クアーズCoors)は、アメリカビール醸造会社及びブランドである。 1873年にアメリカ・コロラド州ゴールデンで創業した。 2005年2月カナダモルソンと合併しモルソン・クアーズMolson Coors Brewing Company)が持ち株会社となった。

Coors Brewing Company
種類
子会社
業種 飲み物
設立 1873年
創業者 Adolph Coors
and Jacob Schueler
本社
製品 ビール
所有者 モルソン・クアーズ
親会社 モルソン・クアーズ
ウェブサイト coors.com

沿革

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クアーズの広告(1918年)

製品一覧

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クアーズの主な製品は下記の通り。モルソン製品は除く。現在日本国内ではクアーズブランドの販売を終了しており、国内販売されている商品はブルー・ムーンとジーマの2種。

  • クアーズ(Coors Original / Coors Banquet)
主力のペール・ラガー。日本では2009年に販売終了していたが、2015年10月13日より『クアーズ1873』として発泡酒規格で復活した。しかし2017年1月頃に再び販売終了している。
1978年に発売のライトビール。日本では発泡酒規格のアメリカ製品が輸入されていたが、2015年9月28日より生ビール規格にはなったものの、中国製に変更され、2016年9月頃よりアメリカで2015年に導入された新デザインに変更した。2020年上半期に日本国内販売を終了している。
アイルランド風ラガー。
ベルギー白ビール
低価格市場向け商品。日本では2000年代初頭に『クアーズ・キーストーン』の名称で発泡酒規格で販売していた。
イギリスで非常に人気のあるラガーフットボールリーグカップの冠スポンサーをしていたことも有名。また、レンジャーズFCセルティックFCのスポンサーもしている。ライバルチームの両方のスポンサーになっているのは、片方だけのスポンサーになるともう片方のチームのサポーターからボイコットされるからである。
果実酒がベースの低炭酸のリキュール。23種類のナチュラルフレーバーが使用された非ビール製品。詳細は当該記事を参照。

その他、日本のモルソン・クアーズ・ジャパンでは2016年10月に完全子会社化されたミラー・ジニューイン・ドラフトとシンハー(ビア・シン)とルイレゾン(フランスのEclor社製シードル)とコブラビール(イギリス製プレミアムビール)の販売を行っている。

脚注

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  1. ^ モルソン・クアーズ 日本とUK市場におけるモデロブランドの販売代理店契約に合意モルソン・クアーズ 2010年10月7日
  2. ^ “酒飲料の「ジーマ」販売終了へ 輸入販社が日本撤退”. 産経ニュース. (2022年1月4日). https://www.sankei.com/article/20220104-WFECMV23WFLA3ER5MSW3AUMBWI/ 2023年8月7日閲覧。 

関連項目

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外部リンク

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