シュリラーム・ラガヴァン
シュリラーム・ラガヴァン(Sriram Raghavan、1963年6月22日[1] - )は、インドの映画監督、脚本家[1]。2004年に『Ek Hasina Thi』で監督デビューし、2007年に『Johnny Gaddaar』[2]、2018年に監督した『盲目のメロディ〜インド式殺人狂騒曲〜』ではフィルムフェア賞 審査員選出作品賞を受賞している[3]。カウティク国際学生映画祭の諮問委員を務めている[4]。
シュリラーム・ラガヴァン Sriram Raghavan | |
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生年月日 | 1963年6月22日(61歳) |
出生地 | インド マハーラーシュトラ州ムンバイ |
職業 | 映画監督、脚本家 |
生い立ち
編集ムンバイのタミル人家庭の出身で、父親は植物学者だった。シュリラームはプネーの聖ヴィンセント高校を卒業後、ファーガソン大学に進学して経済学を専攻した。大学卒業後、シュリラームはスターダスト誌でジャーナリストとして働き、トレード・ガイド誌で1年間働いた後にムクル・S・アーナンドのアシスタントとして映画業界に進んだ[5]。映画製作に興味を抱いたシュリラームはインド映画テレビ研究所に進学して映像技術を学んだ[6]。同期生にはラージクマール・ヒラーニがいる[1]。
キャリア
編集1987年にインド映画テレビ研究所を卒業したシュリラームは1990年にムンバイに帰郷し、1991年にラグビール・ヤーダヴと共に短編ドキュメンタリー映画『Raman Raghav』を製作した[5]。その後は『CID』『Aahat』の脚本を執筆し、『First Kill』の脚本を執筆した際にアヌラーグ・カシャップを介してラーム・ゴーパール・ヴァルマと知り合った。ラームはアヌラーグから渡された『Raman Raghav』を鑑賞してシュリラームの能力を評価し[5]、自身がプロデュースする『Ek Hasina Thi』の監督にシュリラームを起用した。2007年にニール・ニティン・ムケーシュを主役に起用した『Johnny Gaddaar』を監督した。同作は興行的には失敗したものの、批評家からは高い評価を得た。
2012年に『エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ』を監督し、サイーフ・アリー・カーン、カリーナ・カプールが出演した。2015年に『復讐の町』を監督し、ヴァルン・ダワン、ナワーズッディーン・シッディーキー、フマー・クレイシー、ヤミー・ガウタム、ディヴィヤ・ダッタが出演した。2018年に『盲目のメロディ〜インド式殺人狂騒曲〜』を監督し、アーユシュマーン・クラーナー、タッブー、ラーディカー・アープテーが出演している[7]。
フィルモグラフィー
編集- Ek Hasina Thi(2004年) - 監督、脚本
- Johnny Gaddaar(2007年) - 監督、脚本
- エージェント・ヴィノッド 最強のスパイ(2012年) - 監督、脚本
- 復讐の町(2015年) - 監督、脚本
- 盲目のメロディ〜インド式殺人狂騒曲〜(2018年) - 監督、脚本
出典
編集- ^ a b c “Profile: Kiss Kiss, Bang Bang, But Slowly”. Tehelka Magazine, Vol 5, Issue 22 (7 June 2008). 2008年11月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年7月31日閲覧。
- ^ “Thanking the Stars”. Indian Express. (26 May 2008). オリジナルの22 January 2013時点におけるアーカイブ。 2019年7月31日閲覧。
- ^ Sen, Raja (20 February 2015). “Review: Badlapur is a dark, unflinching, fantastic film”. Rediff 22 July 2018閲覧。
- ^ “Festival People – Kautik International Student Film Festival”. 2019年7月31日閲覧。
- ^ a b c “Sriram Raghavan on his new film Andhadhun, his love for older films, and overcoming a stammer”. Scroll.in. 2019年7月31日閲覧。
- ^ “'Urmila is not emotionally disturbed'”. Rediff. 2019年7月31日閲覧。
- ^ “Andhadhun box office collection Day 1: Ayushmann Khurrana film riding on positive reviews”. The Indian Express. (6 October 2018) 6 October 2018閲覧。