セントレア大橋
セントレア大橋(セントレアおおはし)[5]は、愛知県常滑市にある中部国際空港(空港島)と空港対岸部の中部臨空都市(前島)を結ぶ橋長1,414mの道路橋(海上橋)。空港島への陸上アクセスをこの道路橋と隣接する鉄道橋の中部国際空港連絡鉄道橋と共に担う。
セントレア大橋 | |
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基本情報 | |
国 | 日本 |
所在地 | 愛知県常滑市 |
交差物件 | 伊勢湾 |
建設 | 2000年 - 2005年[1] |
座標 | 北緯34度52分29秒 東経136度49分15秒 / 北緯34.87472度 東経136.82083度 |
構造諸元 | |
形式 | 5径間連続鋼床版箱桁[2] |
材料 | 鋼 |
全長 | 1,414m[3] |
高さ | 17m(航路高)[4] |
最大支間長 | 109m |
関連項目 | |
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式 |
概要
編集上部工は、標準支間長を100mとする連続鋼床版箱桁橋を採用。中部国際空港建設のための仮設用道路(2車線)としての早期供用を行うため、架設期間が短縮可能な上下線分離構造(並列橋)が選択されている。上部工の架設は、1径間毎のFC船による大ブロック一括架設工法を採用。下部工は、RC張出し式橋脚を採用。本橋の架橋地点の地盤は、前島側が「種であり、空港島側が」種地盤である。セントレア大橋は、中部国際空港を擁する空港島との交通機能だけでなく、電力・通信・上下水道・ガスなどのライフライン供給という機能も有する[4]。
通行料金・運賃
編集自動車専用道路
編集橋梁の前後区間を含むりんくうIC - セントレア東IC間の自動車専用道路名は、中部国際空港連絡道路(ちゅうぶこくさいくうこうれんらくどうろ)である。全区間が愛知道路コンセッションの管理区間[6]。愛知県道522号中部国際空港線の一部でもある。
通行料金
編集下表は基本料金(中部国際空港連絡道路:りんくうIC - セントレア東IC間)である。
2016年(平成28年)10月1日より、道路管理者の変更に伴い通行料金が値下げされた[7]。
車種 | 軽自動車等 | 普通車 | 中型車 | 大型車 | 特大車 |
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料金 | 150円 | 180円 | 210円 | 310円 | 490円 |
脚注
編集- ^ “新時代規格の国際空港のアクセスを支える~中部国際空港「道路連絡橋」~”. 鋼管杭・鋼矢板技術協会. 2016年9月5日閲覧。
- ^ “特殊橋梁2|橋梁設計|橋梁・トンネル|交流|業務案内|中日本建設コンサルタント株式会社”. 中日本建設コンサルタント. 2016年9月7日閲覧。
- ^ “中部国際空港道路連絡橋の制振対策と鉛直用制振装置の適用”. IHI. 2016年9月5日閲覧。
- ^ a b “【特集】開港せまる中部国際空港「道路連絡橋の概要」”. 建設コンサルタンツ協会中部支部. 2016年9月7日閲覧。
- ^ “市政概要(平成25年度版)”. 常滑市. 2016年9月5日閲覧。
- ^ 『愛知県有料道路運営等事業 公共施設等運営権実施契約の主な内容』(プレスリリース)愛知県道路公社、2016年8月31日 。2016年10月1日閲覧。
- ^ 『改定料金比較表【H28.10】』(プレスリリース)愛知県道路公社、2016年9月16日 。2016年9月18日閲覧。
関連項目
編集- 中部国際空港連絡鉄道橋 - 並行する鉄道橋
- 中部国際空港連絡道路
- 愛知県道522号中部国際空港線
- 中部国際空港
- 箕島大橋、新北九州空港連絡橋、神戸スカイブリッジ、関西国際空港連絡橋 - 同じく海上空港と本土を結ぶ連絡橋。