井上宗孝とシャープ・ファイブ
井上宗孝とシャープ・ファイブ(いのうえむねたかとシャープファイブ[1]、英語: Munetaka Inoue and His Sharp Five[2])は、日本のバンドである[1][3][4][5][6]。シャープ・ホークスのバックバンドであったシャープ・ホークスとそのグループを前身とし、インストルメンタル演奏のバンドとしてはザ・シャープ・ファイブともクレジットされた[3][4][5][6]。初期には井上宗孝とシャープ・ファイヴとも[2][6]。
井上宗孝とシャープ・ファイブ | |
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別名 |
シャープ・ホークスとそのグループ (1963年 - 1965年) ザ・シャープ・ファイブ (1965年 - 1980年) |
ジャンル | 歌謡曲、グループ・サウンズ、和製ロック、インストルメンタル |
職業 | バンド |
活動期間 | 1963年 - 1980年 |
レーベル |
キングレコード (1963年 - 1967年) 日本コロムビア (1967年 - 1970年) キャニオンレコード (1970年 - 1980年) |
事務所 |
第一プロダクション シャープ・ファイブ事務所 |
共同作業者 | シャープ・ホークス |
公式サイト | inouemunetaka.jp |
メンバー |
井上宗孝 三根信宏 古屋紀 伊藤昌明 山内英美 小林正和 |
旧メンバー |
秋山功 前田旭 西島純 陣野重正 天野浩二 保山道夫 |
メンバー
編集- 井上宗孝(1963年 - 1980年) - ドラム(1965年結成メンバー・1994年再結成メンバー)
- 古屋紀(1963年 - 1974年) - ピアノ・オルガン(1965年結成メンバー・1994年再結成メンバー)
- 三根信宏(1964年 - 1974年) - リードギター(1965年結成メンバー・1994年再結成メンバー)
- 山内英美(1967年 - 1977年[7]) - リズムギター(1994年再結成メンバー)
- 西島純(1969年 - 1980年) - ベース
- 陣野重正(1972年 - 1980年) - ヴォーカル
- 天野浩二(1974年 - 1980年) - リードギター
- 小林正和(1974年 - 1980年) - ドラム(1994年再結成メンバー)
- 秋山功(1963年 - 1967年) - ベース(1965年結成メンバー)
- 前田旭(1965年 - 1967年) - リズムギター(1965年結成メンバー)
- 伊藤昌明(1967年 - 1969年) - ベース(1994年再結成メンバー)
- 保山道夫 - サイドギター(1994年再結成メンバー)
- 竹原浩史 - ベース
- 村田修 - キーボード
略歴
編集- 1961年 - ウエスタン・キャラバン解散[3][4][5][8]
- 1963年 - 井上宗孝ら、シャープ・ホークスの二代目バックバンドとしてシャープ・ホークスとそのグループ結成[3][4][5]
- 1965年 - 井上宗孝とシャープ・ファイブと改称して独立[3][4][5]
- 1967年12月 - キングレコードから日本コロムビアに移籍、シャープ・ホークスとの活動を終了[3][4][6]
- 1968年11月 - アルバム『春の海』がオリコンチャート1位を獲得する[5]
- 1974年 - 三根信宏、古屋紀が脱退[3][5]
- 1980年 - 解散[3][5]
- 1994年 - 再結成[3][5]
- 2007年 - 再再結成、アルバム新録[1][3][5]
- 2008年1月 - 井上宗孝が活動終了を宣言[3]
- 2019年、井上宗孝 死去
概要
編集活動期
