クランク (ラチェット&クランク)
クランク(Clank)は、ソニー・コンピュータエンタテインメントのゲームソフト『ラチェット&クランク』シリーズのラチェットの相棒として登場する架空の人物。
声優は大川透。
概要
編集ロボット。一人称は「ワタシ」。性格は非常に知的で好奇心が強い。
趣味はラチェットと共に銀河を旅することである。
関連キャラクター
編集ラチェット
編集来歴
編集ラチェット&クランク
編集クランクは、ズガガ銀河を構成する惑星の1つ「カルトゥ」のロボット生産工場で、偶然生み出された不良品であった。クランクは、近くに落ちていたインフォボットの映像から、悪事を企むビッグバッドボスという男の存在を知り、工場の外に駐機してあった宇宙船を奪い逃走する。しかし、追跡してきた宇宙船によって敢えなく撃墜され、惑星ベルディンへ墜落した。
クランクは、惑星ベルディンに暮らすロンバックスのメカニック少年「ラチェット」に拾われた。クランクは、拾ってくれた少年にビッグバッドボスのことを知らせて、銀河で非常に有名なヒーロー「キャプテン・クォーク」を探すのに協力してほしいと要請する。そして、ラチェットが自作した宇宙船に搭乗し、その船内にて、ラチェットから「クランク」という名前を貰う[注釈 1]。
その後、2人はクォークと会うものの、実はクォークはビッグバッドボスの手下だったことが判明する。ラチェットは、憧れのヒーローが自分の敵だった事実にショックを受けて、自暴自棄となり、一時クランクとの関係が険悪になるものの、ムーンベースGでクォークに勝利した2人は和解。
そして2人は、ラチェットの故郷である惑星ベルディンで、ビッグバッドボスを倒して計画を阻止することに成功する。クランクは、相棒のラチェットとともに『銀河を救った英雄』として語り継がれることとなった。
ラチェット&クランク2
編集前作の冒険から一年が経ち、クランクは、ラチェット共々すっかり活躍が忘れ去られてしまっていた。
そんなある日2人が出演していた「あのヒーローは今!?」という番組を見ていたフィジージェット氏から、ラチェットとクランクは、盗賊に盗まれてしまったプロトペット[注釈 2]を取り返してきてくれないかという依頼を受ける。そしてコマンドーとしてラチェットが正式にメガコープに雇われたことで、クランクはガガガ銀河を構成する惑星の1つ「エンダコー」に移り住むこととなった。
当初はマンションで留守を守りながら一人暮らしをしていたが、盗賊に誘拐され電撃を浴びせられたことでショートしてしまう。ラチェットに救出・修理してもらって以降は、行動を共にする。
最後は、メガコープ本社にてラチェットと共にプロトペットのDNA問題を解決して、『2度銀河を救った英雄』として歴史に名を残すこととなった。
技
編集地上では、ヘリブースターもしくはジェットブースターという技を使うことができる。
水中では、ハイドロブースターという技を使うことができ、ラチェットが水中を素早く移動するのを補助する。
ラチェット&クランク2では、クランクザッパー(クランクショッカー)というガラメカが登場し、クランクも攻撃役として活躍できるようになった。