メルボルン空港 (オーストラリア)
メルボルン空港(メルボルンくうこう、Melbourne Airport)は、オーストラリア連邦・ビクトリア州メルボルンの北部郊外、都心から24km離れたタラマリン地区 (Tullamarine) に隣接する空港である。メルボルン国際空港、タラマリン空港とも通称される。IATA空港コードはMEL。
メルボルン空港 Tullamarine Airport Melbourne Airport | |||||||||||||
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IATA: MEL - ICAO: YMML | |||||||||||||
概要 | |||||||||||||
国・地域 | オーストラリア連邦 | ||||||||||||
所在地 | ビクトリア州タラマリン地区 | ||||||||||||
母都市 | メルボルン | ||||||||||||
種類 | 公共 | ||||||||||||
運営者 | Australia Pacific Airports (Melbourne) Pty Ltd | ||||||||||||
標高 | 132 m (434 ft) | ||||||||||||
座標 | 南緯37度40分24秒 東経144度50分36秒 / 南緯37.67333度 東経144.84333度座標: 南緯37度40分24秒 東経144度50分36秒 / 南緯37.67333度 東経144.84333度 | ||||||||||||
公式サイト | "公式サイト" | ||||||||||||
地図 | |||||||||||||
メルボルン空港の位置 | |||||||||||||
滑走路 | |||||||||||||
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リスト | |||||||||||||
空港の一覧 |
1970年に開港し、それまでメルボルンの主力空港だったエッセンドン空港の代替となった。敷地面積は3039ha。2本の交差する滑走路を持ち、南北方向の滑走路の長さは3,657m、東西方向の滑走路の長さは2,286mである。
国際線・国内線を問わず、メルボルンに発着する定期航空の多くが利用する。カンタス航空、ジェットスター航空のハブ空港である。ただし、ジェットスター航空は大陸部の州都線にはアバロン空港を利用する。
国際線ターミナルのほか、主にカンタス航空とジェットスター航空が利用する国内線ターミナル、主にヴァージン・オーストラリアが利用する南ターミナルの3つのターミナルがある。
利用実績
編集2018年の旅客数は3705万人でオーストラリアの空港ではシドニー空港に次いで2位だった。旅客の行き先の上位は、国内線はシドニー、ブリスベン、アデレード、国際線はシンガポール、オークランド (ニュージーランド)、香港だった。
ターミナル
編集Terminal 1(国内線)
編集航空会社 | 就航地 |
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カンタス航空 | アデレード空港(アデレード)、アリス・スプリングス空港(アリススプリングス)、エアーズロック空港(エアーズロック)、ブリスベン空港(ブリスベン)、ブルーム、ケアンズ国際空港(ケアンズ)、キャンベラ国際空港(キャンベラ)、ホバート国際空港(ホバート)、パース空港(パース)、シドニー国際空港(シドニー) |
カンタスリンク | キャンベラ国際空港(キャンベラ)、デボンポート、ローンセストン、ミルデューラ、マウントホサム(季節運航便)、ウロンゴン |
ジェットスター航空 | バリナ/バイロン、ケアンズ国際空港(ケアンズ)、ダーウィン国際空港(ダーウィン)、ゴールドコースト空港(ゴールドコースト)、ハミルトン島、ホバート国際空港(ホバート)、ローンセストン、ニューカッスル、パース空港(パース)、シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール)、サンシャインコースト、タウンズビル空港(タウンズビル) |
Terminal 2(国際線)
編集○ - ワンワールド
☆ - スターアライアンス
△ - スカイチーム
Terminal 3(国内線)
編集航空会社 | 就航地 |
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ヴァージン・オーストラリア | アデレード空港(アデレード)、ブリスベン空港(ブリスベン)、ケアンズ国際空港(ケアンズ)、キャンベラ国際空港(キャンベラ)、コフスハーバー、ダーウィン国際空港(ダーウィン)、ゴールドコースト空港(ゴールドコースト )、ホバート国際空港(ホバート)、ニューキャッスル、ロンセストン、パース空港(パース)、サンシャインコースト、シドニー国際空港(シドニー) |
ヴァージン・オーストラリア・リージョナル | カルグーリー、パース空港(パース) |
Terminal 4(国内線)
編集航空会社 | 就航地 |
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リージョナル・エクスプレス航空 | オルベリー、バーニー、キング島、メリンブラ、ミルデューラ、マウントガンビア、ワガワガ |
貨物便
編集航空会社 | 就航地 |
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トールプライオリティ | アデレード空港(アデレード)、アリス・スプリングス空港(アリススプリングス)、ブリスベン空港(ブリスベン)、ダーウィン国際空港(ダーウィン)、アーリントン、パース空港(パース)、シドニー国際空港(シドニー) |
