ジョナサン・ケープ
ジョナサン・ケープ(Jonathan Cape Ltd)は、イギリスの出版社。
1909年にハーバート・ジョナサン・ケープ(Herbert Jonathan Cape、1879年 - 1960年)がロンドンで創業したページ・アンド・カンパニー(Page & Co)を前身とする。1921年にジョナサン・ケープへ社名を変更し、主に小説や絵本を中心に出版している。代表的な出版物にはイアン・フレミングの『007』シリーズやヒュー・ロフティングの『ドリトル先生』シリーズ[1]、アーサー・ランサムの『ツバメ号とアマゾン号』シリーズなどが存在する。
1987年にボドリー・ヘッド、ビラーゴ・プレスの2社と共にランダムハウスが買収し[2]、現在はイギリスにおけるランダムハウス・グループの1社となっている。
脚注
編集- ^ 1 - 9巻と番外編はアメリカ合衆国のF・A・ストークス社、10 - 12巻はJ・B・リッピンコット社(現リッピンコット・ウィリアムズ・アンド・ウィルキンス社)から1〜2年遅れての刊行。
- ^ このうち、ビラーゴ・プレスは2006年にランダムハウス傘下を離脱しアシェット・グループ傘下となっている。
関連項目
編集- トム・マシュラー - ジョナサン・ケープに在籍した編集者。