コパ・スダメリカーナ2017
コパ・スダメリカーナ2017(Copa Sudamericana 2017)は、16回目のコパ・スダメリカーナである。優勝チームにはコパ・リベルタドーレス2018、レコパ・スダメリカーナ2017およびスルガ銀行チャンピオンシップ2018の出場権が与えられる。[1]
コパ・スダメリカーナ2017 Copa Sudamericana 2017 | |
---|---|
大会概要 | |
日程 | 2017年2月28日 - 12月13日 |
チーム数 | 44+10 (10連盟) |
大会結果 | |
優勝 | インデペンディエンテ (2回目) |
準優勝 | フラミンゴ |
大会統計 | |
試合数 | 106試合 |
ゴール数 |
262点 (1試合平均 2.47点) |
得点王 |
ジョン・シフエンテ フェリペ・ヴィゼウ ルイス・ミゲル・ロドリゲス(5点) |
< 20162018 > |
決勝でアルゼンチンのインデペンディエンテがブラジルのフラミンゴを合計得点3-2で破り、2回目の優勝を果たした。[2]
この大会から、コパ・リベルタドーレスとともに開催期間が拡大され、同じ年度の両大会の出場権を同時に得ることはできなくなった。[3](コパ・リベルタドーレスで敗退し、同じ年度のコパ・スダメリカーナの2回戦に出場するクラブを除く[4])
出場チーム
編集出場資格に該当するクラブが同じ年度のコパ・リベルタドーレスの出場権を得ている場合は、次点以降のクラブが繰り上げとなる。
協会 | チーム (出場枠) | 出場資格 |
---|---|---|
アルゼンチン 6 枠 |
インデペンディエンテ (アルゼンチン 1) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 最上位(6位) |
アルセナル(アルゼンチン 2) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 2番手(7位) | |
デフェンサ・イ・フスティシア (アルゼンチン 3) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 3番手(8位) | |
ウラカン (アルゼンチン 4) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 4番手(9位) | |
ヒムナシア・イ・エスグリマ (アルゼンチン 5) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 5番手(10位) | |
ラシン (アルゼンチン 6) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 6番手(11位) | |
ボリビア 4 枠 |
ボリバル (ボリビア 1) | 2015-16 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 最上位(5位) |
オリエンテ・ペトロレロ (ボリビア 2) | 2015-16 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 2番手(6位) | |
ナシオナル・ポトシ (ボリビア 3) | 2015-16 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 3番手(7位) | |
ペトロレロ (ボリビア 4) | 2015-16 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 4番手(8位) | |
ブラジル 6 枠 |
コリンチャンス (ブラジル 1) | 2016 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA 最上位(7位) |
ポンチ・プレッタ (ブラジル 2) | 2016 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA 2番手(8位) | |
サンパウロ (ブラジル 3) | 2016 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA 3番手(10位) | |
クルゼイロ (ブラジル 4) | 2016 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA 4番手(12位) | |
フルミネンセ (ブラジル 5) | 2016 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA 5番手(13位) | |
スポルチ・レシフェ (ブラジル 6) | 2016 カンピオナート・ブラジレイロ・セリエA 6番手(14位) | |
チリ 4 枠 |
オヒギンス (チリ 1) | 2016 プリメーラ・ディビシオン プレーオフ敗戦チーム(2016 クラウスーラ 3位) |
