ツェズ人
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ツェズ人(ツェズじん、ツェズ語: цези; アヴァル語: цIунтIал; ロシア語: Дидойцы , цезы; 英語: Tsez people)とは、ロシア連邦のダゲスタン共和国に居住する少数民族である。
Tsez、Dido、Didoi | |
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総人口 | |
30,000人 (ロシア国内14,881人) (2021年)[1] | |
居住地域 | |
ロシア ダゲスタン共和国 | |
言語 | |
ツェズ語、ロシア語 | |
関連する民族 | |
アヴァール人 |
別名として、ディド人またはディドイ人とも呼ばれる。
概要
編集ダゲスタンのチュンチンスキー地区に居住する民族で、北東コーカサス語族のダゲスタン語派、ツェズ諸語(英: Tsezic)に属すツェズ語を話す。
ロシア連邦の人口統計では、カフカースのアヴァール人の下位区分集団(エスニック・グループ)と捉えられている。ツェズ諸語を話すベジュタ人、ヒヌフ人、フワルシ人およびフンジブ人は、更にツェズ人のサブ・グループに分類される[2]。
ツェズ人は伝統的に家畜の飼育と農業に従事していたが、最近ではそれ以外の産業的な仕事も行なっている。17世紀から18世紀にかけて浸透したスンニ派イスラム教を信仰している[3]。
関連項目
編集出典
編集- ^ “Национальный состав населения Российской Федерации согласно переписи населения 2021 года”. 2022年12月30日時点のオリジナルよりアーカイブ。2023年1月5日閲覧。
- ^ Olson, James Stuart; Pappas, Lee Brigance & Pappas, Nicholas Charles (1994), An Ethnohistorical Dictionary of the Russian and Soviet Empires, p. 199. Greenwood Publishing Group, ISBN 0-313-27497-5.
- ^ “The Didos”. www.eki.ee. The Red Book of the Peoples of the Russian Empire. 2021年2月7日閲覧。