ケムシクラゲ科(ケムシクラゲか、Apolemiidae)はクダクラゲ目動物。本科に属するのはケムシクラゲ属(ケムシクラゲぞく、Apolemia Eschscholtz1829)のみである[1]

ケムシクラゲ科
分類
: 動物界 Animalia
: 刺胞動物門 Cnidaria
: ヒドロ虫綱 Hydrozoa
: クダクラゲ目 Siphonophorae
: ケムシクラゲ科 Apolemiidae
学名
Apolemiidae Huxley, 1859

単一の多細胞生物であるかのように見えるが、個虫英語版と呼ばれるポリプやメデュソイド(クラゲ状の生物)の浮遊したコロニー群体)である。2020年4月には、オーストラリア沖で全長120メートルにおよぶ本科のコロニーが発見された[2][3]

以下のがケムシクラゲ科ケムシクラゲ属に分類される[4][5]

  • Apolemia contorta sensu (Margulis, 1976)
  • Apolemia lanosa Siebert, Pugh, Haddock & Dunn, 2013 - 和名:カノコケムシクラゲ
  • Apolemia rubriversa Siebert, Pugh, Haddock & Dunn, 2013
  • Apolemia uvaria (Lesueur, 1815) - 和名:ケムシクラゲ英語版
  • Apolemia vitiazi (Stepanjants, 1967) - 和名:チャケムシクラゲ

旧分類

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次の2つの属はかつては別の属とされたものの、今日ではケムシクラゲ属のシノニムとされている[1]

  • Ramosia Stepanjants, 1967
  • Tottonia Margulis, 1976

脚注

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