チマデトリオンフ (Cima De Triomphe) はアイルランドで生産された競走馬である。シーマデトリオンフと表記される場合もある。

チマデトリオンフ
欧字表記 Cima De Triomphe
品種 サラブレッド
性別
毛色 芦毛
生誕 2005年4月4日(19歳)
Galileo
Sopran Londa
母の父 Danehill
生国 アイルランドの旗 アイルランド
生産者 Sofim Srl
馬主 Scuderia Cocktail
吉田照哉
調教師 Bruno Grizzettiイタリア
Luca M.Cumaniイギリス
競走成績
生涯成績 22戦6勝(総合)
13戦5勝(イタリア)
4戦0勝(フランス)
2戦1勝(イギリス)
1戦0勝(アメリカ)
2戦0勝(オーストラリア)
獲得賞金 0ユーロ(フランス)
(2008年11月9日現在)
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経歴

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2歳・3歳時代(2007年・2008年)

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10月に競走馬デビュー戦迎え、ダリオ・バルジューが騎乗してデビュー戦で初勝利を挙げた。以降バルジューが主戦騎手を務めることになる。続く11月の準重賞競走で3着となり、レース後は休養に入った。

休養明け初戦の3月の一般競走では4着、その6日後の一般競走で3着となり、4月に準重賞競走を制して2勝目を挙げた。そして5月に重賞及びG1競走初挑戦となるデルビーイタリアーノに出走することになった。主戦騎手だったバルジューが2番人気のファレルに騎乗するためにシルヴァノ・ムラスへ乗り替わりとなり、当時目立った実績がなかったことから18頭中13番人気という低評価だった。しかしレースでは低評価を覆す差し切り勝ちを収め、重賞及びG1競走初勝利を挙げた[注 1]。なおレース後に吉田照哉が当馬を購入したことがイタリアスポーツ紙のコッリエーレ・デッロ・スポルトによって報じられ、馬主が変更となった。鞍上がバルジューに戻って7月にはフランスへ遠征してパリ大賞へ出走したがモンマルトルに敗れて7着だった。その後9月に一般競走を制し、10月には再びフランスへ遠征して第87回凱旋門賞に出走したが、ザルカヴァに敗れて15番人気で9着という結果に終わった。さらに帰国後の11月にはマイケル・キネーンが騎乗してローマ賞へ出走しているが1番人気で11着という結果に終わり、レース後は出走登録を行っていたジャパンカップ香港ヴァーズの両方を回避して休養に入った。

古馬時代(2009年・2010年)

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休養中の1月にイギリスルカ・クマーニ厩舎へ転厩した。転厩初戦となった4月26日ガネー賞では6着という結果に終わった。その後、5月28日ブリガディアジェラードステークス (G3) に出走し、勝利を収めた。続く7月4日エクリプスステークスではシーザスターズの4着と完敗した。その後、アメリカに遠征し、8月8日アーリントンミリオンに出走したが4着に終わった。その後、オーストラリアに遠征し10月17日コーフィールドカップに出走したが見せ場がなく13着と大敗した。続く10月31日マッキノンステークスでも9着に敗れた。レース後は休養に入った。

明け5歳の緒戦は4月24日のアンブロジアーノ賞 (G3) 。1番人気に推されたが4着に敗れた。7月のジウビレオ賞(準重賞)を制し、9月のフェデリコテシオ賞 (G3) でも2着と好走した。10月2日ドラール賞 (G2) では武豊とのコンビで挑むも7着、続く10月17日ジョッキークラブ大賞では最下位の9着、11月7日のローマ賞ではまたしても最下位の16着に敗れた。このレースを最後に現役を引退、種牡馬入りした。

血統表

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チマデトリオンフ血統サドラーズウェルズ系 / Northern Dancer 3×4=18.75%、Natalma 4×5×5=12.50%、Buckpasser 5×5=6.25% (血統表の出典)

Galileo
1998 鹿毛
父の父
Sadler's Wells
1981 鹿毛
Northern Dancer Nearctic
Natalma
Fairy Bridge Bold Reason
Special
父の母
Urban Sea
1989 栗毛
Miswaki Mr. Prospector
Hopespringseternal
Allegretta Lombard
Anatevka

Sopran Londa
1995 芦毛
*デインヒル
Danehill
1986 鹿毛
Danzig Northern Dancer
Pas de Nom
Razy Ana His Majesty
Spring Adieu
母の母
Longobarda
1981 芦毛
*クリスタルパレス
Crystal Palace
Caro
Hermieres
Luisa Morales Claude
Laura Russel F-No.9-c


注釈

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  1. ^ この勝利はムラスにとっては初の、グリゼッティ厩舎にとっては6年ぶりの同競走制覇となった。

外部リンク

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