スプリングフィールドM1840
スプリングフィールドM1840(英:Model 1840 Flintlock Musket)はスプリングフィールド兵器廠で製造されたフリントロック式マスケット銃。
スプリングフィールドM1840 | |
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種類 | マスケット銃 |
製造国 | アメリカ合衆国 |
設計・製造 |
スプリングフィールド兵器廠 2つの契約企業 |
年代 | 19世紀中ごろ |
仕様 | |
口径 | .69口径(17.526mm) |
装弾数 | 1発 |
作動方式 | フリントロック式 |
全長 | 1473mm |
重量 | 4.5kg |
発射速度 | 2、3発/分 |
最大射程 | 100~200ヤード |
有効射程 | 50~75ヤード |
歴史 | |
設計年 | 1840年 |
製造期間 | 1840年~1846年 |
配備期間 | 1840年~1865年 |
配備先 | アメリカ合衆国軍 |
関連戦争・紛争 | 米墨戦争、南北戦争 |
製造数 | 30000丁 |
概要
編集M1840は、スプリングフィールドM1835マスケットの改良版であり、従ってM1835と大きく異なるところはない。M1840は留め金付きのより長い銃剣と、銃床にcomb(頬当て)を採用した。M1840の設計者は、マスケットにライフリングが施されることを予想しており、それに対応できるようにM1835より重い銃身を使用した。他の変更もあり、M1840はM1835より若干重くなった[1]。
M1840は、スプリングフィールドで製造された最後のフリントロック式マスケット銃であった。また、多くが実戦で使用される前にパーカッションロック式(雷管式)に改造された。滑腔銃として製造されたが、設計者が予想したように、ほとんどが後にライフル式に改造された。
参考資料
編集- ^ "Guns on the Early Frontiers" by Carl P. Russell, Published by U of Nebraska Press, 1980