コペンハーゲン条約 (1670年)
コペンハーゲン条約(コペンハーゲンじょうやく、英語: Treaty of Copenhagen)、または1670年条約(1670ねんじょうやく、英語: Treaty of 1670)は、1670年7月11日、デンマーク=ノルウェー王クリスチャン5世とイングランドおよびスコットランド王チャールズ2世の間で締結された条約。条約はラテン語で書かれた。
コペンハーゲン条約(1670年) | |
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通称・略称 | 1670年条約 |
署名 | 1670年7月11日 |
署名場所 | コペンハーゲン |
締約国 | デンマーク=ノルウェーとイングランドおよびスコットランド |
言語 | ラテン語 |
その後
編集条約は翌日(1670年7月12日)に改訂され、第3条の禁制品に関する条項が変更された。
1780年7月4日にはコペンハーゲンで(フランス語で書かれた)声明が署名され、条約の内容を明確化した。ナポレオン戦争で敗北したデンマーク=ノルウェーは1814年にキール条約を締結したが、そのときでもコペンハーゲン条約が再確認された[1]。
影響
編集条約の主な影響はヴァージン諸島のセント・トーマス島におけるデンマーク植民地の再開である。この植民地はコペンハーゲン条約の締結以前、イングランドの私掠船に度々攻撃されていた[2]。
脚注
編集- ^ "Treaty between Great Britain [sic] and Denmark." Extracted and translated from the Latin in Hertslet, Lewis. British Foreign Office. A Complete Collection of the Treaties and Conventions at Present Subsisting Between Great Britain & Foreign Powers: So Far as They Relate to Commerce and Navigation; to the Repression and Abolition of the Slave Trade; and to the Privileges and Interests of the Subjects of the High Contracting Parties. The Whole in English, and the Modern Treaties, and Most Important Documents, Also in the Foreign Languages in which They Were Signed. T. Egerton, 1820.
- ^ Dookhan, Isaac. A History of the Virgin Islands of the United States. Canoe Press, 1974. ISBN 9768125055.
関連項目
編集- コペンハーゲン条約(曖昧さ回避)