編集1961年(昭和36年)、スティールギター奏者の相沢芳郎(のちの相澤秀禎)がマネジメントに専念するため、相沢が率いたロカビリーバンドのウエスタン・キャラバンを解散したが[8]、のちにシャープ・ファイブの結成メンバーになる井上宗孝(1938年 - )、秋山功(1939年 - )、古屋紀(1940年 - )らは、同バンドに所属していた[3][4][5]。1963年(昭和38年)3月、シャープ・ホークスが結成され、当初は岡田朝光とザ・キャラバンがバックを務めたが、音楽性の違いから、同グループをマネジメントする第一プロダクション代表の岸部清の考えで、井上宗孝らウエスタン・キャラバン出身者を新たに迎え、シャープ・ホークスとそのグループとした[3][4][5]。シャープ・ホークスは、東京・池袋の音楽喫茶ドラムを中心にライヴ活動を展開し、その演奏は「そのグループ」が行なった[3][4][5]。1964年(昭和39年)ブルー・ファイヤーを脱退した三根信宏(1945年 - )がリードギターとして迎えられた[3][4][5][6]。三根の父はディック・ミネ(1908年 - 1991年)であり、長男はロカビリー歌手の三根敬男、信宏はその三男である[9]。
1965年(昭和40年)には、井上宗孝とシャープ・ファイブと改称して独立[3][4][5]、シャープ・ホークスのバッキングを続ける傍ら、同年6月23日に放送開始したテレビ番組『勝ち抜きエレキ合戦』にレギュラー出演、テーマ曲演奏・模範演奏を行う[3][4][5][6]。同年9月1日に発売された千代川八千代(現在の千田かおり)のシングル『流れの果てに』、同年12月10日に発売された紀本ヨシオ『だから泣かないで』でバッキング、『だから泣かないで』ではベース奏者の秋山が編曲者としてクレジットされた[10]。同年9月には、キングレコードが発売した『グランド・ヒット・パレード 第3集』では、A面はジャッキー吉川とブルーコメッツ、B面は井上宗孝とシャープ・ファイブが分担して演奏している。同年11月20日には、同社から、同バンドのファーストアルバム『フォー・ナイス・ガイ!』が発売された。シャープ・ホークスがレコードデビューしたのは、翌1966年(昭和41年)9月1日に発売されたシングル『ついておいで』であり、キーボード奏者の古屋が編曲者としてクレジット、同シングルのアーティスト名も「シャープ・ホークス 井上宗孝とシャープ・ファイヴ」とクレジットされた[11]。同月には、同バンドが単独でインストルメンタルのシングル『ゴールデン・ギター』が発売され、シングルデビューも果たす。同盤の表題曲はリードギター奏者の三根のオリジナル作品であり、B面の『渚の乙女』はピョートル・チャイコフスキーの楽曲を古屋が編曲したものである[12]。同年には、同バンドはギターをフェンダーから日本製のグヤトーンに切り替え、グヤトーンミュージックセンターが主催する「グヤトーン・シャープファイブショー」が全国展開され、そのステージに精力的に出演した。当時のメンバーは、前田旭、秋山功、三根信宏、古屋紀、井上宗孝である。
1967年(昭和42年)6月には、同月に発行された『週刊明星』はグループ・サウンズ(GS)特集の様相を呈しており、同誌上で行われた座談会「バンド・リーダー座談会 若いハートが燃えている!」に、ジャッキー吉川(1938年 - 、ジャッキー吉川とブルー・コメッツ)、田辺昭知(1938年 - 、田辺昭知とザ・スパイダース)、岸部修三(現在の岸部一徳、1947年 - 、ザ・タイガース)、加瀬邦彦(1941年 - 2015年、加瀬邦彦とザ・ワイルドワンズ)、水谷淳(現在の水谷公生、1947年 - 、アウト・キャスト)等、名だたるメンバーとともに井上宗孝が参加した[13]。同年、三根が開発に関わったエレクトリック・ギター(エレキギター)「グヤトーン・シャープファイブ・モデル」(GUYATONE LG-350T)が発売された[6]。同年12月には、日本コロムビアに移籍、それとともにシャープ・ホークスとの活動を終了する[3][4]。日本コロムビアでの初仕事は、同月に「前田美波里 井上宗孝とシャープ・ファイヴ」名義で発表されたシングル『ふたりの浜辺』である。一方キングレコードでは、年明け1968年(昭和43年)1月20日に発売されたシングル『オーケイ!』が「シャープ・ホークス 井上宗孝とシャープ・ファイヴ」名義の最後の仕事になった。同作は、ハワード=ブレイクリーの楽曲を古屋が編曲、同バンドが演奏、シャープ・ホークスが歌ったものである[14]。
