チャイニーズ・タイシャン
クルーズ客船
(コスタ・ヴォイジャーから転送)
チャイニーズ・タイシャン(中華泰山)は、中国の渤海郵輪有限公司が保有するクルーズ客船。
チャイニーズ・タイシャン | |
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リヴォルノ港に接岸中の コスタ・ヴォイジャー(当時) | |
基本情報 | |
船種 | クルーズ客船 |
船籍 |
ギリシャ(2000-2004) バハマ(2004-2011) イタリア(2011-2014) パナマ(2014-) |
所有者 |
ロイヤル・オリンピック・クルーズ(2000-2004) イベロ・クルーズ(2004-2011) コスタ・クルーズ(2011-2014) 渤海郵輪有限公司(2014-) |
運用者 |
ロイヤル・オリンピック・クルーズ(2000-2004) イベロ・クルーズ(2004-2011) コスタ・クルーズ(2011-2014) 渤海郵輪有限公司(2014-) |
建造所 | ブローム・ウント・フォス |
姉妹船 | エクスプローラ |
信号符字 | 3ECP6(CHINESE TAISHAN) |
IMO番号 | 9183506 |
MMSI番号 | 371521000(CHINESE TAISHAN) |
改名 |
オリンピック・ヴォイジャー(2000-2004) グランド・ヴォイジャー(2004-2011) コスタ・ヴォイジャー(2011-2014) チャイニーズ・タイシャン(中華泰山)(2014-) |
経歴 | |
起工 | 1999年 |
進水 | 1999年7月14日 |
竣工 | 2000年6月22日 |
就航 | 2000年6月24日 |
現況 | 就航中 |
要目 | |
総トン数 | 24,391 トン |
全長 | 180.7m |
幅 | 25.6 m |
デッキ数 | 7層 |
機関方式 | ディーゼル・エレクトリック |
主機関 | バルチラ 9L46C 4基 |
推進器 | 2軸 |
出力 | 37,800 kW |
速力 | 28ノット |
旅客定員 | 836名 |
乗組員 | 360名 |
概要
編集ロイヤル・オリンピック・クルーズの発注により、ドイツのブローム・ウント・フォスで建造され、オリンピック・ヴォイジャーとして2000年6月24日に就航した。
2004年にイベロ・クルーズに売却され、グランド・ヴォイジャーとして運航された。
2011年にコスタ・クルーズに売却され、コスタ・ヴォイジャーとなり、12月に就航した。フランスの乗客を主な対象としたクルーズで運航され、アムステルダムと地中海側の都市から地中海と北ヨーロッパに運航された。2012年はコスタ・アレグラが発電機室の火災により運航から離脱したため、3月18日から7月1日まで、予定されていたクルーズを中止してコスタ・アレグラのクルーズを代替した。
2014年2月にコスタ・クルーズから渤海郵輪有限公司に売却され、チャイニーズ・タイシャン(中華泰山)となり、中国発着のクルーズで運航されている。
事故・インシデント
編集2005年2月14日、地中海を航行中、ミストラルの影響により発生した巨大波を受けた。約12-15メートルの高波により船橋の窓ガラスが破壊され、流入した海水により機器が損傷したため、機関が使用できなくなり漂流した。荒天下での漂流であったため、船体は大きく動揺した。直後に姉妹船のエクスプローラーも太平洋を航行中に同様の事故に遭遇している。