テイケイグループ杯俊英戦

テイケイグループ杯俊英戦(テイケイグループはいしゅんえいせん)は、日本囲碁棋戦。25歳以下の棋士のみが出場できる若手棋戦(公式戦)である。

テイケイグループ杯俊英戦
公式戦
概要
主催 日本棋院
協賛 テイケイグループ[注 1]
協力 関西棋院囲碁・将棋チャンネル
優勝賞金 1000万円
決勝 三番勝負
棋戦形式 各6名の2リーグ制で決勝戦進出者決定
持ち時間 本戦・決勝戦: 2時間
予選: 1時間
秒読み 5分前より
創設年 2021年
開催時期 決勝戦:4–5月
リーグ戦: 前年12月
公式サイト テイケイ杯俊英戦 日本棋院
記録
現テイケイ俊英 芝野虎丸(第3回)
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テイケイの協賛を得て、レジェンド戦女流レジェンド戦とともに2021年に創設。創設時の棋戦名は「テイケイ杯俊英戦」で、第3回から協賛がテイケイグループ各社に広がったことで現名称となった。決勝三番勝負は竜星スタジオで行われる。

概要

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出場棋士

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日本棋院または関西棋院所属の、予選開始年の4月1日時点で25歳以下の棋士が出場する。新人王戦若鯉戦とは異なり段位制限が無く、七大タイトル保持者らでも年齢制限さえ満たせば参加可能である。ただし、一度優勝を経験した棋士は次期以降の出場権を失う(新人王戦と同じ)。第3回大会までは3回とも七大タイトル保持者が優勝している。

方式

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予選を突破した棋士が、2つのリーグに分かれて総当たりのリーグ戦を行う。七大タイトル保持者にはシード権が与えられ、予選決勝戦からの出場。リーグの定員は各6名で、6日間で5局を消化する。両リーグの首位で決勝三番勝負を行い、優勝者を決定する。リーグ残留規定は無し。

持ち時間は、本戦及び決勝戦は2時間、予選1時間。コミ6目半。短期集中の日程や短めの持ち時間は、いずれも国際棋戦を意識したもの[1][2]

結果

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年は決勝戦の行われる年が基準。リーグ戦は前年に行われる。

決勝三番勝負

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○●は優勝者から見た勝敗。

開催年 優勝 勝敗 準優勝
1 2022年 許家元十段 ○○ 芝野虎丸九段
2 2023年 一力遼棋聖 ○○ 芝野虎丸名人
3 2024年 芝野虎丸名人 ○○ 関航太郎九段

リーグ戦

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Aリーグ Bリーグ
1位 2位 3位 4位 5位 6位 1位 2位 3位 4位 5位 6位
1 2022 芝野虎丸 一力遼 小山空也 上野愛咲美 今分太郎 阿部良希 許家元 広瀬優一 佐田篤史 鶴田和志 大竹優 大西研也
2 2023 芝野虎丸 大竹優 酒井佑規 西健伸 福岡航太朗 阿部良希 一力遼 田中康湧 関航太郎 藤沢里菜 三浦太郎 村本渉
3 2024 芝野虎丸 張瑞傑 仲邑菫 藤沢里菜 大竹優 渡辺由宇 関航太郎 広瀬優一 六浦雄太 上野愛咲美 三戸秀平 西村仁

脚注

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注釈

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  1. ^ a b 以下の会社。
    • テイケイ株式会社
    • 株式会社帝国警備新社
    • ジョウサイ警備株式会社
    • 東京信用警備保障株式会社
    • テイケイワークス株式会社
    • テイケイワークス東京株式会社
    • テイケイトレード株式会社
    • 株式会社日立エンジニアリング
    • 日伸セフティ株式会社
    • 日本トスコム株式会社
    • 株式会社エスケイコンサルタント
    • テイケイワークス西日本株式会社
    • テイケイネクスト株式会社

出典

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  1. ^ 囲碁の新棋戦テイケイ杯創設”. 産経ニュース (2021年8月10日). 2022年12月13日閲覧。
  2. ^ 囲碁界に国際棋戦基準の新公式戦「俊英戦」誕生 一力遼二冠「貴重な経験に」”. スポーツ報知 (2021年8月10日). 2022年12月13日閲覧。

外部リンク

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