サンネ・フェルメール

オランダの柔道家

サンネ・フェルメール(Sanne Vermeer、1998年3月25日- )はオランダ柔道家。階級は63kg級[1][2]

獲得メダル
オランダの旗 オランダ
柔道
世界選手権
2021 ブダペスト 63kg級
世界ジュニア
2018 ナッソー 63kg級
2017 ザグレブ 63kg級
世界カデ
2015 サラエボ 63kg級

人物

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2015年のヨーロッパユースオリンピックフェスティバル63kg級では3位だったが、世界カデでは決勝で佐々木ちえ小外刈で破って優勝した[2]。2016年からヨーロッパジュニアを2連覇するも、2017年の世界ジュニアでは決勝で荒木穂乃佳背負投の技ありで敗れると、団体戦でも2位だったが、決勝の日本戦で荒木を小外掛で破ってオランダチームで唯一の勝利を挙げた[2]。2018年の世界ジュニアでは優勝を飾った[1]。2019年のグランプリ・トビリシIJFワールド柔道ツアー初優勝を飾った[1]東京で開催された世界選手権では準々決勝で田代未来に敗れると、その後の3位決定戦でも同僚のユール・フランセンに敗れて5位だった[3]。国内のライバルであるフランセンと2021年の東京オリンピック代表争いを演じていたが、ケガの影響が勘案されて、結果として選ばれなかった[4]。2021年の世界選手権では準決勝でフランスのクラリス・アグベニューに敗れるも3位になった[5]。その後ケガをして2024年のパリオリンピックには出場できなかったが、階級を70㎏級に上げてグランプリ・ザグレブで優勝した[6]

IJF世界ランキングは3282ポイント獲得で29位(2024年9月16日現在)[7]

主な戦績

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63㎏級の戦績

70㎏級の戦績

(出典[1]、JudoInside.com)

脚注

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外部リンク

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