ソケット: Light socket)とは、電球あるいは類似形状の照明用電気器具を電気回路に接続するための接点を構成する電気部品のうち、雌型のものを指す。雄型のものはプラグ: plug)という。日本工業規格(JIS)ではねじ込みランプソケットと、国際電気標準会議(IEC)規格ではEdison screw lampholdersと呼ばれる[1]

分類

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Eはネジ式の口金(エジソンベース、: Edison screw)を指す。数字は金属接点の直径(mm)を表す。耐震性を要求される場所ではS、即ちスワンベース(引っ掛け式、: Bayonet connector)を用いる。英国では普通の電球にもスワンベースの電球を用いる場合がある。

以下にIEC 60238およびJIS C 8280が規定するソケットを列挙する[1]。黒丸(●)はその規格で規定されていることを、ハイフン(-)は規定がないことを示す。日本で特に一般的なものはE26、E17、E11、E12などである[2]

ソケット 口金(山/谷/ピッチ) IEC JIS 主な用途
E5 5 mm 動作電圧が25 V以下の屋内用の直列接続電球(クリスマスライトなど)
E10 10 mm 動作電圧が60 V以下の屋内用の直列接続電球
EZ10 10 mm -
E11 11 mm - ハロゲン電球など
E12 12 mm - 常夜灯(ベビー電球)など
E14 14 mm 欧州で一般的
EZ14 14 mm -
E17 17 mm - 小型電球、ミニクリプトン電球
E26 山 26.05-26.41 mm

谷 24.72mm(max)

ピッチ 3.629mm

- 一般白熱電球、ボール電球、ビームランプなど
E27 山 26.05-26.45 mm

谷 24.26mm(max)

ピッチ 3.629mm

- 口金径はE26と同等であるが、口金長さが少し長い。

そもそも200V系で使うためのものであり、E26ソケットでE27電球を使う場合、

単相3線式で使う場合は接地側が露出することになるが、

三相電源で使う場合は、口金が露出することで感電の危険性が有るため絶縁処理が必要になる。

E39 39 mm - 200W以上の大型の電球用
E40 39 mm -

出典

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  1. ^ a b JIS C 8280「ねじ込みランプソケット」1999年制定、2014年改正
  2. ^ 東芝LED電球お取り替えいただくにあたって 知っておいていただきたいこと」東芝ライテック、2016年10月28日閲覧

関連項目

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外部リンク

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  • JIS検索 - 「JIS規格番号からJISを検索」に「C8280」を入力すると「日本工業規格 ねじ込みランプソケット」を閲覧可能