グラスハープ/草の竪琴
グラスハープ/草の竪琴(くさのたてごと、原題:The Grass Harp)は、1995年のアメリカ合衆国のドラマ映画。
グラスハープ/草の竪琴 | |
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The Grass Harp | |
監督 | チャールズ・マッソー |
脚本 |
スターリング・シリファント カーク・エリス |
原作 |
トルーマン・カポーティ 『草の竪琴』 |
製作 |
チャールズ・マッソー ジェリー・トコフスキー ジョン・ウィンフィールド |
ナレーター | ボイド・ゲインズ |
音楽 | パトリック・ウィリアムズ |
撮影 | ジョン・A・アロンゾ |
配給 |
ファイン・ライン・フィーチャーズ オンリー・ハーツ |
公開 |
1995年10月11日 1998年5月30日 |
上映時間 | 107分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
言語 | 英語 |
概要
編集トルーマン・カポーティの同名の小説を原作とする。監督・製作はチャールズ・マッソーで、出演者のウォルター・マッソーの息子である。また、脚本家のスターリング・シリファントはこの作品が遺作となった。また、本作における演技でパイパー・ローリーは1997年度サウスイースタン映画批評家協会賞の最優秀助演女優賞を受賞した[1]。
あらすじ
編集舞台は1940年代のアラバマ州の田舎町。母親を亡くしたコリンは父親のいとこに引き取られる。優しいが夢見がちな姉のドリーと、町一番の資産家だが気難しい妹のベレナ。姉妹の性格は正反対であった。コリンはドリーと彼女のメイドのキャサリンと親しくなり、町の風変わりな人々とも交流を深めていく。
キャスト
編集- ドリー・タルボ:パイパー・ローリー(さとうあい)
- ベレナ・タルボ:シシー・スペイセク(寺内よりえ)
- コリン・フェンウィック:エドワード・ファーロング
- 幼少期のコリン:グレイソン・フリッケ(本田貴子)
- キャサリン・クリーク:ネル・カーター(高乃麗)
- チャーリー・クール判事:ウォルター・マッソー(小島敏彦)
- アモス・ルグラン:ロディ・マクドウォール(長島雄一)
- モリス・リッツ博士:ジャック・レモン
- シスター・アイダ:メアリー・スティーンバージェン(本田貴子)
- ライリー・ヘンダーソン:ショーン・パトリック・フラナリー(落合弘治)
- ジュニアス・キャンドル:ジョー・ドン・ベイカー
- ユージーン・フェンウィック:スコット・ウィルソン
- モード・リオーダン:ミア・カーシュナー
- バスター牧師:チャールズ・ダーニング(城山堅)
- バスター夫人:ボニー・バートレット
- リチャーズ夫人:ドリス・ロバーツ
- チャーリー・クール・ジュニア:レイ・マッキノン
- ホテルの支配人:マーク・マクファーソン(落合弘治)
日本語吹替:オンリー・ハーツから発売されたVHS、DVDに収録。東北新社から「デジタルニューマスター版」として発売されたDVDには未収録。
トリビア
編集本作は、名コンビといわれたジャック・レモンとウォルター・マッソーのコンビが出演している作品であるが、本作で姉妹を演じたパイパー・ローリーとシシー・スペイセクは『キャリー』においてそれぞれ娘役・母役で共演したコンビである。
受賞
編集- 1996年度 ファミリー・フィルム・アワード 最優秀監督賞(チャールズ・マッソー)[1]
- 1996年度 パームスプリングス国際映画祭 最優秀英語映画賞[1]
- 1997年度 サウスイースタン映画批評家協会賞 最優秀助演女優賞(パイパー・ローリー)[1]
脚注
編集- ^ a b c d The Grass Harp - IMDb 2022年9月8日閲覧。