バンコク

タイの首都
クルンテープから転送)

バンコク: บางกอก: Bangkok[注釈 1])は、タイ王国首都。タイではクルンテープ[注釈 2]の通称で呼ばれている[1]

バンコク

กรุงเทพมหานคร (บางกอก)
Krung Thep Maha Nakhon (Bangkok)
タイ王国の旗
バンコク都
上から:シーロム通り付近の展望、ワット・シーラッタナーサーサダーラーム、ワット・アルンラーチャワラーラーム、戦勝記念塔、ジャイアント・スウィング
バンコクの旗
バンコクの公式印章
印章
バンコクの位置(東南アジア内)
バンコク
バンコク
バンコクの位置(タイ王国内)
バンコク
バンコク
バンコクの位置(バンコク都内)
バンコク
バンコク
バンコクの位置(バンコク内)
バンコク
バンコク
北緯13度45分8秒 東経100度29分38秒 / 北緯13.75222度 東経100.49389度 / 13.75222; 100.49389
タイ王国の旗 タイ
建設 不明
首都成立 1782年4月21日
下位区分 50 ケート
政府
 • 種別
 • 知事 チャッチャート・シッティパン
面積
 •  1,568.737 km2
 • 都市圏
7,761.50 km2
人口
(2010年)
 •  8,249,117人
 • 密度 5,258.60人/km2
 • 都市圏
14,565,520人
 • 都市圏密度 1,876.64人/km2
等時帯 UTC+7 (タイ標準時)
ISO 3166-2 TH-10
ウェブサイト city.bangkok.go.th/

正式名称はクルンテープ・マハーナコーン[注釈 3][2][注釈 4]

人口8,249,117人(2010年)、面積1568.737 km2都市圏人口2018年時点で1600万人を超えており、世界有数の大都市圏を形成している[3]ASEAN経済の中心地で、東南アジア屈指の世界都市でもある。

タイの王宮や政治の中枢機関が集中しているだけでなく、交通と宿泊施設の整ったバンコクは多くの各国要人を招き、アジアで2番目に多くの国際会議が開かれる都市であり[4]、政治的に多大な影響力を持つ。

名称

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バンコクの儀式的正式名称は非常に長く、下記のとおりである。

กรุงเทพมหานคร อมรรัตนโกสินทร์ มหินทรายุธยา มหาดิลกภพ นพรัตนราชธานีบูรีรมย์ อุดมราชนิเวศน์มหาสถาน อมรพิมานอวตารสถิต สักกะทัตติยวิษณุกรรมประสิทธิ์
クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット
[5]

あまりにも長いため、タイ国民は最初の部分をとり『クルンテープ』と呼んでいる。タイ語後置修飾が基本であるので、意味は後ろの節から訳し、以下のようになる。

イン神(インドラ帝釈天)がウィッサヌカム神(ヴィシュヴァカルマン神)に命じてお作りになった、神が権化としてお住みになる、多くの大宮殿を持ち、九宝のように楽しい王の都、最高・偉大な地、イン神の戦争のない平和な、イン神の不滅の宝石のような、天使の大都

参考までにハース方式の発音記号(声調略)を挙げると、以下のようになる。

[kruŋ theep mahaanakhɔɔn amɔɔnrattanakoosin mahintharaayutthayaa mahaadilok phop noppharat raatchathaanii burii rom udomraatchaniweet mahaasathaan amɔɔn phimaan awataan sathit sakkathattiya witsanukam prasit]

この儀式的名称はラーマ1世が遷都の際つけられた。後のラーマ4世は「イン神の卓越した宝石」すなわちボーウォーンラッタナコーシン[注釈 5]の部分をアモーンラッタナコーシン[注釈 6]すなわち「イン神の不滅の宝石」と変更させた。[6]

その後、1916年いわゆるムアンチャンワット(県)と呼ばせるようになる[7] とバンコク(現在のトンブリー地域を除く)は県庁在地のプラナコーン郡にちなんでプラナコーン県と呼ばれ、儀式上と行政上の名称が完全に分離した。

1971年タノーム元帥は革命後、同年の12月21日革命団布告によってプラナコーン県とトンブリー県を融合しナコーンルワンクルンテープトンブリー[注釈 7]と改称した[8]、さらに翌年の革命団布告によってクルンテープ・マハーナコーン[注釈 8]と改称された[9]。現在はこの略称としてクルンテープ[注釈 9](「天使の都」の意)がよく使われている。

日本語や英語で慣用されるバンコクの語は、「バーンマコーク[注釈 10]」が訛った「バーンコーク[注釈 11]」がさらに訛ったものである[10]。バーンマコークとは「アムラタマゴノキ[注釈 12]の水村」という意味である[10]

