ソフト&ハード
『ソフト & ハード』(Soft and Hard)は、ジャン=リュック・ゴダールとアンヌ=マリー・ミエヴィルの共同監督による1986年のフランス・イギリス合作のドキュメンタリー映画である。
ソフト & ハード | |
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Soft and Hard | |
監督 |
ジャン=リュック・ゴダール アンヌ=マリー・ミエヴィル |
脚本 |
ジャン=リュック・ゴダール アンヌ=マリー・ミエヴィル |
製作 | トニー・カークホープ |
出演者 |
ジャン=リュック・ゴダール アンヌ=マリー・ミエヴィル |
撮影 | ピエール・バンジェリ |
編集 |
ジャン=リュック・ゴダール アンヌ=マリー・ミエヴィル |
製作会社 |
デプトフォード・ビーチ・プロダクションズ JLGフィルム |
配給 | チャンネル4 (放映) |
公開 | 1986年 |
上映時間 | 52分 |
製作国 |
フランス イギリス |
言語 | フランス語 |
概要
編集「ハードな話題をソフトに語る Soft Talk, Hard Subject」をテーマに、スイス・レマン湖畔のヴォー州ロールの自宅で、ゴダールとミエヴィルのふたりが、日常生活のさまざまな動作をしながら、さまざまな話題について語る。そこへハリウッドの古典映画やテレビの番組、ニュース写真が挿入され、文字が挿入されるという作品である。イギリスのテレビ局チャンネル4の依頼で製作された。
撮影のピエール・バンジェリは、『二人の子どもフランス漫遊記』(1977年 - 1978年)や『ウディ・アレン会見』(1986年)などゴダールのビデオ作品に欠かせない人物。コリン・マッケイブは、のちに『ゴダール伝』(訳堀潤之、みすず書房、2007年6月9日、ISBN 4622072599)を著すイギリスの英文学者・批評家。また、プロデューサーのトニー・カークホープは、製作会社「デプトフォード・ビーチ・プロダクションズ」社を率い、1990年からはキューバ出身の映画作家の妻エヴァ・ター・カークホープとともに「ラテン・アメリカ映画祭」をロンドンで主催していたが、1997年に死去、映画祭は妻がその遺志を引き継いだ。
作品データ
編集カラー作品(ビデオ) / 上映時間 52分 / 上映サイズ1:1.37(スタンダード・サイズ)
スタッフ・キャスト
編集- 監督 ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエヴィル
- 脚本 ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエヴィル
- 出演 ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエヴィル
- 撮影 ピエール・バンジェリ
- 編集 ジャン=リュック・ゴダール、アンヌ=マリー・ミエヴィル
- 協力[1] コリン・マッケイブ
- 製作 トニー・カークホープ
- 製作会社 デプトフォード・ビーチ・プロダクションズ(ロンドン)、JLGフィルム(パリ)
註
編集- ^ 作品の末尾のカットタイトルには「協力」ではなく、「友人 Friend」とクレジットされているが、意味をとってここでは「協力」とした。