パレスティーノ (チリ 2) | 2016 アペルトゥーラ 最上位(6位) | |
ウニベルシダ・デ・チレ (チリ 3) | 2016 アペルトゥーラ 2番手(7位) | |
エベルトン (チリ 4) | 2016 コパ・チリ 最上位(準優勝) | |
コロンビア 4 枠 |
デポルテス・トリマ (コロンビア 1) | 2016 コパ・コロンビア 最上位(ベスト4) |
デポルティーボ・カリ (コロンビア 2) | 2016 カテゴリア・プリメーラA 通算成績 最上位(6位) | |
パトリオタス (コロンビア 3) | 2016 カテゴリア・プリメーラA 通算成績 2番手(7位) | |
リオネグロ・アギラス (コロンビア 4) | 2016 カテゴリア・プリメーラA 通算成績 3番手(9位) | |
エクアドル 4 枠 |
LDUキト (エクアドル 1) | 2016 セリエA 通算成績 最上位(5位) |
デポルティーボ・クエンカ (エクアドル 2) | 2016 セリエA 通算成績 2番手(6位) | |
ウニベルシダ・カトリカ (エクアドル 3) | 2016 セリエA 通算成績 3番手(7位) | |
フエルサ・アマリージャ (エクアドル 4) | 2016 セリエA 通算成績 4番手(8位) | |
パラグアイ 4 枠 |
セロ・ポルテーニョ (パラグアイ 1) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 最上位(5位) |
ソル・デ・アメリカ (パラグアイ 2) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 2番手(6位) | |
ナシオナル (パラグアイ 3) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 3番手(7位) | |
スポルティボ・ルケーニョ (パラグアイ 4) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 4番手(8位) | |
ペルー 4 枠 |
アリアンサ・リマ (ペルー 1) | 2016 デスセントラリザード 通算成績 最上位(5位) |
コメルシアンテス・ウニドス (ペルー 2) | 2016 デスセントラリザード 通算成績 2番手(6位) | |
スポルト・ワンカヨ (ペルー 3) | 2016 デスセントラリザード 通算成績 3番手(7位) | |
フアン・アウリチ (ペルー 4) | 2016 デスセントラリザード 通算成績 4番手(8位) | |
ウルグアイ 4 枠 |
ダヌービオ (ウルグアイ 1) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 最上位(3位) |
デフェンソール・スポルティング (ウルグアイ 2) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 2番手(4位) | |
リベルプール (ウルグアイ 3) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 3番手(5位) | |
ボストン・リーベル (ウルグアイ 4) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 4番手(6位) | |
ベネズエラ 4 枠 |
エストゥディアンテス・デ・カラカス (ベネズエラ 1) | 2016 コパ・ベネズエラ 最上位(準優勝) |
アトレティコ・ベネズエラ (ベネズエラ 2) | 2016 クラウスーラ リーグ戦 最上位(2位) | |
カラカス (ベネズエラ 3) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 最上位 (4位) | |
デポルティーボ・アンソアテギ (ベネズエラ 4) | 2016 プリメーラ・ディビシオン 通算成績 2位 (5位) |
コパ・リベルタドーレス2017の予選3回戦・グループステージで敗退したクラブのうち、以下の10クラブは当大会の2回戦から出場する。
3回戦敗退クラブのうち成績上位 |
---|
オリンピア |
ジュニオール |
グループステージ3位敗退 |
エストゥディアンテス |
サンタフェ |
インデペンディエンテ・メデジン |
フラミンゴ |
アトレティコ・トゥクマン |
リベルタ |
シャペコエンセ |
デポルテス・イキケ |
1回戦
編集44チームを北部のチーム(アルゼンチン、ボリビア、チリ、パラグアイ、ウルグアイ)対南部のチーム(ブラジル、コロンビア、エクアドル、ペルー、ベネズエラ)となるように抽選し、ホームアンドアウェー形式で対戦する。合計得点が並んだ場合は、アウェーゴールルールが適用される。アウェーゴールも並んだ場合は、延長戦は行わず、PK戦で決着をつける。
チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|---|---|