一般にはアユタヤ王朝時代、トンブリー(チャオプラヤ川を挟んでバンコク中心部の対岸側)にある要塞に駐屯していたポルトガル傭兵団がこの地の地名を現地人に訪ねたところこの名前が答えとして返ってきたが、バーンコークは固有名詞ではなく普通名詞なのでこれが誤って広まり定着したとされる[11]。一方、17世紀のフランスの外交官、シモン・ド・ラ・ルベールは本当の名前であるトン(ブリー)を外国人から隠すためにわざとバンコクという名を用いているとしている[12]。いずれにせよ、外国ではこの地をバンコクと呼ぶことが定着した[11]

なお、タイ語のバーンコークであるが、現在ではトンブリー側にある一地域を指す言葉であって、タイ語のバーンコークは外国語のバンコクではない。

日本語ではバンコックバンコークとも表記される。また漢字表記は曼谷盤谷の2通りがある。

歴史

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王宮
 
高層ビル群を背景としたルンピニー公園
 
バンコク中心部の高層ビル群

チャクリー朝

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バンコクの歴史は1782年ラーマ1世タークシンを処刑しそれまでのトンブリーからチャオプラヤー川の対岸に首都を移したことに始まる。 ラーマ1世が遷都した理由として、トンブリーがチャオプラヤー川西岸にあり、当時チャオプラヤー川周辺に勢力を広げようとしていたビルマのコンバウン王朝(現、ミャンマー)の進入が容易だったからである。

バンコクの建設は6月10日午前6時45分にラックムアン(市の柱)が建てられ始まった。建設主任はチャオプラヤー・タンマーティコーン (ブンロート)とし、3年後に建設が終了した。 アユタヤと同じく王宮や関連施設を含む土地の周囲には運河が掘られラッタナーコーシン島と呼ばれる人工の島を形成した。この島の中には王に許された者のみ住むことが出来た。 記録によれば、当時ラッタナコーシン島に居住していたのは王族を除けばタイ族ではなく「王室華人」と呼ばれた潮州系の華人であった。

建国当初はラッタナコーシン島のみがバンコクの中心として機能していたが、タイの経済発展と共に市街地は東へ延びていった。またラーマ5世(チュラーロンコーン)の時代にすでにラッタナコーシン島の王宮のみでは妻や子供を十分に収容することが出来ないため北にドゥシット宮殿群を建設している。チュラーロンコーンの子供はさらに北にバーンクンプロム宮殿スコータイタンマティベート宮殿などを建設している。

また、経済の中心もチャクリー王朝初期には当時ラッタナコーシン島から運河を挟んで東側のヤオワラートにあったが、20世紀後半にシーロム通りに中心が移った。そのためラッタナコーシン島周辺は現在、旧市街地と見なされることが多い。

建設からラーマ5世時代までは、バンコクはチャクリー王朝の王による直轄地であった。しかしラーマ5世の以降市街地が拡大を始めたため、チャクリー改革によって、バンコクは畿内省という機関の管轄に置かれることになった。

現代

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都市の拡大

1972年には、拡大が進みバンコクの行政機関の手に負えなくなっていたノンタブリー県サムットプラーカーン県パトゥムターニー県がバンコクから分離。 一方で1975年にはバンコクと経済的に密な関係にあったトンブリー県がバンコクに吸収されている。その間にもさらにバンコクの市街地の拡大が進んだ。

とくに1980年代にはタイ国内の投資が拡大し、タイの経済の中心であるバンコクも必然的に発展する事になった。 バンコクは特に目立って教育が普及しリベラルな住民が増えたため内務省の直接統治も難しくなった。このため1985年に『仏暦2528年バンコク首都府行政組織法[注釈 13]』が国会で成立。これ以降、住民に選ばれた知事による自治が行われている。

地理

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気候

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バンコクは熱帯に位置し、年間を通じて最高気温は34℃前後、最低気温は通常25℃前後。バンコクの季節は三つに分かれる。一つ目が、6月から10月にかけて蒸し暑く雨の降る雨季である。1日に何度もスコールがある。二つ目は、11月から2月のやや涼しく過ごしやすい乾季である。とりわけ12月から2月は雨がほぼ降らず、気候も安定している。三つ目は、3月から5月にかけての雨が少なく非常に高温となる暑季である。朝から気温が上昇し、夜間も気温が下がらない[13][14]

