サレルノ
イタリアの都市
サレルノ(イタリア語: Salerno ( 音声ファイル))は、イタリア共和国カンパニア州にある都市で、その周辺地域を含む人口約13万人の基礎自治体(コムーネ)。サレルノ県の県都である。
サレルノ Salerno | |
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行政 | |
国 | イタリア |
州 | カンパニア |
県/大都市 | サレルノ |
CAP(郵便番号) | 84121-84135 |
市外局番 | 089 |
ISTATコード | 065116 |
識別コード | H703 |
分離集落 | Brignano, Fuorni, Giovi, Matierno, Ogliara, Pastorano, Rufoli, Sant'Angelo, Sordina |
隣接コムーネ | #隣接コムーネ参照 |
地震分類 | zona 2 (sismicità media) |
気候分類 | zona C, 994 GG |
公式サイト | リンク |
人口 | |
人口 | 133,970 [1] 人 (2018-01-01) |
人口密度 | 2,272.2 人/km2 |
文化 | |
住民の呼称 | salernitani |
守護聖人 |
聖マッテオ (San Matteo) |
祝祭日 | 9月21日 |
地理 | |
座標 | 北緯40度40分50秒 東経14度45分35秒 / 北緯40.68056度 東経14.75972度座標: 北緯40度40分50秒 東経14度45分35秒 / 北緯40.68056度 東経14.75972度 |
標高 | 4 (0 - 953) [2] m |
面積 | 58.96 [3] km2 |
サレルノ県におけるコムーネの領域 | |
ポータル イタリア |
ティレニア海に面した古い歴史を持つ港湾都市で、中世にはヨーロッパ最古の医科大学であるサレルノ医学校(現在のサレルノ大学の前身)が開設された。
地理
編集位置・広がり
編集ティレニア海に面し、アマルフィ海岸とソレント半島の付根のサレルノ湾に位置する。サレルノの市街は、州都ナポリから南東へ約46km、ポテンツァから西へ88km、コゼンツァから北北西へ約200km、首都ローマから南東へ約236kmの距離にある[4]。
隣接コムーネ
編集隣接するコムーネは以下の通り。
- バロニッシ - 北
- ペッレッツァーノ - 北
- カスティリオーネ・デル・ジェノヴェージ - 北東
- サン・マンゴ・ピエモンテ - 北東
- サン・チプリアーノ・ピチェンティーノ - 東
- ジッフォーニ・ヴァッレ・ピアーナ - 東
- ポンテカニャーノ・ファイアーノ - 南東
- ヴィエトリ・スル・マーレ - 西
- カーヴァ・デ・ティッレーニ - 北西
歴史
編集サレルノの起原は古代ギリシア人の植民地であったが、紀元前2世紀にローマ植民地となった。9世紀にはランゴバルド人によりサレルノ公国が成立したのち、1077年にはノルマン人傭兵であるロベール・ギスカール(ロベルト・イル・グイスカルド)の支配下に入り、オートヴィル朝のもとで経済的な繁栄を遂げた。
サレルノ大学は、現存の世界の大学の中でボローニャ大学に次ぐ古い歴史を持つ。ボローニャが法学を看板にしていたのに対して、サレルノは医学の大学で、今日の解剖学教室のような階段教室が当時から既にあったようだ。
第二次世界大戦では、1943年9月に連合国軍がサレルノから南方一帯にかけてのサレルノ湾岸に上陸した(アヴァランチ作戦)。
経済・産業
編集文化・観光
編集サレルノには大司教座がある。主要な建築物としてノルマン人支配時代のアレキ城(カステロ・ディ・アレキ)、塔で有名な大聖堂がある。大聖堂にはグレゴリオ7世の墓所が置かれている。
スポーツ
編集姉妹都市
編集交通
編集脚注
編集- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Total Resident Population on 1st January 2018 by sex and marital status” (英語). 2019年1月14日閲覧。
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - Salerno (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年3月11日閲覧。
- ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - Salerno (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2013年3月11日閲覧。
- ^ “2点間の直線距離を測る”. 2015年2月7日閲覧。
- ^ “姉妹(友好)提携情報”. 自治体国際化協会. 2013年3月11日閲覧。