サウダーヂ
『サウダーヂ』は、2011年公開の日本の映画作品である。
サウダーヂ | |
---|---|
Saudade | |
監督 | 富田克也 |
脚本 |
相澤虎之助 富田克也 |
撮影 | 高野貴子 |
編集 |
富田克也 高野貴子 |
製作会社 | 空族 |
公開 | 2011年10月22日 |
上映時間 | 167分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
製作費 | 1500万円 |
山梨県甲府市(とその周辺)を舞台に、土方、ラッパーの若者、在日外国人達を中心に、地方社会(ひいては日本社会)の構造変化とディスコミュニケーションに直面する人間達を俯瞰的に描く。
出演
編集制作
編集本作は、500万円の寄付金を含む1500万円という低予算で制作されている[1]。当時はトラック運転手でもあった監督の富田克也が、週末に故郷の山梨県甲府市で撮影を進めて[2]、完成までには1年半の月日を要した[3]。
評価
編集2011年、第64回ロカルノ国際映画祭にて独立批評家連盟特別賞を受賞し[4]、第33回ナント三大陸映画祭にて金の気球賞を受賞[5]。2012年、第26回高崎映画祭にて最優秀作品賞を受賞し[6]、第66回毎日映画コンクールにて日本映画優秀賞と監督賞を受賞した[7]。
脚注
編集- ^ “甲府舞台の映画「サウダーヂ」、国際映画祭にノミネート”. 日本経済新聞 (2011年7月16日). 2013年8月10日閲覧。
- ^ 古賀, 重樹 (2011年10月14日). “サウダーヂ 地方の現実から現代日本に迫る”. 日本経済新聞. 2013年8月10日閲覧。
- ^ 桂, 直之 (2011年10月14日). “日本の縮図を描出「サウダーヂ」”. 河北新報. 2013年8月10日閲覧。
- ^ “映画「サウダーヂ」が話題に 各国映画祭で受賞”. サンパウロ新聞 (2012年1月11日). 2013年8月10日閲覧。
- ^ “甲府が舞台「サウダーヂ」が最高賞 仏ナント三大陸映画祭”. スポーツニッポン (2011年11月29日). 2013年8月10日閲覧。
- ^ “最優秀作品に『サウダーヂ』”. 高崎新聞 (2012年1月10日). 2013年8月10日閲覧。
- ^ “第66回毎日映画コンクール発表 日本映画大賞は99歳・新藤監督の『一枚のハガキ』”. ORICON STYLE (2012年1月18日). 2014年3月24日閲覧。