最高気温極値は41.0℃(2023年5月7日)。最低気温極値は9.9℃(1955年1月)。

ケッペンの気候区分ではサバナ気候(Aw)に属す。


バンコク(1991年-2020年)の気候
1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
最高気温記録 °C°F 37.6
(99.7)
38.8
(101.8)
40.1
(104.2)
40.0
(104)
41
(106)
38.8
(101.8)
38.4
(101.1)
37.4
(99.3)
37.4
(99.3)
37.9
(100.2)
38.8
(101.8)
37.1
(98.8)
41
(106)
平均最高気温 °C°F 32.7
(90.9)
33.7
(92.7)
34.7
(94.5)
35.7
(96.3)
35.1
(95.2)
34.1
(93.4)
33.5
(92.3)
33.3
(91.9)
33.2
(91.8)
33.3
(91.9)
33.1
(91.6)
32.3
(90.1)
33.7
(92.7)
日平均気温 °C°F 27.4
(81.3)
28.6
(83.5)
29.7
(85.5)
30.7
(87.3)
30.3
(86.5)
29.7
(85.5)
29.2
(84.6)
29.2
(84.6)
28.6
(83.5)
28.4
(83.1)
28.4
(83.1)
27.3
(81.1)
28.9
(84)
平均最低気温 °C°F 23.4
(74.1)
24.8
(76.6)
26.4
(79.5)
27.2
(81)
26.9
(80.4)
26.4
(79.5)
26.1
(79)
25.9
(78.6)
25.4
(77.7)
25.2
(77.4)
24.7
(76.5)
23.2
(73.8)
25.4
(77.7)
最低気温記録 °C°F 9.9
(49.8)
14.9
(58.8)
15.7
(60.3)
19.9
(67.8)
21.1
(70)
21.1
(70)
21.9
(71.4)
21.2
(70.2)
21.3
(70.3)
18.3
(64.9)
14.2
(57.6)
10.5
(50.9)
9.9
(49.8)
雨量 mm (inch) 23.6
(0.929)
21.4
(0.843)
51.0
(2.008)
93.3
(3.673)
216.8
(8.535)
198.5
(7.815)
189.7
(7.469)
227.1
(8.941)
335.9
(13.224)
288.7
(11.366)
44.6
(1.756)
11.6
(0.457)
1,702.1
(67.012)
平均降雨日数 (≥1 mm) 1.9 1.9 3.4 5.4 12.4 13.4 14.1 15.6 18.0 14.4 3.8 1.0 105.3
湿度 67.9 70.5 72.6 72.0 74.4 75.2 75.5 76.4 79.3 78.0 68.8 65.6 73.02
平均月間日照時間 216.0 215.8 234.2 226.6 196.2 158.4 140.7 128.9 129.6 157.5 194.8 213.5 2,212.2
出典1:Thai Meteorological Department[15]
出典2:Hong Kong Observatory (daily mean, sunshine),[16] NOAA (extremes)[17]

地域

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行政区画

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下位の区画としてバンコクには50の区(ケート)が設置されている。

 
バンコク行政区分地図
 
バンコクの衛星写真
  1. プラナコーン区
  2. ドゥシット区
  3. ノーンチョーク区
  4. バーンラック区
  5. バーンケーン区
  6. バーンカピ区
  7. パトゥムワン区
  8. ポーンプラープ区
  9. プラカノーン区
  10. ミンブリー区
  11. ラートクラバン区
  12. ヤーンナーワー区
  13. サムパッタウォン区
  14. パヤータイ区
  15. トンブリー区
  16. バーンコークヤイ区
  17. フワイクワーン区
  18. クローンサーン区
  19. タリンチャン区
  20. バーンコークノーイ区
  21. バーンクンティアン区
  22. パーシーチャルーン区
  23. ノーンケーム区
  24. ラートブーラナ区
  25. バーンプラット区
  1. ディンデーン区
  2. ブンクム区
  3. サートーン区
  4. バーンスー区
  5. チャトゥチャック区
  6. バーンコーレーム区
  7. プラウェート区
  8. クローントゥーイ区
  9. スワンルワン区
  10. チョームトーン区
  11. ドーンムアン区
  12. ラーチャテーウィー区
  13. ラートプラーオ区
  14. ワッタナー区
  15. バーンケー区
  16. ラックシー区
  17. サーイマイ区
  18. カンナーヤーオ区
  19. サパーンスーン区
  20. ワントーンラーン区
  21. クローンサームワー区
  22. バーンナー区
  23. タウィーワッタナー区
  24. トゥンクル区
  25. バーンボーン区
 

