ツンデレ娘 奥手な初体験
『ツンデレ娘 奥手な初体験』(つんでれむすめ おくてなはつたいけん)は、2019年5月17日に公開された日本映画。R-18指定作品。
ツンデレ娘 奥手な初体験 | |
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監督 | 小関裕次郎 |
脚本 | 井上淳一 |
出演者 |
あべみかこ 月ヶ瀬ゆま 美原すみれ 市川洋平 |
撮影 | 創優和 |
製作会社 | フィルムクラフト |
配給 | オーピー映画 |
公開 | 2019年5月17日 |
上映時間 | 70分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
概要
編集2019年5月17日公開[1]。小関裕次郎の監督デビュー作であり、主演を務めるあべみかこも映画初出演、初主演[2]。小関は「徹底的に新人の方を揃えた」と男性主演の市川を含め、主要キャストはピンク映画初出演となる顔ぶれをキャスティングしている[2]。脇を固める俳優陣、スタッフには新人を支えるべく常連組やベテランを起用。主な撮影場所は群馬県[3]。撮影は4日間で終えている[3]。
2020年開催のピンク映画ベストテンでは一般投票3位を獲得。主演のあべは本作の演技が評価され、新人女優賞を受賞した[4]。
2020年9月25日から行われるUPLINK渋谷での特集上映「OP PICTURES TEAM若 -WAKA-」で初の一般劇場公開[5]。
ストーリー
編集単線終着駅のその先にある田舎・澤井村。ここには田畑が広がり、近隣には巨大なショッピングモールがある。ここに暮らすちひろは理想の彼氏を追い求めすぎたためか、アラサーを迎えていまだに処女。こじらせたままはまずいと思ったちひろは、同じ村役場に勤務する人畜無害な生真面目男・恭平を呼び出しラブホテルに誘うのだが、お互いアダルトビデオで見たセックスしか知らない処女と童貞のため、ぎこちないまま失敗に終わる。
ある日、村役場では地域を挙げて若者を盛り上げ、過疎化を解消するため、村おこし婚活パーティーを開催することになる。女性が集まらないこともあり、本末転倒ながら役場の女性も参加することに。役場の小さな恋愛模様が今、交錯する。
登場人物
編集村役場の人物
編集- 畠山ちひろ
- 演 - あべみかこ
- もうすぐ三十路の澤井村役場職員[3]。学生時代には童顔美少女で人気者だったが、そのときちやほやされたことで自意識だけ高く、いまだに処女[3]。
- 社交性はあるものの地元の村役場に就職したこともあり、行動範囲は狭く、服装なども地味目。性の情報はググった情報だけ蓄えており、処女を打破するため害のなさそうな恭平を“クラブ活動”として誘う。
- 根本緑子
- 演 - 月ヶ瀬ゆま
- 澤井村役場職員。上司の沢村と不倫中。家族と暮らしていることから、ちひろと同じく村出身だと思われるが、不便さゆえ嫁に行くなら都会と決めている。恭平が童貞だと知ると、今の状況を忘れたい思いから「練習台」を志願する。自称「都合のいい女」。年齢は恭平より上で、喫煙者。
- 浄土恭平
- 演 - 市川洋平
- ちひろと幼なじみの童貞。黒縁眼鏡の真面目人間で澤井村の役場に勤務。何事にも理由が欲しい性格で、童貞卒業は好きな人とがいいと決めていたため風俗も未経験。ちひろに毒にも薬にもならない男として見られていないことに怪訝な思いを抱きながらも、ラブホテルに誘われて以来、気になる女子として意識してしまう。
- 実はAVヘビーユーザーであるが、コンドームのつけ方などAVで映されていない情報は知識がない。やや勃起不全の節があり、口癖は「ごめん」。
- 沢村道明
- 演 - ダーリン石川
- 役場の課長。結婚しているが緑子と不倫中(4年目)。婚活パーティーの事実上の仕切り役。
アダルトビデオ出演者
編集その他周辺人物
編集スタッフ
編集脚注
編集- ^ a b c d e “ツンデレ娘 奥手な初体験”. pg-pinkfilm.com (2019年5月17日). 2020年7月11日閲覧。
- ^ a b “【上野オークラ劇場『ツンデレ娘奥手な初体験』舞台挨拶レポート!】あべみかこちゃんがピンク映画で鮮烈デビュー! 舞台挨拶では感極まって月ヶ瀬ゆまちゃん、美原すみれさんが涙!”. デラべっぴんR (2019年5月15日). 2020年7月11日閲覧。
- ^ a b c d “あべみかこピンク映画デビュー記念インタビュー!「処女です!」 あべみかこピンク映画デビュー記念インタビュー!AV業界が誇るツンデレちっぱいシンデレラが銀幕に!▼まさかのアラサー処女役。それよりも撮影日は吹雪でマイナス15℃?▼マルチに才能を発揮しつづけるあべちゃん。令和時代は超満員の舞台挨拶で幕を開けた!”. FANZAニュース (2019年5月19日). 2020年7月11日閲覧。
- ^ “ピンク映画ベストテンで谷口恒平の「悶絶劇場」が2冠!佐倉絆と櫻井拓也が主演賞”. 映画ナタリー (2020年4月15日). 2020年7月11日閲覧。
- ^ Inc, Natasha (2020年8月4日). “R18+のピンク&BL映画の特集開催、若手監督5人にフォーカス”. 映画ナタリー. 2020年8月6日閲覧。