1968年4月に発行された『週刊明星』の巻頭では、「GS珍ルックまかり通る」として、寺内タケシとバニーズ、萩原健一らのザ・テンプターズ、輿石秀之(現在の大石吾朗)らのジ・エドワーズ、ザ・ピーコックスとともに登場、衣裳的にも注目されたが[15]、同年11月には、『春の海』や『さくらさくら』といった純邦楽をアレンジして演奏したアルバム『シャープ・ファイヴ 春の海』がオリコンチャートのアルバム部門1位を獲得する[5]。日本コロムビア社内でもゴールデンディスクLP賞とゴールデンディスクヒット賞を受賞した[7]。日本コロムビア在籍期間に、インストルメンタル109曲、歌唱楽曲11曲の音源を残した[6]。
1970年(昭和45年)10月には、新興のキャニオンレコード(現在のポニーキャニオン)に移籍、同月10日に発売された『第九/シャープ5クラシックに挑戦』以降、『春の海』路線のインストルメンタル・アルバムを連打する。1974年(昭和49年)には、三根と古屋が脱退[3][5][6]、リードギターには天野浩二が加わった[3][6]。事務所設立の時期は不明であるが、1975年(昭和50年)前後には、シャープ・ファイブ事務所に所属した[16]。1980年(昭和55年)には解散、リーダーの井上宗孝は、ウエスタン・キャラバンの創立者だった相澤秀禎が1968年に設立していた芸能プロダクション、サンミュージックプロダクションに入社、裏方として都はるみのマネジメントを務めた[3][5]。日本コロムビアの公式ウェブサイト内の同バンドの項目では、解散を1981年(昭和56年)であるとしている[6]。その後、井上宗孝は音楽活動を引退して岐阜県下呂市に移り住んだが、2019年4月19日、82歳の誕生日を迎えた日に死去した。
解散後
編集1994年(平成6年)、東京都中野区の中野サンプラザで「20年ぶりのシャープファイブ・コンサート」を行ない、再結成を果たした[3][5]。再結成時のメンバーは、井上宗孝、古屋紀、三根信宏、伊藤昌明、山内英美、小林正和、保山道夫であった[3]。2007年(平成19年)4月19日には、新たに録音したCDアルバム『ゴールデン・ギター』を発表した[1][3][6]。2008年(平成20年)2月22日に放送された『BS永遠の音楽大全集』第12回『グループサウンズ大全集』にも再び結集したが、これをもってその活動を終了したと、井上宗孝は宣言している[3]。
グヤトーン・シャープファイブ・モデル
編集日本初のエレクトリック・ギター製造会社グヤ(のちの東京サウンド)の創業者、松木三男(1915年 - 1992年)が立ち上げたブランドであるグヤトーンが、シャープファイブのギター奏者、三根信宏と共同開発を行い、1967年(昭和42年)、「シャープファイブ・モデル」と銘打たれた同ブランド最高機種モデルとして「GUYATONE LG-350T」を発売した[6][17]。同品はその後も、三根脱退後の1978年(昭和53年)にも「GUYATONE LG-350T Custom」、1982年(昭和57年)には「GUYATONE LG-2100」が発売され、「シャープファイブ・モデル」は継承された[17]。
東京サウンドは、1995年(平成7年)には、後継機種として「GUYATONE Sharp5 Custom LG-2100/M」を発売[17]、同年4月に発行された『Player』は同品を紹介し、「60年代のノスタルジー溢れるスタイリングと、90年代のテクノロジーがみごとに合体」「あまりパワー感のあるサウンドではないが、壮年ギタリストのノスタルジーを満足させてくれる数少ないギター」と評した[18]。同品を共同開発した三根信宏は、続けてアンプ「GUYATONE Zip-1500/MJ」を共同開発、これに対して、翌1996年(平成8年)1月に発行された『Player』は「本機の真骨頂は、現代においてシャープファイブやベンチャーズなどのインストゥルメンタル・ミュージックを演奏するためのチューンナップがなされている」と同品を紹介した[19]。