隣接する県

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政治

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行政

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バンコクは県(チャンワット)や市ではなく、法[注釈 13]により首都を管轄する特別な地位を与えられた自治体である。 そのため、タイの官公庁および日本の外務省の日本語資料上では「バンコク都」と表現され[18][19]、その政庁も都庁と表記される。 市または首都圏庁という訳[注釈 14] もあるが、東京都と同様に行政機関の名称に市の意味を持たず(バンコク都庁英語版 BMA:Bangkok Metropolitan Administration)、首都圏庁という場合は、隣接5県を加えた都市圏もまたバンコク首都圏(BMR:Bangkok Metropolitan Region)と表記され混同し得ることに留意されたい。

都章はそのフルネームに由来するプラ・イン(インドラ)がエーラーワン象に乗っているところを示したものである。

都知事

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バンコクはある程度内閣による制限があるが、他の県と違い内務省の役人でなく民選の知事が行政を行う。ただし2016年から2022年までは国家平和秩序評議会(NCPO)より任命された元警察幹部のアサウィン・クワンムアンが務めた[20]。現在の知事は、チャッチャート・シッティパン

歴代都知事
(ニックネーム)
名前
就任日 退任日 所属政党
1 Chamnan Yaovabun 1973/1/1 1973/10/22 (任命)
2 At Visutyothaphiban 1973/11/1 1974/6/4 (任命)
3 Siri Santabutra 1974/6/5 1975/3/9 (任命)
4 Sai Hutacharoen 1975/5/5 1975/8/9 (任命)
5 Thammanoon Thien-ngern 1975/8/10 1977/4/29 民主党
6 Chalor Thammasiri 1977/4/29 1979/5/14 (任命)
7 Chaowat Sudlapa 1979/7/4 1981/4/16 (任命)
8 Admiral
Thiem Mokaranont
1981/4/28 1984/11/4 (任命)
9 Asa Meksavan 1984/11/6 1985/11/13 (任命)
10 Major General
チャムロン・シームアン
1985/11/14 1989/11/14 Ruam Phalang Group
1990/1/7 1992/1/22 Palang Dharma Party
11 Captain
グリッサダー・アルンウォン
・ナ・アユタヤ英語版
1992/4/19 1996/4/18 無所属
12 ピチット・ラッタグン英語版 1996/6/3 2000/7/22 無所属
13 サマック・スントラウェート 2000/7/22 2004/8/28 Citizens Party
14 アピラック・コーサヨーティン 2004/8/29 2008/8/28 民主党
2008/10/5 2008/12/19
15 Mom Rajawongse
スクムパン・ボリパット英語版
2009/1/11 2013/1/9 民主党
2013/3/3 2016/10/18
16 Police General
アサウィン・クワンムアン
2016/10/18 2022/3/24 (任命)[20]
17 チャッチャート・シッティパン 2022/5/22 在任中 無所属

対外関係

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姉妹都市・提携都市

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友好都市

日本との関係

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日系企業

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第二次世界大戦前より多くの日本企業が進出している。 特に1960年代高度経済成長前後には、本田技研工業三菱電機日産自動車ダイキン工業ブリヂストン横浜ゴム東京海上日動鹿島建設間組荏原製作所など、さまざまな業種にわたる日本企業が進出してきている。 また、これらの企業進出にあわせてバンコク日本人学校(泰日協会学校バンコク校)の生徒数も増加を続けている。 東南アジアで最も邦人の多い都市であり、2019年の統計によると、バンコクの在留邦人数は55,000人強であり、外国の都市でロサンゼルス大都市圏に次いで2番目に多い[26]

経済

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林立する高層ビルが光輝くバンコクの夜景

タイの首都でタイ最大の都市であるバンコクはタイ経済の中心であり、ASEANの経済圏の中心地でもある。 2014年のバンコク都市圏の総生産は2917億ドルであり、世界35位の経済規模を有する[27]

2009年にタイ統計局が公表した家計調査によると、バンコク首都圏の1世帯当たりの平均所得は月3万7732バーツ(約10万円)である[28]。1人当りの平均所得だとその3分の1程度である。

金融業

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タイ証券取引所 (SET) があるなどバーツ経済圏の中心であり、その他などの貴金属や宝石などの取引の中心である。2016年9月、英国のシンクタンクにより世界39位の金融センターと評価された[29]

アメリカのシンクタンク2017年に発表した総合的な世界都市ランキングにおいて、世界41位の都市と評価された[30]。また、日本研究所2016年に発表した「世界の都市総合力ランキング」では、世界34位の都市と評価された。

都内にはタイ国際航空やバンコク銀行シン・コーポレーション・グループなどの大企業の本社やスタンダード・チャータード銀行メルセデス・ベンツアリアンツなどの外国企業の支店が立ち並ぶ他、サイアム・パラゴンや伊勢丹、ロビンソンなどの大規模なデパートショッピングセンターなどが立ち並ぶなどタイ国内における消費トレンドの発信地でもある。