ナシオナル・ポトシ | 4–3 | スポルト・ワンカヨ | 3–1 | 1–2 |
デポルティーボ・カリ | 2–2 (a) | スポルティボ・ルケーニョ | 1–0 | 1–2 |
ペトロレロ | 1–6 | ウニベルシダ・カトリカ | 1–3 | 0–3 |
LDUキト | 4–3 | デフェンソール・スポルティング | 2–2 | 2–1 |
エベルトン | 1–1 (3–4 p) | パトリオタス | 1–0 | 0–1 |
エストゥディアンテス・デ・カラカス | 3–10 | ソル・デ・アメリカ | 2–3 | 1–7 |
セロ・ポルテーニョ | 3–2 | カラカス | 1–1 | 2–1 |
デポルティーボ・アンソアテギ | 3–4 | ウラカン | 3–0 | 0–4 |
オリエンテ・ペトロレロ | 2–2 (8–7 p) | デポルティーボ・クエンカ | 1–1 | 1–1 |
コリンチャンス | 4–1 | ウニベルシダ・デ・チレ | 2–0 | 2–1 |
インデペンディエンテ | 1–0 | アリアンサ・リマ | 0–0 | 1–0 |
ポンチ・プレッタ | 1–1 (a) | ヒムナシア・イ・エスグリマ | 0–0 | 1–1 |
ボストン・リーベル | 4–2 | コメルシアンテス・ウニドス | 3–1 | 1–1 |
フアン・アウリチ | 1–8 | アルセナル | 0–2 | 1–6 |
オヒギンス | 1–2 | フエルサ・アマリージャ | 1–0 | 0–2 |
デポルテス・トリマ | 2–2 (a) | ボリバル | 2–1 | 0–1 |
パレスティーノ | 1–1 (7–6 p) | アトレティコ・ベネズエラ | 0–1 | 1–0 |
スポルチ・レシフェ | 3–3 (4–2 p) | ダヌービオ | 3–0 | 0–3 |
ラシン | 2–1 | リオネグロ・アギラス | 1–0 | 1–1 |
クルゼイロ | 3–3 (2–3 p) | ナシオナル | 2–1 | 1–2 |
デフェンサ・イ・フスティシア | 1–1 (a) | サンパウロ | 0–0 | 1–1 |
フルミネンセ | 2–1 | リベルプール | 2–0 | 0–1 |
2回戦
編集1回戦の勝者22チームに、コパ・リベルタドーレス2017の3回戦敗退チームのうち成績上位2チーム、グループステージを3位で敗退した8チームを加えた32チームを抽選し、ホームアンドアウェー形式で対戦する。コパ・リベルタドーレス2017に出場していた10チームと1回戦の成績上位6チームが、第2戦をホームで開催する。1回戦と同様に、合計得点が並んだ場合は、アウェーゴールルールが適用される。アウェーゴールも並んだ場合は、延長戦は行わず、PK戦で決着をつける。
チーム #1 | 合計 | チーム #2 | 第1戦 | 第2戦 |
---|---|---|---|---|
ラシン | 6–3 | インデペンディエンテ・メデジン | 3–1 | 3–2 |
デポルティーボ・カリ | 2–2 (2–3 p) | ジュニオール | 1–1 | 1–1 |
パレスティーノ | 2–10 | フラミンゴ | 2–5 | 0–5 |
ナシオナル・ポトシ | 0–3 | エストゥディアンテス | 0–1 | 0–2 |
インデペンディエンテ | 6–3 | デポルテス・イキケ | 4–2 | 2–1 |
ボリバル | 1–1 (5–6 p) | LDUキト | 1–0 | 0–1 |
ポンチ・プレッタ | 4–1 | ソル・デ・アメリカ | 1–0 | 3–1 |
フエルサ・アマリージャ | 1–2 | サンタフェ | 1–1 | 0–1 |
ウラカン | 1–7 | リベルタ | 1–5 | 0–2 |
スポルチ・レシフェ | 3–2 | アルセナル | 2–0 | 1–2 |
フルミネンセ | 6–1 | ウニベルシダ・カトリカ | 4–0 | 2–1 |
オリエンテ・ペトロレロ | 2–6 | アトレティコ・トゥクマン | 2–3 | 0–3 |
ナシオナル | 3–3 (a) | オリンピア | 1–1 | 2–2 |
デフェンサ・イ・フスティシア | 1–1 (2–4 p) | シャペコエンセ | 1–0 | 0–1 |
セロ・ポルテーニョ | 6–2 | ボストン・リーベル | 2–1 | 4–1 |
パトリオタス | 1–3 | コリンチャンス | 1–1 | 0–2 |
決勝トーナメント
編集2回戦の勝者16チームがトーナメント形式で優勝を争う。組み合わせ及びホーム・アウェーの開催順は、2回戦の抽選時に決定される(2回戦の試合番号を便宜的な「シード順」と見做し、トーナメント表上の配置が決定され、「シード順」が高い(数字が小さい)チームが第2戦をホームで開催する)。合計得点が並んだ場合は、準決勝までは2回戦までと同様に、アウェーゴールルールが適用され、アウェーゴールも並んだ場合は、延長戦は行わず、PK戦で決着をつける。決勝戦のみ、アウェーゴールルールを適用せずに30分間の延長戦を行い、延長戦でも決着がつかない場合は、PK戦を行う。
