サンリーカリーノ菊陽
サンリーカリーノ菊陽(サンリーカリーノきくよう)は、熊本県菊池郡菊陽町津久礼に所在する複合商業施設である。
サンリーカリーノ菊陽 SUNREE CARINO KIKUYO | |
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地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒869-1101 熊本県菊池郡菊陽町津久礼2472 |
座標 | 北緯32度51分43.5秒 東経130度48分00.7秒 / 北緯32.862083度 東経130.800194度座標: 北緯32度51分43.5秒 東経130度48分00.7秒 / 北緯32.862083度 東経130.800194度 |
開業日 | |
施設所有者 | カリーノグループ |
施設管理者 |
株式会社カリーノファシリティーズ 株式会社ゆめマート熊本 |
中核店舗 | ゆめマート菊陽 |
店舗数 | 約50店舗(ゆめマート含む) |
駐車台数 | 約1,900台 |
前身 |
サンリー菊陽寿屋 ↓ サンリー菊陽・ジャスコ菊陽店 ↓ サンリー菊陽・イオン菊陽店 |
最寄駅 | 豊肥本線三里木駅 |
外部リンク |
www |
CARINO |
ここでは、前身となるサンリー菊陽(サンリーきくよう)についても述べる[1]。
概要
編集寿屋時代
編集1987年3月27日、寿屋(現・カリーノグループ)と菊陽町商工会によるデベロッパーによって、サンリー菊陽寿屋として開業[2] 。開店当初の核テナントは寿屋であり、テナントは約50店、熊本県では数少ない本格的なスケート場(夏場はプールとして営業)を備えた[2]。開業当日から1987年4月12日までは、国鉄(現・JR九州)により豊肥本線熊本駅-宮地駅間で臨時お買い物列車「サンリー号」が運行された(1日2往復、乗車料金無料)[3]。開店当日は、寿屋のテレビショッピングに出演していたタレントの宮尾すすむもお祝いに訪れている。
年間250億円を売り上げ[4]、寿屋の稼ぎ頭と呼ばれるにまで成長[5]。しかし、2001年12月19日に寿屋が経営破綻し民事再生法による手続きを開始した影響を受けて、2002年2月1日に休業[4]。
かつて店内に卓球部練習場があり、元プロ卓球選手の偉関晴光が寿屋→ラララ所属時代に勤務していた。
ジャスコ→イオン時代
編集寿屋菊陽店を九州ジャスコ(現・イオン九州)が取得したことによりにより、核テナントをジャスコに変更した上で再開する事を決定[6]、5月16日にジャスコ菊陽店が開業するとともに、営業が再開された。この時、従業員の8割は寿屋から再雇用された[7]。
2011年3月1日、全国の「ジャスコ」を全て「イオン」に改称する事になったため[8]、ジャスコ菊陽店がイオン菊陽店に改称された。
その後、建物・施設の老朽化に加え、熊本都市圏の広がりにより近隣に多くの競合施設が相次いで開業するなどの影響によって客足が減少。これを受けて2019年7月31日、イオン九州はイオン菊陽店を閉店することを発表し[9]、2020年2月29日をもって閉店。
サンリーカリーノ菊陽以降(現在)
編集ゆめマート菊陽 youme Mart kikuyou | |
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店舗概要 | |
開業日 | 2021年(令和3年)3月25日 |
施設所有者 | カリーノグループ |
施設管理者 |
株式会社カリーノファシリティーズ 株式会社ゆめマート熊本 |
営業時間 | 9:00 - 21:00 |
最寄駅 | 三里木駅 |
最寄IC | 九州自動車道 熊本IC |
外部リンク | ゆめマート菊陽 |
you me マート |
イオン閉店後暫くは跡地利用が決まらず空き店舗の状態となりつつも、所有者である不動産会社であり、当初の核店舗であった寿屋の後身にあたるカリーノは後継店舗を募集し、耐震補強・別棟の増築など大規模な改修工事を進めた。
そして、2021年2月24日にその後継店舗として「サンリー」の冠愛称を残した「カリーノ菊陽」が同年3月25日にオープンすることを発表[1]。同日、新たな核テナントにゆめマートを迎え、サンリーカリーノ菊陽として再開業した[10]。
本館は鉄筋コンクリート造3階建て、店舗面積約2万平方メートルで約50店舗が出店している[1]。本館の周囲にはスターバックスコーヒーなど10棟の店舗が出店しており、一部の店舗は開業日の前から先行してオープンしていた[1]。
開業後も引き続き改装工事が進められ、同年10月1日には、2階に大型テナントとしてヤマダデンキが出店するなど新たなテナントも開業し、セカンドオープンを迎えた[11]。
テナント
編集スーパーマーケットのゆめマートを核店舗とし、大型テナントとしてヤマダデンキなどが入居。その他、別棟にサイゼリヤやマクドナルド、スターバックスコーヒーなどがある。
詳細は「フロアガイド」を参照。
交通アクセス
編集車
編集鉄道
編集バス
編集- 「三里木」バス停より徒歩5分
- 九州産交バス
- 熊本桜町バスターミナル(16番のりば)よりE3ー4系統(子飼橋・熊本大学・三里木経由「光の森産交」行き、もしくはE3-5系統(子飼橋・熊本大学・三里木経由「大津産交」行きまたは「大津・吹田団地」行き)に乗車。
- 「カリーノ菊陽」バス停下車
- 菊陽町巡回バス「キャロッピー号」(熊本電鉄バス・産交バス共同運行)
- 中央循環線(東)(日曜-金曜運行、産交バス)
- 中央循環線(西)(日曜-金曜運行、産交バス)
出典
編集- ^ a b c d 「サンリー カリーノ菊陽」来月25日オープン 熊本日日新聞、2021年2月25日閲覧。
- ^ a b 熊本日日新聞 1987年3月6日朝刊 8面
- ^ 熊本日日新聞 1987年3月26日朝刊 8面
- ^ a b 熊本日日新聞 2002年1月25日朝刊 25面
- ^ 熊本日日新聞 2004年6月2日朝刊 16面
- ^ 九州ジャスコ、時津店も再開へ - 日本食糧新聞 2002年5月8日
- ^ 熊本日日新聞 2002年5月17日朝刊 7面
- ^ 店名のジャスコ、サティ消える 1日から「イオン」に統一へ - 共同通信 2011年2月26日
- ^ 『イオン菊陽店閉店についてのお知らせ』(PDf)(プレスリリース)イオン九州株式会社、2019年7月31日 。2019年9月8日閲覧。
- ^ 「サンリー カリーノ菊陽」オープン 親しみの名前で再び 熊本日日新聞、2021年3月26日付 (2021年6月30日閲覧)
- ^ “10月1日 カリーノ菊陽 セカンドオープン 2階大型テナントにヤマダデンキ”. カリーノグループ (2021年10月13日). 2022年3月8日閲覧。