観光業

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タイの他の観光地と同じく、観光も大きな産業の一つとなっており[31]、都内には高級ホテルからバックパッカー向けの安宿までが立ち並び、また都内の至る所で日本や台湾、韓国などのアジア諸国の他に、ヨーロッパやアメリカから来た観光客を目にすることができる。

ホテル

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マンダリン・オリエンタル・バンコク
 
ザ・ペニンシュラ・バンコク

中心部やチャオプラヤー川沿いには世界的に著名な マンダリン・オリエンタル・バンコクザ・ペニンシュラ・バンコクシャングリ・ラ ホテル バンコクなどの最高級ホテルが立ち並び、また、それ以外にもフォーシーズンズ・ホテル・バンコクザ・スコータイ・バンコクなど多数の最高級ホテルが林立している。

情報・通信

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マスメディア

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新聞社

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タイの新聞では、タイ・ラットカーウ・ソットデイリー・ニュースなど政治的立場も様々な全国紙を始め、経済紙、スポーツ紙、芸能紙、また英字紙や中国語紙などが本拠を置く。

生活基盤

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ライフライン

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電信

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大量ケーブルの課題

観光客や移住者の増加に合わせ電話やインターネット回線用を急速に増やした結果、電柱には複雑に絡み合った電線の塊が出来上がり、火事や感電などの事故が多発するようになった[31]

交通

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バンコクの渋滞

バンコクは世界有数の渋滞都市である。普段は車で10分の距離でも通勤時間帯は50分かかることも日常茶飯事であるという[31]。また狭い道や渋滞は電線の地中化工事などインフラ整備にも影響を及ぼしている[31]

都心部では高架鉄道や地下鉄が開通しているが、タイ国鉄には通勤輸送に活用できる郊外鉄道の路線網が少ない上、都心部の立体交差化の遅れからラッシュ時の列車運行本数が極端に制限されている。 そのため、中流階級以上を中心に乗用車タクシーバス公共交通機関として広く用いられていることが渋滞の一因とされる。

このため、更なる地下鉄や高架鉄道の路線の建設が進められている他、スワンナプーム国際空港との連絡鉄道の建設が進められ、2010年8月23日にエアポート・レール・リンクとして開業した。 また、排気ガス浄化のためにタクシーの定期的な新型車両への代替が義務付けられている。

空路

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スワンナプーム国際空港

空港

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世界のハブ
バンコクはクアラルンプールシンガポールなど、ヨーロッパ諸国から東南アジア各国やオーストラリアなどへの中継地点として、また、アジアのハブ空港でもある。タイ・エアアジアノック・エアバンコク・エアウェイズなどのタイ国内線やアジア圏内を運航する格安航空会社が乗り入れている。
2つの空港
2006年、スワンナプーム国際空港が、バンコク中心部から32km東方のサムットプラーカーン県バーンプリー郡に開港した。スワンナプーム国際空港はドンムアン国際空港に代わるバンコクの主要空港として、また、アジアハブ空港として、観光国タイの表玄関として世界中から航空路線が集まっている。なお、ドンムアン国際空港も、第2空港として国際線、国内線用に引き続き使用されている。
日本との便
また、日本からは成田国際空港発着便を中心に東京大阪名古屋福岡仙台広島などの主要都市からタイ国際航空(成田、羽田、関西、中部、福岡、新千歳、仙台)や日本航空(成田、羽田、関西、中部)、全日空(成田、羽田)、デルタ航空となどがそれぞれ1日に1便-数便運航している他、台北市香港澳門経由で行くこともできる。

鉄道

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BTS(バンコク・スカイトレインサラデーン駅の付近

国鉄

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バンコク駅(フワランポーン駅)を起点として、チエンマイパッタヤーをはじめとする国内各地に路線を伸ばしている。また、マレーシアシンガポールラオス方面への国際列車もある。詳細はタイ国有鉄道を参照のこと。
  • バンコク(フワランポーン)駅は、2021年頃に中央駅としての役割を終え、バンコク北部にあるバーンスー中央駅(当時)に機能移転ののち鉄道博物館となる計画が公表されていたが、移転は諸事情により2023年現在も完了していない。
1999年12月に、バンコク都内の渋滞解消の切り札として高架鉄道 BTS(Bangkok Mass Transit System、通称スカイトレイン)が開業した。北 - 東を走るスクムウィット線と、南 - 西を走るシーロム線から成っており、両線はサイアム駅(サヤーム駅)で交わっている他、郊外鉄道の駅とも接続している。初乗りは15バーツ(一部区間10バーツ)。
2020年に開業した新交通システム

