ジャズ忠臣蔵
『ジャズ忠臣蔵』(ジャズちゅうしんぐら)は、1937年(昭和12年)製作・公開、伊賀山正徳監督による日本の長篇劇映画、ミュージカル映画である。
ジャズ忠臣蔵 | |
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監督 | 伊賀山正徳 |
脚本 |
小国英雄 山崎謙太 |
原作 | サトウ・ハチロー |
出演者 |
杉狂児 美ち奴 |
音楽 | 古賀政男 |
主題歌 |
『道行シャンソン』 『嬉しい仲』 |
撮影 | 渡辺五郎 |
製作会社 | 日活多摩川撮影所 |
配給 | 日活 |
公開 | 1937年4月15日 |
上映時間 | 77分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
略歴・概要
編集現代劇のスタジオ・日活多摩川撮影所(現在の角川大映撮影所)が製作した日本の初期のミュージカル映画である。大正末期の浅草オペラの時代に「ペラゴロ」のひとりであったサトウ・ハチローが書いた原作を『浴槽の花嫁』(1936年)同様に小国英雄と山崎謙太が共同で脚色した。
主題歌は杉狂児が美ち奴がデュエットした『道行シャンソン』、楠木繁夫と美ち奴がデュエットした『嬉しい仲』の2曲で、カップリングされてテイチク(現在のテイチクエンタテイメント)からシングル盤が発売された。
本作の上映用プリントは、現在、東京国立近代美術館フィルムセンターには所蔵されてはいない[1]。
スタッフ
編集作品データ
編集キャスト
編集脚注
編集- ^ 所蔵映画フィルム検索システム、東京国立近代美術館フィルムセンター、2010年2月1日閲覧。
- ^ Film Calculator換算結果、コダック、2010年2月1日閲覧。