ソウル・ステーション/パンデミック
『ソウル・ステーション/パンデミック』(原題:서울역、英題:Seoul Station)は、大韓民国のゾンビアニメ映画。脚本・監督はヨン・サンホ[3]。
ソウル・ステーション/パンデミック | |
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서울역 | |
監督 | ヨン・サンホ[1] |
脚本 | ヨン・サンホ |
製作 | 李東河 |
出演者 |
リュ・スンリョン シム・ウンギョン イ・ジュン |
配給 | ブロードウェイ |
公開 |
2016年8月18日 2017年9月30日 |
上映時間 | 92分 |
製作国 | 韓国 |
言語 | 朝鮮語 |
製作費 | 575,000米ドル[2] |
2016年度のエディンバラ国際映画祭で上映された[4]。
同時期に劇場公開されたヨン監督の実写映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』の前日譚に相当し[5][6]、同作に登場する最初の感染者を演じているシム・ウンギョンが、本作ではヒロインのヘスンの声を演じている[7]。
概要
編集監督のヨン・サンホは、ソウル駅という韓国の経済発展の象徴と、その波に乗れなかった人たち(ホームレス)を主軸として、本作を作り始めた。元々は短編となるはずであったが、長編アニメーションとして制作された。
本作の製作中にネクスト・エンターテインメント・ワールドから実写としてリメイクしてみないかという具体的な話を受け、どうせやるのならば別の話を作ろうということで『新感染』が製作されることとなった[8][信頼性要検証]。ただし、最終的な完成・公開は『新感染』が先行している。
あらすじ
編集この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
夕刻のソウル駅前を、首から血を流した老人が歩いていた。周囲の人々は助けようかと思うが、それがホームレスだと分かるとすぐさま軽蔑する始末であった。老人の弟は助けを求めて警察や病院を巡るが、公的機関すらまともに取り扱おうとはしなかった。そして、弟の努力の甲斐も虚しく、ソウル駅の地下通路にて老人は絶命してしまう。
ソウルのとある場所。元風俗嬢のヘソンは、彼氏のキウンに勝手に売春サイトに顔写真をアップロードされたことを知って激昂し、その怒りを鎮めるために一人で遊歩していた。一方、キウンのもとにヘソンの父を名乗る中年男性から電話があり、娘と早く再会させろと迫られる。ヘソンが歩いていると、近くで悲鳴が上がる。先ほど絶命した老人は、ゾンビとなって人々を襲っていた。やがて、ソウル中に感染が広がっていき、警察も大韓民国軍も機能を失っていく。
キャスト
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “Seoul Station Director YEON Sang-ho”. koreanfilm.or.kr. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “Seoul Station Director YEON Sang-ho”. koreanfilm.or.kr. 2019年11月22日閲覧。
- ^ Tsui, Clarence (August 1, 2016). “'Seoul Station' ('Seoul-yeok'): Film Review”. The Hollywood Reporter. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “Seoul Station”. edfilmfest.org.uk. February 22, 2017閲覧。
- ^ “Animation prequel of 'Train to Busan' to hit theaters in August!”. allkpop.com. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “Cannes Hidden Gem: South Korean Animator Makes Apocalyptic Live-Action Debut With 'Train to Busan'”. hollywoodreporter.com. 2019年11月22日閲覧。
- ^ “ソウル・ステーション パンデミック 特集: シビれた?泣いた?ハマッた?超話題作「新感染」を見た人は全員集合!あの感染はなぜ起こった?ソウルに何があった?本作を見て、初めて“すべて”が完成する!”. 映画.com (エイガ・ドット・コム). (2017年9月30日) 2021年1月17日閲覧。
- ^ “映画『新感染 ファイナル・エクスプレス』ヨン・サンホ監督インタビュー”. Cinema Art Online. (2017年8月23日) 2021年1月27日閲覧。
- ^ a b c d e “韓国社会の裏側まで見えるゾンビ映画「ソウル・ステーション パンデミック」公開記念!キウン役の前野智昭&イサン役の多田野曜平インタビュー!!”. アキバ総研 (カカクコム). (2017年9月26日) 2024年5月17日閲覧。