地下鉄

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2004年7月3日にはバンコクに初の地下鉄が開通した。バンコク・メトロが経営している。上記のBTSと同じくエアコン完備の上に渋滞の影響を全く受けない上、郊外鉄道のいくつかの駅の他にBTSの路線とも接続しており利便性が高い。都心部を経由して国鉄駅のフワランポーン駅やクルンテープ・アピワット中央駅(地上の旧駅はバーンスー分岐駅とも)を結ぶ環状線のブルーラインと、バンコク北西部とノンタブリー県とを結ぶパープルラインから成っている。

レッドライン

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2021年8月2日に無料運行を開始した。国鉄北本線南本線に並行する高架鉄道である。

空港連絡鉄道

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2010年8月23日、スワンナプーム国際空港とバンコク中心部のマッカサン駅パヤータイ駅を結ぶ空港連絡鉄道エアポート・レール・リンクが開業した。

バス

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バンコク大量輸送公社のノンエアコン・赤バス(日野AK176)

路線バス

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バンコク大量輸送公社BMTA)が運営する[32][注釈 15]。このバスは「エアコン・バス」、「ノンエアコン・バス」、などに分かれ、運賃についても、エアコン・バスは距離によって10 - 23バーツ、ノンエアコン・バスは扇風機なし(赤バス)は7.5バーツ、扇風機つき(白バス)は8.5バーツとなっている。ワンマン化は進んでおらず、バス車両はキャブオーバー型の非ワンマン仕様車が多く使用されている。一部路線では連節バス(エアコンつき)も運行されている。時刻表はなく数多くの本数が走っているが、渋滞の影響を受ける。

 
BRT Sathorn Station

Bangkok BRTが2010年5月29日より運行している。区間はSathon(B1)~Ratchapruek(B12)、Sathon駅はバンコク・スカイトレインシーロム線チョーンノンシー駅に、Ratchapruek駅はシーロム線タラートプルー駅に接続している。

中長距離バス

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チェンマイパッタヤープーケットチャンタブリーなどの国内主要都市の他、カンボジアやマレーシア、ミャンマーとの国境地域への長距離バスが頻繁に運行されている。 なおこれらの長距離バスにもエアコン装備とノンエアコンの2種類が存在する。

バスターミナル

郊外に3つのバスターミナルがある。

タクシー

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トゥクトゥク

タクシーは初乗り35バーツ(タクシーメーター)と経済的な上に、冷房完備である。主にトヨタカローラ日産ティーダ三菱・ランサーなどが使用されており、定期的な新型車両への代替が義務付けられていることから、殆どが現行車種の年式が新しいものを使用している。なお、メーター制でないタクシーであったり、メーターがあっても、旅行者相手の場合や、時間帯、天候によってはメーター使用を拒否され、高めの料金を提示する場合などもあり、どのタクシーであっても、乗車前に行き先を伝え、メーターを使うか確認、もしくは料金交渉をしてから乗車する必要がある。

トゥクトゥク

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有名なトゥクトゥクは、安全性の観点と排気ガス規制などの理由から現在新規登録ができなくなっており、これから減少が予想される。なお、最初に値段を交渉して乗る必要がある。

ソンテウ

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主に郊外の小道でよく利用されるのが、ピックアップトラックの荷台を改造したソンテウと呼ばれるミニバスや、モーターサイ(いわゆるバイクタクシー)などがある。

航路

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プラトゥーナム桟橋付近のセーンセープ運河と運河船

バンコクではチャオプラヤー川が南北を横断しており、これを利用した定期ボートが頻繁に運航されている。 渋滞の心配がなく運河を縫うように船舶路線網が完備されているため、多くの市民や観光客に利用されている。

船舶

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ボート
チャオプラヤー川ではチャオプラヤー・エクスプレスと呼ばれる水上交通も利用されている。運賃は5バーツから。
またセーンセープ運河を中心に市営ボートも運営されているほか、トンブリー区ミンブリー区を中心にロング・テイル・ボートが運航されている。

観光

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ワット・アルン
 
ワット・プラケーオ
 
ワット・ポー

交通の要所である上に観光資源が豊富なこともあり、東南アジア観光の中心地である。マスターカード2016年に公表した統計によると、「世界で最も外国人が訪れる都市」と算定された[33]。また、アメリカの旅行雑誌『トラベル+レジャー』によって、2010年から4年連続で世界一の観光都市と評価されている[34]