ディスコグラフィ
編集画像外部リンク | |
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井上宗孝とシャープ・ファイヴ 後列左 : 前田旭、秋山功、三根信宏、前列左 : 古屋紀、井上宗孝。 (1965年 - 1967年) |
国立国会図書館の所蔵資料、日本音楽著作権協会(JASRAC)の資料を中心とした一覧[1][20][21]。
シングル
編集- 流れの果てに(作詞中山大三郎、作曲萩敏郎、CW-339 / 1965年9月1日発売) - 「千代川八千代 井上宗孝とシャープ・ファイブ」名義
- 待っております(作詞中山大三郎、作曲萩敏郎)
- だから泣かないで(作詞・曲藤本卓也、編曲秋山功、BS-360 / 1965年12月10日発売) - 「紀本ヨシオ 井上宗孝とシャープ・ファイブ」名義[10]
- ついておいで(作詞尾中美千絵、作曲鈴木邦彦、編曲古屋紀、BS-489 / 1966年9月1日発売) - 「シャープ・ホークス 井上宗孝とシャープ・ファイヴ」名義[11]
- ゴールデン・ギター(作・編曲三根信宏、BS-513 / 1966年9月発売) - A面B面ともインストルメンタル[12]
- 渚の乙女(作曲チャイコフスキー、編曲古屋紀)
- 追憶(作詞小佐和志帆、作・編曲秋山功、BS-547 / 1966年12月発売)[22]
- ドライヴィング・ブルース(作詞小佐和志帆、作・編曲古屋紀)
- 遠い渚(作詞橋本淳、作曲すぎやまこういち、編曲古屋紀、BS-549 / 1966年12月1日発売) - 「シャープ・ホークス 井上宗孝とシャープ・ファイヴ」名義[23]
- いつものところで(作詞小佐和志帆、作曲野沢裕二、編曲古屋紀)
- 若い夜(作詞・曲鈴木邦彦、編曲古屋紀、HIT-705 / 1967年4月1日発売) - 「シャープ・ホークス 井上宗孝とシャープ・ファイヴ」名義[24]
- 愛の土曜日(作詞尾中美千絵、作曲鈴木邦彦、編曲古屋紀)
- 白い雲の彼方に(作詞尾中美千絵、作曲真弓田幸男、編曲古屋紀、HIT-706 / 1967年4月発売)
- 遠い海よ(作詞いとうあきら、作曲すぎやまこういち、編曲秋山功)
- 海へかえろう(作詞橋本淳、作曲すぎやまこういち、編曲古屋紀、HIT-714 / 1967年8月1日発売) - 「シャープ・ホークス 井上宗孝とシャープ・ファイヴ」名義[25]
- 星のカーニヴァル(作詞・曲鈴木邦彦、編曲古屋紀)
- レット・ミー・ゴー!(作詞・曲野沢裕二、編曲三根信宏、HIT-721 / 1967年12月20日発売) - 「シャープ・ホークス 井上宗孝とシャープ・ファイヴ」名義[26]
- ロンリー・ラヴ(作詞尾中美千絵、作曲鈴木邦彦、編曲古屋紀)
- ふたりの浜辺 Twilight Beach(作詞・曲遠里真耶、編曲古屋紀、P-5 / 1967年12月発売) - 「前田美波里 井上宗孝とシャープ・ファイヴ」名義
- 愛のカデンツァ Chasing For The Memories(作詞池ひでし、作・編曲古屋紀)
- オーケイ!(作詞・曲ハワード=ブレイクリー、編曲古屋紀、HIT-724 / 1968年1月20日発売) - 「シャープ・ホークス 井上宗孝とシャープ・ファイヴ」名義[14]、デイヴ・ディー・グループおよびザ・カーナビーツのカヴァー曲(1967年)
- テル・ミー(作詞ミック・ジャガー、作曲ジャガー・リチャーズ、編曲古屋紀) - ローリング・ストーンズのカヴァー曲(1962年)
- 旅がらすロック Strenger Rock(作詞橋本淳、作曲市川昭介、編曲古屋紀、P-9 / 1968年3月発売)
- 恋路 My Secret Heart(作詞橋本淳、作曲市川昭介、編曲古屋紀)
- 網走子守唄 A Lullaby Of Abashiri(作詞橋本淳、作曲市川昭介、編曲古屋紀、P-25 / 1968年7月発売)
- 夏に消えた恋 The Shortest Love(作詞林春生、作曲市川昭介、編曲古屋紀)
