タイ・プレミアリーグ2009

タイ・プレミアリーグ2009は、1996-97シーズンに創設されてから13シーズン目のタイ・プレミアリーグである。大会名はタイ・プレミアリーグタイ語: ไทย พรีเมียร์ ลีก, 英語: Thai Premier League)。

タイ・プレミアリーグ
シーズン 2009
優勝 ムアントン・ユナイテッド(1回目)
降格 シーラーチャー
チュラ・ユナイテッド
ナコーンパトム
ACL 2010出場 ムアントン・ユナイテッド
AFC 2010出場 タイ・ポート
得点王 タイ王国の旗 アーノン・サンサノイ
(18得点)
2008
2010

概要

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2009年シーズンは、昨年のタイ・ディヴィジョン1リーグの上位3チームが昇格した。ムアントン・ユナイテッドシーラーチャーは初昇格、Rajnavy Rayongは2シーズンぶりのプレミアリーグ復帰となった。

ムアントン・ユナイテッドが初優勝を果たした。ムアントン・ユナイテッドはプレミアリーグ昇格初年度にリーグ優勝を果たした初のチームとなった。ムアントン・ユナイテッドはAFCチャンピオンズリーグ2010の予選プレーオフ出場権、タイFAカップ2009優勝のタイ・ポートAFCカップ2010出場権を獲得した。シーラーチャーチュラ・ユナイテッドナコーンパトムはディヴィジョン1リーグへ降格する。

BECテロ・サーサナアーノン・サンサノイが18得点で得点王に輝いた。アーノン・サンサノイは2シーズン連続、通算2回目の得点王。年間最優秀監督にはムアントン・ユナイテッドアッタポル・プスパコムが選出された。

所属チーム(2009年シーズン)

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チーム 場所 ホームスタジアム
プロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティ アユタヤ県 アユタヤ県セントラル・スタジアム
チョンブリー チョンブリー県 プリンセス・シリントーン・スタジアム
BECテロ・サーサナ バンコク BECテロ・サーサナ・ノーンチョーク・スタジアム
オーソットサパー1 サラブリー県 サラブリー県セントラル・スタジアム
TOT カーンチャナブリー県 クリップ・ブア・スタジアム
バンコク・グラス2 パトゥムターニー県 クローン6スタジアム
サムットソンクラーム サムットソンクラーム県 サムットソンクラーム県セントラル・スタジアム
チュラ・ユナイテッド バンコク チュラーロンコーン・ユニバーシティ・スタジアム
ナコーンパトム ナコーンパトム県 Kasetsat Kamphengsaen University Stadium
バンコク・ユナイテッド3 バンコク タイ・ジャパニーズ・スタジアム
パタヤ・ユナイテッド4 チョンブリー県 ノーンプルー・ミュニシパリティ・フットボール・フィールド
TTMサムットサーコーン5 サムットサーコーン県 Institute of Physical Education Samut Sakhon Stadium
タイ・ポート6 バンコク PATスタジアム
ムアントン・ユナイテッド ノンタブリー県 サンダードーム・スポーツ・コンプレックス
シーラーチャー チョンブリー県 プリンセス・シリントーン・スタジアム
Rajnavy Rayong7 ラヨーン県 ラヨーン県セントラル・スタジアム
  • 2008年シーズンの成績順。

チーム名の変更

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1 オーソットサパー・M-150 FCは、シーズン中にオーソットサパー・M-150・サラブリーFCに変更した。
2 クルン・タイ・バンクFCは、クラブを買収され、バンコク・グラスFCに変更された。
3 バンコク・ユニバーシティFCは、バンコク・ユナイテッドFCに変更した。
4 コーク・バンプラ・チョンブリーFCは、クラブを買収され、パタヤ・ユナイテッドFCに変更された。
5 タイ・タバコ・モノポリーFCは、TTMサムットサーコーンFCに変更した。
6 ポート・オーソリティ・オブ・タイランドFCは、タイ・ポートFCに変更した。
7 ロイヤル・タイ・ネイビーFCは、Rajnavy Rayong FCに変更した。