寺院や歴史的建造物が多数存在する他、物価も比較的安いことから、カオサン通りなどバックパッカーが集まる一帯もある。他にも、中心部にある「パッポン通り」や「ソイ・カウボーイ」などはバーやクラブが立ち並ぶなどナイトライフが活気を見せている。これらの地域はベトナム戦争当時、レスト・アンド・レクリエーション(戦時休暇)のためにバンコクを訪れたアメリカ軍兵士が多く来たことから急速に発展し、現在も世界各国の多くの観光客をひきつけている。

文化・名物

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バンコク国立美術館
 
ルンピニー・スタジアム

バンコクでもソンクラーンローイクラトン、あるいは中国系の春節や九皇爺誕などの祭りが盛んに行われる。またバンコクはタイ国内のメディア、芸術、スポーツの中心地でもある。

芸術

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バンコク国立美術館では近代以降の芸術品が展示され、バンコク芸術文化センタークイーンズギャラリーなどの芸術施設ではタイの活発な現代美術や舞台芸術なども紹介される。バンコク国立博物館はタイの歴史資料の展示や研究に携わる。バンコク国際映画祭も毎年開催される。

スポーツ

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バンコクではサッカームエタイ国際式ボクシングセパタクロー競馬なども盛んである。 サッカーではタイ・プレミアリーグのいくつかのチームが本拠を置き、ムエタイではラジャダムナン・スタジアムルンピニー・スタジアムといった権威ある専用スタジアムがある。

サッカー

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出身者

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ゆかりのある人物

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舞台となった作品

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Category:バンコクを舞台とした作品を参照。

脚注

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注釈

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  1. ^ [bāèŋ kɔ̀ːk]聴く
  2. ^ タイ語: กรุงเทพ[krūŋ tʰêːp]聴く
  3. ^ タイ語: กรุงเทพมหานคร[krūŋ tʰêːp mahǎː nákʰɔ̄ːn] (  音声ファイル)
  4. ^ それまでの正式名称は「クルンテープ・マハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」であり、現地のタイ人でも完全に言えないことが多い長い名前であった。
  5. ^ タイ語: บวรรัตนโกสินทร์[bɔɔwɔɔnrattanakoosin]
  6. ^ タイ語: อมรรัตนโกสินทร์[amɔɔnrattanakoosin]
  7. ^ タイ語: นครหลวงกรุงเทพธนบุร
  8. ^ タイ語: กรุงเทพมหานคร聴く
  9. ^ タイ語: กรุงเทพฯ聴く
  10. ^ タイ語: บางมะกอก
  11. ^ タイ語: บางกอก
  12. ^ オリーブに外見の似たウルシ科樹木、学名: Spondias pinnataシノニム: Spondias mangifera
  13. ^ a b 1985年バンコク都行政組織法、とも訳される
  14. ^ バンコク首都圏庁FC かつてあった都庁のサッカークラブ
  15. ^ また、バンコクのバス事情については「バンコクのバス特集」に詳しい。