- 哀愁の六本木 Roppongi Elegy(作詞橋本淳、作・編曲筒美京平、P-40 / 1968年10月発売)[27]
- 孤独な少女 Lonesome Girl(作詞橋本淳、作・編曲筒美京平)
- 海の想い出 As The Summer Day Is Gone(作詞小平なおみ、作曲川口真、編曲古屋紀、P-66 / 1969年7月発売)
- 明日を信じて I Have A Hope To Tomorrow(作詞中村小太郎、作曲川口真、編曲古屋紀)
- 第九(作曲ベートーヴェン、編曲古屋紀、CA-11 / 1970年10月10日発売)
- 月光(作曲ベートーヴェン、編曲古屋紀)
- 月光仮面は誰でしょう(作詞川内康範、作曲小川寛興、CA-54 / 1971年5月発売) - 「ザ・クエッションマーク」名義
- 男の季節(作詞万里村ゆき子、作曲神山純、編曲古屋紀、CA-58 / 1971年6月発売)
- 帰らない夏(作詞万里村ゆき子、作曲神山純、編曲古屋紀)
- 京都慕情(作曲ザ・ベンチャーズ、編曲三根信宏、CAS-4 / 1971年6月発売)
- 京都の恋(作曲ザ・ベンチャーズ、編曲古屋紀)
- トラ・トラ・トラ(作曲ジェリー・ゴールドスミス、編曲古屋紀、S-9 / 1971年8月発売)
アルバム
編集- グランド・ヒット・パレード第3集(PS-1243 / 1965年9月発売) - B面のみ(A面はジャッキー吉川とブルーコメッツ)
- フォー・ナイス・ガイ!(SKK-168 / 1965年11月20日発売)
- パラダイス・ア・ゴーゴー(SKK-192 / 1966年1月20日発売)
- ビートルズをかき鳴らせ(SKK-243 / 1966年7月1日発売)
- 若いギター(SKK-237 / 1966年7月20日発売)
- ザ・サイドワインダー(SKK-252 / 1966年8月20日発売)
- 若いギター第2集 ついておいで(SKK-293 / 1966年12月1日発売)
- 若いギター第3集 白い雲の彼方に(SKK-345 / 1967年6月20日発売)
- シャープ・ファイヴ・ゴーゴー 和製ポップス・ゴールデン・ヒット(JPS-5137 / 1967年12月発売)[28] - 『渚のうわさ』『バラ色の雲』ほか収録
- ゴー!ゴー!シャープ・ホークス!(SKK-408 / 1968年1月20日発売) - 「シャープ・ホークス 井上宗孝とシャープ・ファイヴ」名義
- シャープ・ファイヴ・スクリーン・ゴーゴー(THS-3004・3005 / 1968年3月発売) - 2枚組[2]
- シャープ・ファイヴ 春の海(JDX-18 / 1968年11月発売) - オリコンアルバムチャート1位獲得[5](『春の海』『さくらさくら』収録[29])
- ロック・アラウンド・ザ・クロック(JPS-5181 / 1969年6月発売)
- 粋なうわさ A PRETTY RUMOR 橋本淳・筒美京平ゴールデン・アルバム(JPS-5182 / 1969年7月10日発売) - オムニバスに参加(『京都・神戸・銀座』ほか収録)
- シャープ・ファイヴ・クラシカル・センセーション 四季 - 剣の舞(JDX-29 / 1969年9月発売)
- シャープ・ファイヴ・ゴーゴー 第2集 ポップス・ゴールデン・ヒッツ(JPS-5193 / 1969年11月発売)[30]
- 古賀メロディ大作戦(JDX-37 / 1970年6月発売)
- シャープ・ファイヴ魅力のすべて オール・アバウト・シャープ・ファイヴ(JPW-33・34 / 1970年10月発売) - 2枚組
- 第九/シャープ5クラシックに挑戦(CAL-1001 / 1970年10月10日発売)
- シャープ・ファイブ 軍歌に挑戦 同期の桜(CAL-1012 / 1971年1月発売)
- シャープ・ファイブ ベンチャーズに挑戦(CAL-1015 / 1971年3月発売)
- シャープ・ファイブ ハワイアンに挑戦(CAL-1017 / 1971年5月発売)
- 映画専科(C-1033 / 1971年9月発売)
