ダタンロン
このページ名「ダタンロン」は暫定的なものです。(2023年3月) |
ダタンロン(Datanglong)は中国から知られる獣脚類の属。
ダタンロン | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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種 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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名称
編集属名はホロタイプ標本が発見された大唐盆地と中国語の「龍」の組み合わせで、種小名は同じく発見地に由来し「広西省の」を意味する[1][2]。
形態
編集部分的な頭蓋後の骨格が知られ[2]、既知の標本は椎骨と骨盤から成るホロタイプ標本GMG 00001のみ[1]。 カルカロドントサウルス類との比較から全長の推定が行われ[2]、全長は8-9mとされる[1]。
分類
編集ダタンロンはカルカロドントサウルス類として記載された[1][2]。
同年、Andrea Cauは、記載論文の系統解析は基盤テタヌラ類に過度に焦点を当てていたと述べた[2]。さらに、より包括的な解析によってダタンロンを基盤的コエルロサウルス類であると結論づけ、またダタンロンとカルカロドントサウルス類の共有派生形質は全てメガラプトル類とも共有されていることを指摘した[3]。
2017 年、Adun SamathiとPhorphen Chanthasitはダタンロンをメガラプトル類に含め、腸骨の含気化が他のメガラプトル類と共通していることを報告した[4]。
脚注
編集- ^ a b c d Mo, Jinyou; Zhou, Fusheng; Li, Guangning; Huang, Zhen; Cao, Chenyun (2014). “A New Carcharodontosauria (Theropoda) from the Early Cretaceous of Guangxi, Southern China”. Acta Geologica Sinica 88 (4): 1051–1059. doi:10.1111/1755-6724.12272.
- ^ a b c d e “Datanglong”. www.prehistoric-wildlife.com. 2023年3月14日閲覧。
- ^ Cau, Andrea (29 August 2014). “Datanglong: un nuovo carcharodontosauriano?” [Datanlong: a new carcharodontosaur?] (イタリア語). Theropoda. 5 September 2014閲覧。
- ^ Samathi, Adun; Chanthasit, Phorphen (2017). “Two new basal Megaraptora (Dinosauria: Theropoda) from the Early Cretaceous of Thailand with comments on the phylogenetic position of Siamotyrannus and Datanglong”. Journal of Vertebrate Paleontology 37: 188 .