タヨ語(Tayo language、もしくはKaldosh, Caldoche, Patois de St-Louisとしても知られる)は、ニューカレドニア、特にヌメア近くのセントルイス、そしてパイタ(w:Païta)で話される、フランス語ベースのクレオール言語である。およそ2000名が母語にしている[3]が、第2言語としての使用者もいる。

タヨ語
話される国 ニューカレドニア
話者数 900 (2009年)[1]
言語系統
フランス語をベースとしたクレオール言語
  • タヨ語
言語コード
ISO 639-3 cks
Glottolog tayo1238[2]
テンプレートを表示

フランス語ベースのクレオール言語ではあるが、構文はビスラマ語ピジン語トク・ピシンなどの太平洋の英語ベースのクレオール言語に近い。消滅した「ビスラマ」(現在のビスラマ語とは異なる)と呼ばれていたバヌアツのフランス語ベースのクレオール言語に恐らく関係があるとされている[4]

脚注

編集
  1. ^ Tayo at Ethnologue (18th ed., 2015)
  2. ^ Hammarström, Harald; Forkel, Robert; Haspelmath, Martin et al., eds (2016). “Tayo”. Glottolog 2.7. Jena: Max Planck Institute for the Science of Human History. http://glottolog.org/resource/languoid/id/tayo1238 
  3. ^ Etnhologue report on Tayo
  4. ^ A Geolinguistic Handbook (Gunnemark & Kenrick — 1985)