- ロシアン・フォーク(C-1038 / 1971年11月発売)
- ヒット・アウト14(C-1048 / 1972年発売)
- コレクション Vol.1(C-1061 / 1972年発売)
- コレクション Vol.2(C-1067 / 1973年2月発売)
- ロックン・ロール(C-1075 / 1973年発売)
- 日本の民謡(C-1086 / 1973年発売)
- ツァラトゥストラはかく語りき 白鳥(AB-4001 / 1974年8月発売)
- 懐かしのGSビッグ・ヒット20(15AH75 / 1976年発売)
- なつかしのカレッジ・ポップス・ベスト20(15AH177 / 1976年発売)
- なつかしのGS&カレッジ・ポップス(15AH196 / 1976年発売)
- GS&カレッジ・ポップスの想い出32(25AH243・244 / 1977年発売)
- ビリーボーンで20曲(CO-7113 / 1977年カセットテープのみ発売)
- ギター・アンサンブル・ベストコレクション ムーンライト・セレナーデ(AB-2006 / 1978年1月発売)
- ゴールデン・ギター(OTW-1005 / 2007年4月19日発売) - 新録CDアルバム[1]
CD復刻・音源
編集- ゴールデン60'Sコレクション~キングGS編2(K30X-206 / 1987年11月発売) - 『レットミーゴー』『ついておいで』『海へ帰ろう』『キュン! キュン! キュン!』『星のカーニバル』『愛の土曜日』『いつものところで』『遠い渚』『白い雲のかなたに』
- 井上宗孝とシャープ・ファイブI(194A-18 / 1989年5月21日発売) - フルアルバム
- 井上宗孝とシャープ・ファイブII(194A-23 / 1989年6月21日発売) - フルアルバム
- 井上宗孝とシャープ・ファイブ(KICS-2079 / 1990年10月5日発売) - フルアルバム
- エレキ・インスト・ベスト(KICP-2359・2360 / 1992年11月発売) - 『ゴールデン・ギター』(DISC2)
- 井上宗孝とシャープ・ファイブ(KICS-376 / 1993年11月26日発売)
- ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・シャープ・ファイヴ(COCA-11509 / 1994年3月1日発売) - ベスト盤
- 60'sキューティ・ポップ・コレクション サイケデリック・タウン・エディット(COCA-12830 / 1995年8月発売) - 『愛のカデンツァ』
- ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・シャープ・ファイヴ(COCA-13947 / 1996年11月21日発売) - ベスト盤
- カルトGSコレクション コロムビア編 Vol.1(COCA-13948 / 1996年11月発売) - 『旅がらすロック』
- カルトGSコレクション コロムビア編 Vol.2(COCA-13949 / 1996年11月発売) - 『網走子守唄』『ふたりの浜辺』
- カルトGSコレクション コロムビア編 Vol.3(COCA-13950 / 1996年11月発売) - 『哀愁の六本木』『恋路』
- グループ・サウンズ・イン・ニッポン コロンビア編 クレイジー・ミッドナイト(PLP-7602 / 1997年6月発売) - 『男と女』
- 栄光の湘南サウンズ(KICS-2241 / 1998年5月発売) - 『遠い渚』(井上宗孝とシャープ・ファイヴ版)
- 栄光の弾厚作作品集(KICS-2242 / 1998年5月発売) - 『お嫁においで』『蒼い星くず』(井上宗孝とシャープ・ファイヴ版)
- 60's ビート・ガールズ・コレクション(TECN-25650 / 2000年8月発売) - 『ふたりの浜辺』(前田美波里with井上宗孝とシャープ・ファイヴ)