順位表

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チーム 出場権または降格
1 ムアントン・ユナイテッド 30 19 8 3 48 20 +28 65 AFCチャンピオンズリーグ2010 予選プレーオフに出場
2 チョンブリー 30 18 8 4 50 30 +20 62
3 バンコク・グラス 30 16 8 6 45 31 +14 56
4 BECテロ・サーサナ 30 15 6 9 53 34 +19 51
5 オーソットサパー・サラブリー 30 13 8 9 36 32 +4 47
6 タイ・ポート 30 12 8 10 33 30 +3 44 AFCカップ2010 グループステージに出場[注 1]
7 TOT 30 10 12 8 33 33 0 42
8 TTMサムットサーコーン 30 8 13 9 29 32 −3 37
9 PEA 30 9 9 12 37 41 −4 36
10 サムットソンクラーム 30 9 7 14 22 31 −9 34
11 パタヤ・ユナイテッド 30 7 11 12 27 33 −6 32
12 ラジネイビー・ラヨーン 30 8 6 16 28 39 −11 30
13 バンコク・ユナイテッド 30 5 15 10 24 34 −10 30
14 シーラーチャー 30 8 6 16 28 34 −6 30 タイ・ディヴィジョン1リーグ2010へ降格
15 チュラ・ユナイテッド 30 4 14 12 29 47 −18 26
16 ナコーンパトム・ユナイテッド 30 6 7 17 32 53 −21 25
最終更新は2009年10月18日の試合終了時. 出典:
順位の決定基準: 1) 勝点; 2) 総得失点差
注釈:
  1. ^ タイ・ポートは、タイFAカップで優勝したことにより、AFCカップの出場権を獲得した。

得点ランキング

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順位 選手 チーム 得点
1   アーノン・サンサノイ(Anon Sangsanoi) BECテロ・サーサナ 18
2   モハメド・コネMohamed Koné チョンブリー 14
3   ナンタワット・タエンソパ バンコク・グラス 11
4   サミュエル・グベンガ・アジャイ(Samuel Gbenga Ajayi) バンコク・グラス 10
  ダンゴ・シアカ(Dango Siaka) ムアントン・ユナイテッド
  ピパット・トンカンヤー(Pipat Thonkanya) タイ・ポート
7   アルチット・スントーンピット(Arthit Sunthornpit) チョンブリー 9
  サラーユット・チャイカムディー(Sarayoot Chaikamdee) オーソットサパー・サラブリー
  ソンポン・ソレブ(Sompong Soleb) チュラ・ユナイテッド
  ヤヤ・アルファ・スマホロ(Yaya Alfa Soumahoro) ムアントン・ユナイテッド
  Suriya Domtaisong ムアントン・ユナイテッド,
プロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティ

ハットトリック

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選手 チーム 対戦相手 達成日
  ソンポン・ソレブ チュラ・ユナイテッド プロヴィンシャル・エレクトリシティ・オーソリティ 2009年9月12日
  アーノン・サンサノイ BECテロ・サーサナ TOT 2009年10月7日

表彰

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FAカップ

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タイFAカップ2009は、タイ・ポートが決勝でBECテロ・サーサナに1-1(PK 5-4)で勝利した。タイ・ポートはAFCカップ2010出場権を獲得した。

コー・ロイヤルカップ

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コー・ロイヤルカップ2010は、プレミアリーグ優勝のムアントン・ユナイテッドFAカップ優勝のタイ・ポートに2-0で勝利した。

タイ・ディヴィジョン1リーグ

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タイ・ディヴィジョン1リーグ2009は、ポリス・ユナイテッドが優勝した。ポリス・ユナイテッド、2位のロイヤル・タイ・アーミー、3位のシーサケートは来シーズンのプレミアリーグに昇格する。

脚注

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外部リンク

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