出典

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  1. ^ クルンテープ(くるんてーぷ)とは”. コトバンク. 2020年3月14日閲覧。
  2. ^ “タイの首都「バンコク」名称変更? 「クルンテープ・マハーナコーン」に”. FNNプライムオンライン (株式会社フジテレビジョン / フジニュースネットワーク). (2022年2月23日). オリジナルの2022年3月7日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20220307021439/https://www.fnn.jp/articles/-/319944 2022年2月25日閲覧。 
  3. ^ 世界の都市圏人口の順位(2016年4月更新) Demographia 2016年10月29日閲覧。
  4. ^ ICCA releases largest ever statistics report for 2018 - News Archives ICCA Press Releases ICCA”. www.iccaworld.org. 2020年2月15日閲覧。
  5. ^ 聴く
  6. ^ 6 เมษายน - วันจักรี”. Department of Cultural Promotion. June 16, 2011閲覧。
  7. ^ “ประกาศกระทรวงมหาดไทย เรื่อง ทรงพระกรุณาโปรดเกล้า ฯ ให้เปลี่ยนคำว่าเมืองเรียกว่าจังหวัด” (Thai). Royal Gazette เล่ม ๓๓ (ตอน ๐ ก): หน้า ๕๑-๕๓. (๒๘ พฤษภาคม ๒๔๕๙). http://www.ratchakitcha.soc.go.th/DATA/PDF/2459/A/51.PDF. 
  8. ^ “ประกาศของคณะปฏิวัติ ฉบับที่ ๒๔” (Thai). ราชกิจจานุเบกษา เล่ม ๘๘ (ตอน ๑๔๔ ก): หน้า ๘๑๖-๘๑๙. (๒๑ ธันวาคม ๒๕๑๔). http://www.ratchakitcha.soc.go.th/DATA/PDF/2514/A/144/816.PDF. 
  9. ^ “ประกาศของคณะปฏิวัติ ฉบับที่ ๑๖๘” (タイ語). ราชกิจจานุเบกษา เล่ม ๘๙ (ตอน ๙๓ ก ฉบับพิเศษ): หน้า ๑๘๗-๒๐๑. (๑๗ มิถุนายน ๒๕๑๕). http://www.ratchakitcha.soc.go.th/DATA/PDF/2515/A/190/187.PDF. 
  10. ^ a b 冨田 [1997] p.820
  11. ^ a b 小杉 [2003] p.11
  12. ^ La Loubére [1693] p.4
  13. ^ 基本情報”. 阪急交通社. 2020年5月23日閲覧。
  14. ^ バンコクの気候と服装”. バンコクナビ. 2020年5月23日閲覧。
  15. ^ 30 year Average (1961-1990) - BANGKOK METROPOLIS”. Thai Meteorological Department. 2010年4月14日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年4月19日閲覧。
  16. ^ Climatological Normals of Bangkok”. Hong Kong Observatory. 24 June 2010閲覧。
  17. ^ Climate Normals for Bangkok”. National Oceanic and Atmospheric Administration. 5 February 2013閲覧。
  18. ^ タイ王国政府観光庁 [1] 「バンコク都」で検索
  19. ^ 在タイ日本国大使館 [2] バンコク都内の警察署および病院について記載
  20. ^ a b “ด่วน! ใช้ม.44 ให้สุขุมพันธุ์และทีมรองฯพ้นจากตำแหน่ง ตั้งอัศวิน ขวัญเมือง เป็นผู้ว่าฯกทม.”. matichon. (2016年10月18日). http://www.matichon.co.th/news/326122 18 October 2016閲覧。 
  21. ^ St. Petersburg in figures > International and Interregional Ties
  22. ^ https://archive.is/20120702214127/office.bangkok.go.th/iad/eng/viewpage.php?page_id=38
  23. ^ "Bangkok er ny vennskapsby". Adresseavisen. Retrieved on 29 May 2009.
  24. ^ >Istanbul and Bangkok Become Sister Cities
  25. ^ Sister Cities of Guangzhou”. Guangzhou Foreign Affairs Office. 2011年10月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2010年2月10日閲覧。
  26. ^ 海外在留邦人数調査統計 平成30年版 外務省 2020-8-16閲覧
  27. ^ Cities Rank Among the Top 100 Economic Powers in the World Chicago Council on Global Affairs 2016年10月28日閲覧。
  28. ^ タイ統計局による家計調査
  29. ^ Global Financial Centres Index z/yen 2016年10月29日閲覧。
  30. ^ Global Cities 2017 AT Kearney 2017年公表 2017年8月4日閲覧。
  31. ^ a b c d TIMES編集部, ABEMA. “ラッセル・クロウが一石投じたタイの“大量ケーブル”問題 8割が使われず、地中化には「200年かかる」との指摘も | 国際”. ABEMA TIMES. 2021年11月7日閲覧。
  32. ^ 『鉄道ジャーナル』2010年10月号(No.528)p.156-p.157 鉄道ジャーナル社
  33. ^ Bangkok Takes Title in 2016 Mastercard Global Destinations Cities Index Mastercard 2016年10月29日閲覧。
  34. ^ World's Top 10 Cities 2015 Travel + Leisure 2016年10月29日閲覧。

参考文献

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  • 冨田竹二郎編著『タイ日大辞典』めこん、第三版1997年10月1日 ISBN 978-4-8396-0114-0
  • 友杉孝「バンコク史スケッチ」『アジア遊学 No.57』勉誠出版、2003年、pp.10-22 ISBN 978-4-585-10308-0
  • La Loubére, Simon de, A New Historical Relation of the Kingdom of Siam, London: 1693

関連項目

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外部リンク

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政府
バンコク都庁 (タイ語)(英語)
日本政府
在タイ日本国大使館 (日本語)
観光
バンコク観光局 (日本語)
タイ国政府観光庁 - バンコク (日本語)
バンコクナビ (日本語)
バンコク観光案内 (日本語)
  ウィキボヤージュには、バンコクに関する旅行情報があります。
  ウィキトラベルには、バンコクに関する旅行ガイドがあります。
その他

座標: 北緯13度45分8秒 東経100度29分38秒 / 北緯13.75222度 東経100.49389度 / 13.75222; 100.49389 (バンコク)