- 21世紀GSストロング・コレクション『ザ・サイドワインダー』+『ビートルズをかき鳴らせ』(PCD-1384・NKCD-3542 / 2001年4月25日発売) - 2in1フルアルバム
- 21世紀GSストロング・コレクション『パラダイス・ア・ゴーゴー!』+『フォー・ナイス・ガイ!』(PCD-1385・NKCD-3543 / 2001年4月25日発売) - 2in1フルアルバム
- フロム・リヴァプール・トゥ・トーキョー(TECN-25715 / 2001年5月発売) - 『ひとりぼっちのあいつ』(井上宗孝とシャープ・ファイブ版)
- 勝ち抜きエレキ合戦 エレキギターの達人(VICL-61154 / 2003年6月発売) - 『ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!』『ザ・サイドワインダー』
- さのさづくし(COCJ-32475 / 2003年11月発売) - 『さのさ節』
- エレキ・ギター名曲ベスト(KICW-8277・8278 / 2004年5月発売) - 『ゴールデン・ギター』『ロックン・ロール・ミュージック』(DISC2)
- Tokyoエレキ合戦(TECH-25036 / 2005年1月発売) - 『春の海』
- 昭和元禄トーキョーガレージ キング編 レッツゴー・ジャンジャン!(KICS-2467 / 2005年12月発売) - 『ドライヴィング・ブルース』
- 夏だ!エレキだ!go! go! go!(VICL-62014・62015 / 2006年7月発売) - 『星への旅路』(DISC1)『木の葉の子守唄』(DISC2)
- エレキ冬物語(TECH-25148 / 2006年10月発売) - 『四季より"冬"』
- ゴールデン・ギター(OTW-1005 / 2007年4月19日発売) - 新録CDアルバム[1]
- 若いギター 1(KICS-1380 / 2008年7月23日発売) - フルアルバム
- 若いギター 2(KICS-1381 / 2008年7月23日発売) - フルアルバム
- 若いギター 3(KICS-1382 / 2008年7月23日発売) - フルアルバム
- ザ・サイドワインダー(KICS-1396 / 2008年9月26日発売) - フルアルバム
- フォー・ナイス・ガイ!(KICS-1395 / 2008年9月26日発売) - フルアルバム
- ロックン・ロールをかき鳴らせ!(KICS-1413 / 2008年11月26日発売) - フルアルバム
- パラダイス・ア・ゴーゴー!(KICS-1412 / 2008年11月26日発売) - フルアルバム
- さくらさくらデラックス(COCP-35365 / 2009年2月発売) - 『さくらさくら』
- 橋本淳作品集 亜麻色の髪の乙女/ブルー・ライト・ヨコハマ(COCP-35638・35639 / 2009年7月発売) - 『旅がらすロック』(DISC1)
- フロム・アス・トゥ・ユー the covers of the Fab Four by Japanese performers(COCP-35861 / 2009年10月発売) - 『GET BACK』
- エレキ・ギター名曲ベスト(KICW-9311・9312 / 2010年5月発売) - 『ゴールデン・ギター』『ロックン・ロール・ミュージック』(DISC2)
- 井上宗孝とシャープ・ファイヴゴールデン・ベスト(COCP-36720・36721 / 2011年4月27日発売) - ベスト盤
- GSヒット!ヒット!ベスト 決定版(KICW-5225 / 2011年5月発売) - 『白い雲の彼方に』
- 筒美京平 golden hitstory さらば恋人(COCP-37740・37741 / 2012年12月発売) - 『哀愁の六本木』(DISC1)
- GSガレージ★パラダイス GS garage paradise(COCP-38371 / 2013年12月発売) - 『恋路』
おもなテレビ出演
編集- 勝ち抜きエレキ合戦(1965年6月23日 - 1966年9月28日放送) - レギュラー