Round of 16 | 準々決勝 | 準決勝 | 決勝 | |||||||||||||||||||||||
9 | リベルタ | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
8 | サンタフェ | 0 | 1 | 1 | ||||||||||||||||||||||
9 | リベルタ | 1 | 0 | 1 | ||||||||||||||||||||||
1 | ラシン | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||||
16 | コリンチャンス | 1 | 0 | 1 | ||||||||||||||||||||||
1 | ラシン (a) | 1 | 0 | 1 | ||||||||||||||||||||||
9 | リベルタ | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||||||||||
5 | インデペンディエンテ | 0 | 3 | 3 | ||||||||||||||||||||||
13 | ナシオナル | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||||||||||
4 | エストゥディアンテス | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||||
13 | ナシオナル | 1 | 0 | 1 | ||||||||||||||||||||||
5 | インデペンディエンテ | 4 | 2 | 6 | ||||||||||||||||||||||
12 | アトレティコ・トゥクマン | 1 | 0 | 1 | ||||||||||||||||||||||
5 | インデペンディエンテ | 0 | 2 | 2 | ||||||||||||||||||||||
5 | インデペンディエンテ | 2 | 1 | 3 | ||||||||||||||||||||||
3 | フラミンゴ | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||||||||||
11 | フルミネンセ (a) | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||||||||||
6 | LDUキト | 0 | 2 | 2 | ||||||||||||||||||||||
11 | フルミネンセ | 0 | 3 | 3 | ||||||||||||||||||||||
3 | フラミンゴ | 1 | 3 | 4 | ||||||||||||||||||||||
14 | シャペコエンセ | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||||
3 | フラミンゴ | 0 | 4 | 4 | ||||||||||||||||||||||
3 | フラミンゴ | 2 | 2 | 4 | ||||||||||||||||||||||
2 | ジュニオール | 1 | 0 | 1 | ||||||||||||||||||||||
10 | スポルチ・レシフェ | 3 | 0 | 3 | ||||||||||||||||||||||
7 | ポンチ・プレッタ | 1 | 1 | 2 | ||||||||||||||||||||||
10 | スポルチ・レシフェ | 0 | 0 | 0 | ||||||||||||||||||||||
2 | ジュニオール | 2 | 0 | 2 | ||||||||||||||||||||||
15 | セロ・ポルテーニョ | 0 | 1 | 1 | ||||||||||||||||||||||
2 | ジュニオール | 0 | 3 | 3 |
関連項目
編集出典
編集- ^ “Reglamento Conmebol Sudamericana 2017”. CONMEBOL.com. 2020年4月23日閲覧。
- ^ “Independiente campeón de la CONMEBOL Sudamericana 2017” (Spanish). CONMEBOL.com (13 December 2017). 2020年4月23日閲覧。
- ^ “Conmebol informa detalles adicionales sobre reforma de Copa Libertadores y Copa Sudamericana”. CONMEBOL.com (3 October 2016). 2020年4月23日閲覧。
- ^ “La Copa Sudamericana 2017 reunirá a 44 clubes”. CONMEBOL.com (6 December 2016). 2020年4月23日閲覧。