グレッグ・マンセル
グレッグ・ナイジェル・マンセル[1](Greg Nigel Mansell、1987年11月8日 - )は、イングランド(イギリス)・マン島ダグラス出身のレーシングドライバー、自転車ロードレース選手。
グレッグ・マンセル | |
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![]() グレッグ・マンセル(2012年) | |
基本情報 | |
国籍 |
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生年月日 | 1987年11月8日(37歳) |
出身地 |
![]() マン島ダグラス |
親族 |
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フォーミュラ・ルノー3.5での経歴 | |
デビュー | 2009 |
所属 | コムテック・レーシング |
車番 | 17 |
過去所属 | アルティメット・モータースポーツ |
出走回数 | 15 |
優勝回数 | 0 |
ポールポジション | 0 |
ファステストラップ | 0 |
シリーズ最高順位 | 15位 (2010) |
過去参加シリーズ | |
2008 2006-07 2006 |
アトランティック・チャンピオンシップ イギリスF3選手権 フォーミュラ・BMW UK |
1992年F1ワールドチャンピオン、1993年CARTチャンピオンのナイジェル・マンセルの息子で、レーシングドライバーのレオ・マンセルの弟である。
モータースポーツ
編集2000年に兄と一緒にカートからスタートし、同じシリーズで参戦していた。2006年、フォーミュラ・BMW UKでフォーミュラカーレースに進出。
しかし、フォーミュラ・BMWでは期待外れの結果に終わり、グレッグはわずか24ポイント、レオは無得点だった。
同年にイギリスF3選手権最終戦スラクストンで招待選手としてフォーテック・モータースポーツから参戦し、レース1では2番目に速いタイムを記録し8位に入ったが、レース2ではエンジンのオーバーヒートにより18位に終わった。
2007年にはイギリスF3選手権でフル参戦を開始し、第2戦(ドニントン)のレース1では3位表彰台を獲得し、16回のトップ10フィニッシュ、更に第8戦(シルバーストン)・第10戦(クロフト)のレース1で3位表彰台に登り、79ポイントでランキング10位でシーズンを終えた。
2008年、レオと共にアメリカに渡り、ウォーカー・レーシングからアトランティック・チャンピオンシップに参戦した[2]。翌年にはヨーロッパに戻り、フォーミュラ・ルノー3.5に参戦し、アルティメット・モータースポーツ、コムテック・レーシングからエントリーし、ランキング26位。2010年にはコムテックから参戦し、ステファノ・コレッティと組んだ[3]。
2010年、兄のレオ、父のナイジェルと共にジネッタ-ザイテック・GZ09Sからル・マン・シリーズの一部のレース、ル・マン24時間レースに参戦。開幕戦カステレ8時間レースで総合9位(LMP1クラス8位)でゴールしたが、ル・マンでは4周目にナイジェルがドライブするGZ09Sの左リアタイヤがパンクしてクラッシュを喫し、親子でのル・マン挑戦は終わった。しかし第4戦ハンガロリンク1000kmレースで復帰し、LMP1クラスで優勝を飾っている。
自転車競技
編集
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基本情報 | ||||
本名 | グレッグ・マンセル | |||
生年月日 | 1987年11月8日(37歳) | |||
出身地 | ダグラス (マン島) | |||
選手情報 | ||||
所属 | UK・ユース | |||
分野 | ロードレース | |||
役割 | 選手 | |||
特徴 | スプリンター | |||
プロ経歴 | ||||
2011-2013 | UK・ユース | |||
2014- | NFTO |
2006年から水泳競技を出場していたマンセルは、2011年初頭に自転車競技に出場し、スワインマスのマウントバッテン・サーキットレースで初優勝。2011年のハルフォーズ・ツアー・シリーズではチーム・UK・ユースから出場[4]。2012年の選手権トラックレースの男子オムニアムで11位、2013年では8位を記録[5]。
2013年のアイランド・ゲームズのタウンセンタークリテリウムでジャージー代表の一員として出場し、銅メダルを獲得[6]。また、男子ロードレースチームとタイムトライアルチームにも出場し、団体でも銅メダルを獲得した。
2014年、チーム・UK・ユースに所属したジョン・モールド、ジョシュ・ハントと共にNFTO・プロサイクリングに加入。
レース戦績
編集アトランティック・チャンピオンシップ
編集年 | チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 順位 | ポイント |
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2008年 | ウォーカー・レーシング | LBH 13 |
LS Ret |
MTT DNS |
EDM1 9 |
EDM2 Ret |
ROA1 12 |
ROA2 13 |
TRR 9 |
NJ 7 |
UTA 9 |
ATL 5 |
10位 | 167 | |
2009年 | ジェノア・レーシング | SEB | UTA | NJ1 | NJ2 | LIM | ACC1 | ACC2 | MDO | TRR | MOS | ATL Ret |
LS | 20位 | 4 |
ソース:[7]
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フォーミュラ・ルノー3.5
編集年 | チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 順位 | ポイント |
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2009年 | アルティメット・モータースポーツ | CAT 1 13 |
CAT 2 10 |
SPA 1 13 |
SPA 2 9 |
MON 1 13 |
HUN 1 15 |
HUN 2 Ret |
SIL 1 11 |
SIL 2 22 |
BUG 1 12 |
BUG 2 Ret |
ALG 1 11 |
ALG 2 13 |
NÜR 1 |
NÜR 2 |
26位 | 4 | ||
コムテック・レーシング | ALC 1 10 |
ALC 2 14 | ||||||||||||||||||
2010年 | コムテック・レーシング | ALC 1 8 |
ALC 2 Ret |
SPA 1 5 |
SPA 2 14 |
MON 1 15 |
BRN 1 11 |
BRN 2 14 |
MAG 1 18 |
MAG 2 12 |
HUN 1 Ret |
HUN 2 5 |
HOC 1 6 |
HOC 2 Ret |
SIL 1 10 |
SIL 2 Ret |
CAT 1 9 |
CAT 2 16 |
15位 | 23 |
ル・マン24時間レース
編集年 | チーム | コ・ドライバー | 車両 | クラス | 周回数 | 順位 | クラス 順位 |
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2010年 | ビーチディーン・マンセル | ナイジェル・マンセル レオ・マンセル |
ジネッタ-ザイテック GZ09S | LMP1 | 4 | DNF | DNF |
脚注
編集- ^ “Greg Nigel MANSELL”. Companies House. 15 June 2023閲覧。
- ^ “Walker Racing Signs Greg and Leo Mansell for 2008”. champcaratlantic.com. (14 November 2007) 2008年5月17日閲覧。
- ^ Wilkinson, Andy (3 February 2010). “Mansell signs with Comtec”. motorstv.com (Motors TV). オリジナルの14 July 2011時点におけるアーカイブ。 2010年3月7日閲覧。
- ^ “Team UK Youth Halfords Tour Series”. Tourseries.co.uk. 8 September 2012時点のオリジナルよりアーカイブ。2012年10月12日閲覧。
- ^ “British National Track Championships 2013: Communique No. 076”. British Cycling. 30 September 2013閲覧。
- ^ Men's Individual Town Centre Criterium Results
- ^ “Greg Mansell”. Champ Car Stats. 17 February 2023閲覧。
- ^ a b “Greg Mansell Results”. Motorsport Stats. 17 February 2023閲覧。
- ^ “Greg Mansell”. Motor Sport. 17 February 2023閲覧。
- ^ “Greg Mansell”. Automobile Club de l'Ouest. 17 February 2023閲覧。