ケント・エマニュエル
ケント・ジェフリー・エマニュエル(Kent Jeffrey Emanuel, 1992年6月4日 - )は、アメリカ合衆国ジョージア州ウッドストック出身のプロ野球選手。左投左打(投手)。MLBのマイアミ・マーリンズ所属。
マイアミ・マーリンズ #74 | |
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マイアミ・マーリンズ時代 (2024年3月17日) | |
基本情報 | |
国籍 | アメリカ合衆国 |
出身地 | ジョージア州ウッドストック |
生年月日 | 1992年6月4日(32歳) |
身長 体重 |
6' 4" =約193 cm 225 lb =約102.1 kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 左投左打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2013年 MLBドラフト3巡目 |
初出場 | 2020年4月24日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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この表について
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経歴
編集プロ入りとアストロズ時代
編集2010年のMLBドラフト19巡目(全体567位)でピッツバーグ・パイレーツから指名されたが、この時は契約しなかった[1]。
2013年のMLBドラフト3巡目(全体74位)でヒューストン・アストロズから指名され、プロ入り[2]。この年は傘下ルーキー級ガルフ・コーストリーグ(GCL)のGCLアストロズでプロデビュー。4試合に登板した[3]。
2014年はA級クアッドシティーズ・リバーバンディッツとA+級ランカスター・ジェットホークス合計で27試合(うち先発18試合)に登板し、9勝7敗2セーブ、防御率4.21という成績を残した[3]。
2015年はAA級コーパスクリスティ・フックスで4試合(うち先発2試合)に登板して、1勝1敗、防御率3.68という成績を残した[3]。
2016年もAA級コーパスクリスティに所属し、 17試合(うち先発16試合)に登板して6勝4敗1セーブ、防御率5.23という成績を残した[3]。
2017年はAA級コーパスクリスティとAAA級フレズノ・グリズリーズ合計で25試合(うち先発19試合)に登板し、6勝7敗1セーブ、防御率5.72という成績を残した[3]。
2018年もAAA級フレズノに所属し、31試合(うち先発10試合)に登板して5勝4敗1セーブ3ホールド、防御率5.59という成績を残した[3]。
2019年はAAA級ラウンドロック・エクスプレスで28試合(うち先発7試合)に登板して、8勝2敗1セーブ3ホールド、防御率3.90という成績を残した[3]。またオフの11月4日にメジャー契約を結んで40人枠入りした[3]。
2020年8月6日に禁止薬物のデヒドロクロロメチルテストステロンの陽性反応を示したため、80試合の出場停止処分を受けた[4]。
2021年は4月23日にメジャーに昇格し、4月24日のロサンゼルス・エンゼルス戦で先発のジェイク・オドリッジが前腕部の貼りを訴えわずか5球で降板したため、急遽マウンドに上がった[5]。9回まで8回2/3イニングを一人で投げ抜き、被安打5、5奪三振、無四球、失点はアルバート・プホルスと大谷翔平のソロ本塁打2本の2点に抑えた[5]。試合は16-2で勝利し、メジャー初登板で初勝利を飾った[5]。デビュー戦でリリーフとして8イニング以上を投げ勝利投手となったのは47年ぶりの快挙であった[6]。5月28日に左ひじ痛のため10日間の故障者リスト入り[3][7]。その後左ひじの内側側副靭帯の手術を行い、6月23日に60日間の故障者リスト入りした[3]。
フィリーズ傘下時代
編集2021年11月19日にウェイバー公示を経てフィラデルフィア・フィリーズに移籍した[3]。
2022年3月20日に左肘の故障で60日間の負傷者リストに入った[8]。7月8日にマイナーオプションにより傘下AAA級のリーハイバレー・アイアンピッグスに配属された[9]。このシーズンはメジャーでの登板は無く、11月10日にFAとなった。
パイレーツ傘下時代
編集2023年2月10日にピッツバーグ・パイレーツとマイナー契約を結んだ[10]。このシーズンは傘下AAA級のインディアナポリス・インディアンズで20試合に登板し防御率6.12を記録した。8月10日にFAとなった[11]。
マーリンズ時代
編集2024年2月8日にマイアミ・マーリンズとマイナー契約を結んだ[12]。4月1日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[13]。
詳細情報
編集年度別投手成績
編集年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2021 | HOU | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 68 | 17.2 | 12 | 4 | 4 | 0 | 1 | 13 | 0 | 0 | 5 | 5 | 2.55 | 0.91 |
MLB:1年 | 10 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1.000 | 68 | 17.2 | 12 | 4 | 4 | 0 | 1 | 13 | 0 | 0 | 5 | 5 | 2.55 | 0.91 |
- 2021年度シーズン終了時
背番号
編集- 0 (2021年)
- 74 (2024年 - )
脚注
編集- ^ “19th Round of the 2010 MLB June Amateur Draft”. Baseball-Reference.com. 2022年5月8日閲覧。
- ^ “3rd Round of the 2013 MLB June Amateur Draft”. Baseball-Reference.com. 2022年5月8日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k MLB公式プロフィール参照。2022年5月8日閲覧。
- ^ “エマニュエルのデビュー消滅、薬物違反80試合停止”. 日刊スポーツ (2020年8月7日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ a b c Brian McTaggart (2021年4月25日). “Emanuel excels in 'wild' debut: 'I was ready'”. MLB.com. 2022年5月8日閲覧。
- ^ “アストロズ・エマニュエル初勝利、デビュー戦で1回1死後緊急登板で快投”. 日刊スポーツ (2021年4月25日). 2022年5月8日閲覧。
- ^ Eric Huysman (2021年6月3日). “Astros Kent Emanuel Out For the Rest of 2021 With Elbow Surgery”. MLB.com. 2022年5月8日閲覧。
- ^ “Phillies' Kent Emanuel: Lands on 60-day IL” (英語). CBS Sports (2023年1月14日). 2024年8月20日閲覧。
- ^ “Phillies' Kent Emanuel: Reinstated, sent down” (英語). CBS Sports (2022年7月8日). 2024年8月20日閲覧。
- ^ “Pirates Roster & Staff – Transactions”. MLB.com (2023年2月10日). 2024年8月20日閲覧。
- ^ “Kent Emanuel: Released by Pittsburgh” (英語). cbssports.com (2023年8月10日). 2024年8月20日閲覧。
- ^ “Marlins' Kent Emanuel: Gets look from Miami” (英語). CBS Sports (2024年2月8日). 2024年8月20日閲覧。
- ^ “Marlins tweak bullpen, add left-hander Kent Emanuel”. ESPN.com. (2024年4月1日) 2024年8月20日閲覧。
関連項目
編集外部リンク
編集- 選手の通算成績と情報 MLB、ESPN、Baseball-Reference、Fangraphs、The Baseball Cube、Baseball-Reference (Register)
- Kent Emanuel stats MiLB.com
- Kent Emanuel (@kentemanuel) - X(旧Twitter)
- Kent Emanuel (@kentemanuel) - Instagram