ツルニチニチソウ
ツルニチニチソウ(蔓日々草、学名:Vinca major)は、キョウチクトウ科の常緑蔓性植物の一種。ツルギキョウともいうが、キキョウ科にツルギキョウ(学名:Campanumoea maximowiczii)という植物があり、キキョウ科のものが標準和名のツルギキョウである[1]。
ツルニチニチソウ | |||||||||||||||||||||
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ツルニチニチソウ
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Vinca major | |||||||||||||||||||||
和名 | |||||||||||||||||||||
ツルニチニチソウ(蔓日々草) | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
bigleaf periwinkle |
分布
編集特徴
編集Vinca属は蔓性の多年草あるいは亜低木に分類され、日本ではツルニチニチソウ(Vinca major)とさらに小型のヒメツルニチニチソウ(V. minor)の2種が一般的に知られる。茎が地面や石垣などを這い、節から根を出し広がって増える。この性質のため、吊り鉢から茎を垂らしたり、グランドカバーなどに利用される。特に斑の入る品種が園芸品種として好まれる。斑には、白と黄色があり、斑の模様も多様であるが、斑入り品種は花付きがよくない傾向がある。耐寒性、耐陰性、耐乾性に優れ周年の鑑賞に耐える[1]。
花期は、春~初夏。花の形がニチニチソウに似ているが、色は青紫色または白色[1]。柱頭は円盤状をしており、その上に毛のある突起物があるが、このような柱頭の植物は珍しい。葉は幅広い。ニチニチソウ同様に繁殖力が非常に強く、観賞用によく栽培される。ビンカアルカロイドとは異なるアルカロイドを含む。
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花