ジャバーウォッキー (映画)
『ジャバーウォッキー』(Jabberwocky)は、1977年のイギリスのコミカルなファンタジー映画である。監督はモンティ・パイソンのテリー・ギリアム。
ジャバーウォッキー | |
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Jabberwocky | |
監督 | テリー・ギリアム |
脚本 |
チャールズ・アルバーソン テリー・ベッドフォード |
製作 | サンディ・リバーソン |
製作総指揮 | ジョン・ゴールドストーン |
出演者 | マイケル・ペイリン |
音楽 | デュー・ウルフ |
撮影 | テリー・ベッドフォード |
編集 | マイケル・ブラッドセル |
配給 | テレキャスジャパン |
公開 |
1977年3月28日 1980年8月6日 |
上映時間 | 104分 |
製作国 | イギリス |
言語 | 英語 |
製作費 | $500,000 |
ギリアムは、この映画で初めて単独で監督を務めた。ギリアムらしい視覚スタイルとダーク・ユーモアが確立された作品といえる。
本作品のタイトルはルイス・キャロルのナンセンス詩『ジャバウォックの詩』から採られており、冒頭では元詩第1節の朗読が行われている。
あらすじ
編集時は中世。王国に出現した怪物ジャバーウォッキーに悩まされていたブルーノ王は、怪物を退治する者を選抜すべく騎士のトーナメント大会を開催する。職を求めて王国にやってきた樽職人の息子デニスもトーナメントに参加することになる。
キャスト
編集トリビア
編集- 小道具や衣装の多くは『モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル』のものが使い廻されている。
- ジャバーウォッキーの着ぐるみの中の人は、前後が逆の向きで入っている。
- デニスとチャンピオンが黒騎士に待ち伏せされる場面には、本物の馬の解体肉が使われているため、チャンピオンの馬は怯えているように見受けられる。
- 黒騎士が落馬するシーンでは背景に台車が見えている。