コスタ・スメラルダ
コスタ・スメラルダ(Costa Smeralda)は、コスタ・クルーズが運航しているクルーズ客船[2]。
コスタ・スメラルダ | |
---|---|
基本情報 | |
経歴 | |
進水 | 2019年3月15日[1] |
竣工 | 2019年12月5日[2] |
要目 | |
総トン数 | 185,010 トン[3] |
全長 | 337.0 m[2][3] |
幅 | 42.0 m[2][3] |
喫水 | 8.8 m[2][3] |
主機関 |
ディーゼル・エレクトリック (ディーゼル 4基)[1][3] |
出力 | 83,968馬力(61,760kW)(総出力)[2][3] |
航海速力 | 17.0ノット[2][3] |
旅客定員 | 5,224名(最大 6,522名)[3] |
乗組員 | 1,678名[3] |
概要
編集親会社のカーニバル・コーポレーションが建造している18万トン型「エクセル・クラス」の1隻で[3]、コスタ・クルーズ向けに建造されたコスタ・スメラルダ級の1番船として、2019年12月5日にフィンランドのマイヤー・トゥルクで竣工、引き渡された[2]。 船価は9億5千万ドル[4][3]。
12月21日からサヴォーナ発の地中海クルーズでデビューした[2]。
本船はコスタ・クルーズでは初、世界でも2番目のLNG燃料でフル航行可能なクルーズ客船で[2]、LNG燃料によりSOx排出の全てと粒子状物質の95~100%削減、NOxの85%削減、CO2も最大20%削減が可能となった[2]。
各デッキにはローマ、フィレンツェ、ミラノ等イタリアの都市名が付けられており[3]、船尾には「ピアッツァ・ディ・スパーニャ」と名付けられたローマのスペイン広場を模した階段状のエリアも設けられている[2][3]。
その後、コスタ・クルーズ向けの同型2番船が2021年に建造された[5]。
同型船
編集- 2番船 「コスタ・トスカーナ(Costa Toscana)」
- 2021年12月2日竣工[5]。
参考文献
編集- 海人社『世界の艦船』2019年6月号 No.901
- 海人社『世界の艦船』2020年3月号 No.919
- 海人社『世界の艦船』2020年7月号 No.927
- 海人社『世界の艦船』2022年2月号 No.965
- 海事プレス社『クルーズ客船データブック 2022・2023』CRUISE 2022年5月臨時増刊