- ヤング720(1966年10月31日 - 1971年4月3日放送) - セミレギュラー(1967年2月22日以降)
- 若さで歌おう ヤアヤアヤング!(1967年4月5日 - 1968年9月25日放送) - レギュラー
- レッツゴー!ヤングサウンズ(1968年10月2日 - 1969年3月26日放送) - ゲスト
- 爆笑ヤングポップス(1968年10月6日 - 1969年3月30日放送) - ゲスト
- BS永遠の音楽大全集 第12回・グループサウンズ大全集(2008年2月22日放送る) - 出演
脚注
編集- ^ a b c d e f g 井上宗孝とシャープ・ファイブ、オリコン、2015年8月27日閲覧。
- ^ a b c シャープ・ファイヴ・スクリーン・ゴーゴー、日本コロムビア、1968年3月発売。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y シャープ・ファイブの足跡、井上宗孝とシャープ・ファイブ、2015年8月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m シャープ・ホークス、シャープ・ホークス、2015年8月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u シャープ・ファイブ、古屋紀、2015年8月27日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m 井上宗孝とシャープ・ファイヴ、日本コロムビア、
- ^ a b PROFILE、山内英正(山内英美)、2008年12月9日付、インターネットアーカイブ、2015年8月27日閲覧。
- ^ a b 相澤秀禎のあゆみ、サンミュージックグループ、2015年8月27日閲覧。
- ^ ディック・ミネ、コトバンク、2015年8月27日閲覧。
- ^ a b だから泣かないで、キングレコード、1965年12月10日発売。
- ^ a b ついておいで、キングレコード、1966年9月1日発売。
- ^ a b ゴールデン・ギター、キングレコード、1966年9月発売。
- ^ 明星[1967], p.132.
- ^ a b オーケイ!、キングレコード、1968年1月20日発売。
- ^ 明星[1968], p.3.
- ^ 出演者[1975], p.511.
- ^ a b c Guyatone 1982年製 Sharp Five LG-1200, Teenarama!, 2015年8月27日閲覧。
- ^ GUYATONE Sharp5 Custom LG-2100/M、Player4月号、1995年4月1日発行。
- ^ GUYATONE Zip-1500/MJ、Player1月号、1996年1月1日発行。
- ^ 国立国会図書館サーチ検索結果、国立国会図書館、2015年8月27日閲覧。
- ^ 作品データベース検索サービス検索結果、日本音楽著作権協会、2015年8月27日閲覧。
- ^ 追憶、キングレコード、1966年12月発売。
- ^ 遠い渚、キングレコード、1966年12月1日発売。
- ^ 若い夜、キングレコード、1967年4月1日発売。
- ^ 海へかえろう、キングレコード、1967年8月1日発売。
- ^ レット・ミー・ゴー!、キングレコード、1967年12月20日発売。
- ^ 哀愁の六本木、日本コロムビア、1968年10月発売。
- ^ シャープ・ファイヴ・ゴーゴー、日本コロムビア、1967年12月発売。
- ^ 春の海、日本コロムビア、1968年11月発売。
- ^ シャープ・ファイヴ・ゴーゴー 第2集、日本コロムビア、1969年11月発売。
参考文献
編集関連項目
編集外部リンク
編集- inouemunetaka.jp - 公式ウェブサイト
- 井上宗孝とシャープファイブ - ウェイバックマシン(2011年6月26日アーカイブ分) - キングレコード
- 井上宗孝とシャープ・ファイヴ - 日本コロムビア
- 井上宗孝とシャープ・ファイブ - オリコン