オーストラリアン・エアー・エクスプレス | アデレード空港(アデレード)、ブリスベン空港(ブリスベン)、国際空港(ケアンズ)、キャンベラ国際空港(キャンベラ)、ホバート、ロンセストン、パース空港(パース)、シドニー国際空港(シドニー)、タウンズビル空港(タウンズビル) |
ニュージーランド航空 | オークランド国際空港(オークランド )、シカゴ・オヘア国際空港(シカゴ)、フランクフルト国際空港(フランクフルト)、上海浦東国際空港(上海市) |
アトラス航空 | シカゴ・オヘア国際空港(シカゴ)、フランクフルト・ハーン空港(フランクフルト)、ジョン・F・ケネディ国際空港(ニューヨーク) 、上海浦東国際空港(上海市)、シドニー国際空港(シドニー) |
カーゴルックス航空 | オークランド国際空港(オークランド )、香港国際空港(香港)、クアラルンプール国際空港(クアラルンプール)、ロサンゼルス国際空港(ロサンゼルス)、ルクセンブルク=フィンデル空港(ルクセンブルク)、シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール) |
キャセイパシフィック航空 | 香港国際空港(香港)、シドニー国際空港(シドニー) |
MASカーゴ | クアラルンプール国際空港(クアラルンプール) |
シンガポール航空カーゴ | アデレード空港(アデレード)、シンガポール・チャンギ国際空港(シンガポール) |
就航都市
編集国内線
編集- シドニー、ブリスベン、パース、アデレード、ケアンズ、ゴールドコースト、キャンベラ、ダーウィン、ホバート、ローセストン、アリススプリングス、マッカイ、ニューカッスル、ブルーム、サンシャインコースト、カルグーリ、ロックハンプトン、タウンズビル、デボンポート、アリススプリングス
東アジア
編集東南アジア
編集南アジア
編集中東
編集北米
編集ヨーロッパ
編集オセアニア
編集空港アクセス
編集詳細は、外部リンクの空港ホームページを参照のこと。
「スカイバス」 (Skybus) は24時間運行の定期高速バスで、サザン・クロス駅(市内中心)との間を結ぶ(タラマリン・フリーウェイを経由)。 タクシーやライド・シェアサービスも利用できる。空港から市内中心部までの所要時間はおよそ30分である[11]。
当空港への連絡鉄道は、2001年から少なくとも10年は凍結中である。 頻度は少ないが、近郊・郊外各地とを結ぶけん引荷物車付きの乗り合いバンもある。
日本への路線
編集- 東京/成田への直行便が週3便、カンタス航空と日本航空のコードシェア便(共同運航便)で就航していたが2008年9月より運休していた。2014年4月29日からはジェットスター航空による直行便が週4便(火・水・金・日)で就航開始[12][13][14]。2016年12月16日からはカンタス航空による直行便がディリー運航で再開[15]。その後ジェットスター航空による直行便は2017年2月25日をもって運休となった。2017年9月2日からは日本航空による直行便がディリー運航で就航開始[16]。
- 大阪/関西へのケアンズ経由便が2014年3月30日から週2便(木・日)で就航開始[17]。2017年10月27日をもって運休となった。
脚注
編集- ^ ジェットスター、12月からメルボルン発着3路線の増便・新規就航を発表 FlyTeam 2013年9月8日付
- ^ ジェットスター、メルボルン・シドニー〜ホーチミン線を5月に開設 ベトナムへ初乗り入れTraicy 2017年1月30日
- ^ ジェットスター、メルボルン/鄭州線に新規就航 787-8で週2便Fly Team 2017年8月24日
- ^ ヴァージン・オーストラリア、7月からメルボルン/香港線に就航 週5便Fly Team 2017年3月22日
- ^ 中国南方航空、6月に深圳/メルボルン線を開設へ 週2便で運航開始Fly Team 2017年5月29日
- ^ 海南航空、11月8日から西安/メルボルン線に就航 A330で週2便Fly Team 2016年11月11日
- ^ 厦門航空、6月30日から厦門/メルボルン線を就航 787で週2便Fly Team 2016年6月12日
- ^ 厦門航空、厦門/杭州/メルボルン線に就航 787-8で週2便Fly Team 2017年12月22日
- ^ スリランカ航空、10月にコロンボ/メルボルン線を開設へ デイリー運航Fly Team 2017年5月31日
- ^ エア・カナダ、2018年夏にバンクーバー発着のパリ、チューリッヒ線を開設Fly Team 2017年9月5日
- ^ “メルボルンの移動手段”. オーストラリア政府観光局. 2020年6月13日閲覧。
- ^ ジェットスター、2014年ゴールデンウィークに成田/メルボルン線を就航 FlyTeam 2013年12月11日付
- ^ ジェットスター、成田/メルボルン線の運航スケジュールを発表 FlyTeam 2013年12月19日付
- ^ ジェットスターグループ、東京(成田)=メルボルン線の運航開始 日経電子版 2014年4月30日付
- ^ カンタス航空、12月16日から成田/メルボルン線に直行便就航 FlyTeam 2016年9月16日
- ^ JAL、9月1日から成田/メルボルン線に就航 「SS8」を投入 FlyTeam 2017年5月30日付
- ^ ジェットスター、大阪/関西〜ケアンズ〜メルボルン線に就航! 3月30日より Traicy 2014年3月11日付
関連項目
編集- 空港 : 世界の空港
- 航空交通管制
- 航空会社
- 世界まる見え!テレビ特捜部 - 「Border Security」で取り上げられるときがある。