サスカチュワン州
- サスカチュワン州
- Saskatchewan
-
(州旗) (州章) - モットー: ラテン語:"Multis E Gentibus Vires"
(英: From many peoples, strength) -
基本データ 州花 オニユリ 州木 シラカンバ 州鳥 ホソオライチョウ 州都 レジャイナ 最大の都市 サスカトゥーン 州の公用語 英語 面積
- 総計
- 陸地
- 水域(割合)
最高標高(国内第7位)
651,900 km²
591,670 km²
59,366 km² (9.1%)
1,468 m人口(2021年)
- 総計
- 人口密度(国内第7位)
1,132,505[1] 人
1.7 人/km²GDP(2016年)
- 州合計
- 1人当たり(国内第6位)
794億1500万[2]カナダドル
7万138カナダドル連邦政府加入
- 順番
- 加入年月日
8番目
1905年9月1日時間帯 【ほぼ全域】
中部標準時(CST、UTC-6)
夏時間は採用していない。
郵便コード
郵便番号
ISO 3166-2:CASK
S
CA-SK公式サイト www .saskatchewan .ca 行政 副総督 ラッセル・ミラスティ 州首相 スコット・モー(サスカチュワン党) カナダ議会
-下院議席数
-上院議席数
14
6
サスカチュワン州(サスカチュワンしゅう、英: Saskatchewan 英語発音: [səˈskætʃəwən / -əˌwɑːn] )は、カナダの中西部に位置する州の1つ。サスカッチュワンとも表記される。北米大陸中央部の「プレーリー」に位置し、西はアルバータ州、東はマニトバ州、北はノースウェスト準州と接し、南は国境を隔ててアメリカのモンタナ州、ノースダコタ州と接する。州都はレジャイナ、州最大の都市はサスカトゥーンである。
サスカチュワンの語源は、サスカチュワン川の名前から来ているが、クリー語の「ᑭᓯᐢᑳᒋᐘᓂ ᓯᐱᐩ」[3]の音から。意味は「速く流れる川」。
歴史
編集もともと現在のサスカチュワン州には、アサバスカ語族やアルゴンキン語族を始めとする先住民族が住んでいた。
17世紀末になると欧州から白人が到来し、18世紀にはハドソン湾会社が入植を開始した。
1870年代にはカナダ・パシフィック鉄道(CPR)が開通し、カナダの連邦政府が入植希望者に土地を無償で提供した。その過程で、カナダ政府によって先住民族が居留地に武力で追いやられた。これに対して1885年、メティの部族が抵抗し、反旗を翻して戦った(北西部の反乱)。
その後、サスカチュワン州は順調に発展し、白人入植者も増えた。
地理
編集国立及び州立公園
編集河川
編集アルバータ州から流れてきたノースサスカチュワン川とサウスサスカチュワン川がプリンス・アルバートの東約40kmで合流し、サスカチュワン川となりマニトバ州へと流れる。
塩水湖
編集海水の3倍の塩分量を含むと言われる塩水湖、リトル・マニトゥー湖がサスカトゥーンから車で1時間ほどの所にある。温水プールやエステなどの施設が整っていて、リゾートホテルもある。
主要な都市
編集サスカチュワン州の地方行政区を参照のこと。
州内の人口ランキング10都市。
都市名 (原語表記) |
2006年 | 2001年 | 1996年 | |
---|---|---|---|---|
1. | サスカトゥーン (Saskatoon) |
202,340 | 196,811 | 193,653 |
2. | レジャイナ (Regina) |
179,246 | 178,225 | 180,404 |
3. | プリンス・アルバート (Prince Albert) |
34,138 | 34,291 | 34,777 |
4. | ムースジョー (Moose Jaw) |
32,132 | 32,131 | 32,973 |
5. | ヨークトン (Yorkton) |
15,038 | 15,107 | 15,154 |
6. | スウィフトカレント (Swift Current) |
14,946 | 14,821 | 14,890 |
7. | ノースバトルフォード (North Battleford) |
13,190 | 13,692 | 14,051 |
8. | エステバン (Estevan) |
10,984 | 10,242 | 10,752 |
9. | ウェイバーン (Weyburn) |
9,433 | 9,534 | 9,723 |
10. | コーマンパーク (Corman Park) |
8,349 | 8,093 | 7,142 |
経済
編集農業
編集州の経済は主に農業にて支えられている。かつては寒すぎて農業はできないと絶望視された時代があったが技術を高める努力が実を結び農業地帯となった。2010年代においては、日本向けにビール原料の大麦を出荷している[5]。
ウラン鉱山
編集ウランを始めとした鉱物の生産地としても有名である。
カリウム鉱山
編集教育
編集大学
編集コミュニティー・カレッジ
編集- サスカチュワン応用科学技術学院[注釈 1]・ケルシー校(SIAST、)
スポーツチーム
編集交通
編集鉄道
編集州内の空港
編集脚注
編集注釈
編集出典
編集- ^ “Population and dwelling counts: Canada, provinces and territories”. カナダ統計局. 2024年5月13日閲覧。
- ^ “Gross domestic product, expenditure-based, by province and territory (2015)”. Statistics Canada (November 9, 2016). January 26, 2017閲覧。
- ^ クリー語ラテン翻字: kisiskāciwani-sīpiy
- ^ “Language Highlight Tables”. 2016 Census. Statistics Canada (2019年). July 16, 2019閲覧。
- ^ “塩化カリ安定供給で協力継続 JA全農とカナダ”. 農業協同組合新聞 (2013年). 2020年5月26日閲覧。
- ^ “米国株の注目企業5:カリウム鉱山最大手ポタッシュ”. All about. (2010年12月28日) 2014年6月20日閲覧。
関連項目
編集- サスカチュワン州首相
- カナダの都市の一覧
- サスカチュワン州の地方行政区
- ジャンヌ・ソーベ - 第23代カナダ総督。初の女性総督。サスカチュワン州出身
外部リンク
編集- サスカチュワン州政府公式サイト
- サスカチュワン州 - カナダ観光局