ジョー・ムーア
ジョー・ムーア(Joe Moore, 1894年11月22日 - 1926年8月22日)は、アイルランド出身のアメリカ合衆国の俳優である[1]。本名・旧芸名ジョゼフ・ムーア(Joseph Moore)[1]。
ジョー・ムーア Joe Moore | |
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本名 | ジョゼフ・ムーア Joseph Moore |
生年月日 | 1894年11月22日 |
没年月日 | 1926年8月22日(31歳没) |
出生地 | アイルランド ミーズ県 |
死没地 | アメリカ合衆国 カリフォルニア州サンタモニカ |
職業 | 俳優 |
ジャンル | サイレント映画 |
配偶者 | グレイス・キュナード 離婚 |
著名な家族 |
トム・ムーア 長兄 オーウェン・ムーア 次兄 マット・ムーア 三兄 メアリー・ムーア 姉 |
人物・来歴
編集1894年(明治27年)11月22日、アイルランドのミーズ県に生まれる。長兄トム・ムーア、次兄オーウェン・ムーア、三兄マット・ムーア、姉メアリー・ムーアとともにアメリカ合衆国に移住し、みな俳優となる[1]。
1911年(明治44年)7月25日に公開された、同じアイルランド出身の映画製作者パット・パワーズプロデュース、のちの映画監督フレッド・ウォルトン主演の短篇コメディ Oh, Baby! に満16歳で出演したのが、もっとも古い出演記録である[1][2]。1912年(明治45年)、カール・レムリのインディペンデント・ムーヴィング・ピクチャーズに入社、老優ジョージ・オバーと共演した短篇映画 The Staff of Age に主演する[1]。1916年(大正5年)、ヘンリー・レーアマンのL-KO・カンパニーに移籍、ジョン・G・ブライストーン監督、アリス・ハウエル主演の短篇映画に相手役として共演し、それらはユニヴァーサル・フィルム・マニュファクチュアリング・カンパニー(現在のユニバーサル・ピクチャーズ)が配給、公開された[1]。同年、フランシス・フォードとグレイス・キュナードとが共同監督、主演した『紫の覆面』に出演する[1]が、1910年代のそれ以降の出演作は見当たらない[1]。
時期は不明であるがグレイス・キュナードと結婚、1925年(大正14年)にキュナードがジャック・シャノンと再婚するまでの時期に離婚している[3]。1920年(大正9年)には、小プロダクションで主演級の映画出演を再開している[1]。
おもなフィルモグラフィ
編集すべて出演作、1910年代は「ジョゼフ・ムーア」名義である[1]。
1910年代
編集- Oh, Baby! : 監督不明、主演フレッド・ウォルトン、1911年
- The Staff of Age : 監督不明、1912年 - 主演・役 The Grandson
- Let No Man Put Asunder : 監督不明、主演キング・バゴット、1912年 - 出演・役 Their Son
- Clownland : 監督オーティス・ターナー、1912年 - 主演・役 Teddy
- A Case of Dynamite : 監督ハーバート・ブレノン、1912年
- In Old Tennessee : 監督オーティス・ターナー、主演キング・バゴット、1912年 - 出演・役 Joe, the Crippled Brother
- The Cruel Stepmother : 監督不明、主演ヴィヴィアン・プレスコット、1912年 - 「マスター・ジョゼフ・ムーア」名義
- Officer One Seven Four : 監督ジョージ・ローン・タッカー、主演キング・バゴット、1912年
- Hearts of Oak : 監督レイ・バートレット・フィジオック、主演デル・デ・ルイス、1914年 - 出演・役 Little Ned
- Three Weeks : 監督ペリー・N・ヴェクロフ、主演マドレイン・トラヴァース、1914年 - プロローグ出演・役不明
- For High Stakes : 監督ハリー・O・ホイト、主演トム・ムーア、1915年 - 出演・役 American Joe - a Crook
- Saving Susie from the Sea : 監督不明、1916年 - 主演
- Pirates of the Air : 監督ジョン・G・ブライストーン、主演アリス・ハウエル、1916年
- Unhand Me, Villain! : 監督ジョン・G・ブライストーン、主演アリス・ハウエル、1916年
- Alice in Society : 監督ジョン・G・ブライストーン、主演アリス・ハウエル、1916年
- 『紫の覆面』 The Purple Mask : 監督・主演グレイス・キュナード / フランシス・フォード、1916年 - 出演・役 Jack Elliot
1920年代
編集- 『粗忽者の帰宅』 Welcome Home : 監督マルコム・セント・ クレア、主演オーティス・ハーラン、1920年 - 出演・役 Papa's choice
- The White Rider : 監督ウィリアム・ジェームズ・クラフト、共演アイリーン・セジウィック、1920年 - 主演・役 Chauncey Day
- 『愛の決戦』 Love's Battle : 監督ウィリアム・ジェームズ・クラフト、共演アイリーン・セジウィック、1920年 - 主演・役 Smiling Joe Wiley
- Officer Cupid : 監督フランク・パウエル、共演ハリエット・ハモンド、1921年 - 主演
- 『謎の支那街』 Arrest Norma MacGregor : 監督不明、共演アイリーン・セジウィック、1921年 - 主演
- 『偽の刻印』 False Brands : 監督ウィリアム・ジェームズ・クラフト、共演アイリーン・セジウィック、1922年 - 主演・役 Joe Sullivan
- 『狼の群』 Wolf Pack : 監督ウィリアム・ジェームズ・クラフト、共演アイリーン・セジウィック、1922年 - 主演・役 Joe Hammond
- Up in the Air About Mary : 監督ウィリアム・ワトソン、主演ルイズ・ロレイン、1922年 - 出演・役 Joe
- Sweet and Pretty : 監督ジェームズ・D・デイヴィス、1923年
- The Flower Girl : 監督ハーマン・C・レイメイカー、主演ベイビー・ペギー、1924年
- 『兵営に咲く花』 Wages of Virtue : 監督アラン・ドワン、主演グロリア・スワンソン、1924年 - 出演・役 Le Bro-way
- Hay Fever Time : 監督シャーウッド・マクドナルド、主演グローリア・ジョーイ、1925年
- Goat Getter : 監督アルバート・S・ロージェル、主演ビリー・サリバン、1925年 - 出演・役 Slug Geever
- Be Careful, Dearie! : 監督ザイオン・マイヤーズ、1926年 - 主演
- The Golden Web : 監督ウォルター・ラング、主演リリアン・リッチ、1926年 - 出演・役 Office Boy