボード (2005年– )
- ジョシュ・マッケイ (Josh McKay) – ベース、オルガン (2013年– )
- ハビエル・モラレス (Javier Morales) – キーボード、ピアノ、サックス (2016年– )
旧メンバー
編集- ラサーン・マニング (Rhasaan Manning) – パーカッション (2016年–2017年)
- フランキー・ブロイルズ (Frankie Broyles) – ギター (2012年–2014年)
- ジョシュ・フォウヴァー (Josh Fauver) – ベース (2004年–2012年) ※2018年死去
- ホイットニー・ペティ (Whitney Petty) – ギター (2008年–2009年)
- コリン・ミー (Colin Mee) – ギター (2001年–2007年, 2007年–2008年)
- ジャスティン・ボスワース (Justin Bosworth) – ベース (2001年–2004年) ※2004年死去
- ポール・ハーパー (Paul Harper) – ベース (2001年)
- ダン・ウォルトン (Dan Walton) – ドラム (2001年)
- アダム・ブルノー (Adam Bruneau) – 補助ドラムをあるラインナップにて[9]
タイムライン
編集-
ブラッドフォード・コックス(ボーカル)
-
ロケット・プント(ギター・シンセ)
ディスコグラフィ
編集詳細は英語版「en:Deerhunter discography」を参照
スタジオ・アルバム
編集- Turn It Up Faggot (2005年、Stickfigure)
- Cryptograms (2007年、Kranky)
- 『マイクロキャッスル』 - Microcastle (2008年、Kranky/4AD) ※全米123位
- Weird Era Cont. (2008年、Kranky/4AD) ※『マイクロキャッスル』のボーナスディスクとして発表
- 『ハルシオン・ダイジェスト』 - Halcyon Digest (2010年、4AD) ※全米37位
- 『モノマニア』 - Monomania (2013年、4AD) ※全米41位
- 『フェイディング・フロンティア』 - Fading Frontier (2015年、4AD) ※全米72位
- 『ホワイ・ハズント・エヴリシング・オールレディ・ディサピアード?』 - Why Hasn't Everything Already Disappeared? (2019年、4AD)
EP
編集- Fluorescent Grey EP(2007年)
- Rainwater Cassette Exchange(2009年、Kranky/4AD)
シングル
編集- Deerhunter 7"(2006年、Rob's House)
- Whirlyball 7"(2007年)
- "Grayscale"(2008年、Rob's House)
- "Nothing Ever Happened"(2008年、Kranky)
- "Vox Celeste 5"(2009年、Sub Pop)
- "Revival"(2010年、4AD)
- "Memory Boy"(2011年、4AD)
来日公演
編集- 2009年
- 6月4日 東京 渋谷O-nest
- 6月5日 京都 METRO
- 6月7日 名古屋 K.D Japon
- 6月8日 東京 渋谷O-WEST
- 6月9日 東京 大阪 ファンタンゴ
- 2011年
- 1月21日 名古屋 クラブクアトロ
- 1月22日 大阪 Music Club JANUS
- 1月24日 東京 渋谷O-EAST
- 8月13日 大阪 舞洲スポーツアイランド - SUMMER SONIC OSAKA
- 8月14日 千葉 幕張メッセ - SUMMER SONIC TOKYO
- 8月15日 東京 恵比寿LIQUIDROOM
- 2013年
- 12月1日 東京 恵比寿ガーデンホール - Hostess Club Weekender
- 2016年
- 8月18日 大阪 なんばHATCH
- 8月20日 千葉 幕張メッセ - Hostess Club All-Nighter
- 2019年
- 1月21日 大阪 BIGCAT
- 1月22日 名古屋 ELECTRIC LADYLAND
- 1月23日 東京 渋谷O-EAST
脚注
編集- ^ “インタビュー:神懸かり的でミステリアス。ニューゲイザー/ニュー・サイケデリックを牽引するディアハンター、待望の日本デビュー! - CDJournal CDJ PUSH”. www.cdjournal.com. 2020年10月19日閲覧。
- ^ “Youth Gone Wild: Deerhunter's young punks try to fight off adulthood: Feature: Music: Creative Loafing Atlanta”. web.archive.org (2007年9月30日). 2020年10月19日閲覧。
- ^ “Pitchfork: Infinite Mixtape #51: Deerhunter: "Spring Hall Convert"”. web.archive.org (2008年1月28日). 2020年10月19日閲覧。
- ^ “Stylus Magazine”. stylusmagazine.com. 2020年10月19日閲覧。
- ^ “DEERHUNTER” (英語). (2008年10月31日). ISSN 0190-8286 2020年10月19日閲覧。
- ^ Pelly, Jenn. “Deerhunter Announce New Album, * Monomania*” (英語). Pitchfork. 2020年10月19日閲覧。
- ^ “Deerhunter Announce 'Fading Frontier,' Share "Snakeskin"” (英語). exclaim.ca. 2020年10月19日閲覧。
- ^ Alston, Trey. “Deerhunter Announce New Album, Share Song: Listen” (英語). Pitchfork. 2020年10月19日閲覧。
- ^ Stosuy, Brandon (November 13, 2008). “New Deerhunter Videos – "Cover Me (Slowly)" & "Microcastle"”. Stereogum. October 16, 2015閲覧。