ギヨーム1世 (ペリゴール伯)
ギヨーム1世（フランス語：Guillaume Ier, ? - 918年11月30日）は、ペリゴール伯およびアジャン伯（在位：916年 - 918年）[1]。
| ギヨーム1世 Guillaume Ier | |
|---|---|
|
ペリゴール伯 アジャン伯 | |
| 在位 | 916年 - 918年 |
| 死去 |
918年11月30日 |
| 配偶者 | レジリンディス |
| 子女 |
ベルナール1世 サンシー エマ |
| 家名 | タイユフェル家 |
| 父親 | アングレーム伯ヴュルグラン1世 |
| 母親 | レジュランド・ド・トゥールーズ |
生涯
編集ギヨーム1世はアングレーム伯ヴュルグラン1世の息子である。
886年に父が死去した後、その遺領は2人の息子の間で分割された。アングーモワおよびサントンジュはアングレーム伯オードゥアン1世が、ペリゴールとアジュネはギヨームがそれぞれ継承し[2]、ギヨームは初代ペリゴール伯となった。一説によると、ギヨームはオードゥアン1世が病にかかった際にアングレーム伯にもなったという[3][4]。
ギヨーム1世はレジリンディスという女性と結婚したが、レジリンディスは西フランク王ウードの姉妹とも考えられている。ギヨーム1世には以下の子女がいる。
- ベルナール1世（950年代没） - ペリゴール伯、アングレーム伯
- サンシー - アングレーム伯アデマール1世（ギレム家）と結婚[5]
- エマ - ラ・マルシュ伯ボソ1世と結婚、タレーラン＝ペリゴール家の祖
脚注
編集- ^ Debord 1984, pp. 99–100.
- ^ André Debord in La Charente de la Préhistoire à nos jours, p. 87.
- ^ Debord 1984, p. 101.
- ^ Depoin, Joseph (1904). Les comtes héréditaires d'Angoulême de Vougrin Ier à Audoin II. Bulletin de la Société archéologique et historique de la Charente. Angoulême. p. 9
- ^ Debord 1984, p. 103.
参考文献
編集- Debord, André (1984). La société laïque dans les pays de la Charente xe-xiie s.. Picard. ISBN 2-7084-0112-2
- Jean Combes (dir.) et Michel Luc (dir.), La Charente de la Préhistoire à nos jours (ouvrage collectif), St-Jean-d'Y, Imprimerie Bordessoules, coll. « L'histoire par les documents », 1986, 429 p., ISBN 2-903504-21-0
|
|
|