ギョーム・カネ(Guillaume Canet, 1973年4月10日 - )はフランスブローニュ=ビヤンクール出身の俳優映画監督

Guillaume Canet
ギョーム・カネ
ギョーム・カネ
2021年
生年月日 (1973-04-10) 1973年4月10日(51歳)
出身地 ブローニュ=ビヤンクール
国籍 フランスの旗 フランス
職業 俳優映画監督
活動期間 1994年 - 現在
配偶者 ダイアン・クルーガー(2001 - 2006年)
マリオン・コティヤール
受賞
セザール賞
監督賞
2006年唇を閉ざせ
その他の賞
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来歴

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両親が馬のブリーダーで、若い頃は自身も乗馬の選手になりたかったという[1]

1994年からテレビに出演しはじめる。ダニー・ボイル監督のアメリカ・イギリス合作映画『ザ・ビーチ』(1999年)にも出演し、英語圏の観客にも知られるようになる。

1996年から短編映画を監督しており、2002年の『僕のアイドル』で長編監督デビューを果たした。この作品は第28回セザール賞の新人監督作品賞にノミネートされた。また、ハーラン・コーベンの原作を映画化した2006年の『唇を閉ざせ』では、第32回セザール賞の監督賞を受賞した。

プライベート

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2001年に女優のダイアン・クルーガーと結婚した[2]が2006年に離婚[3]

世界でいちばん不運で幸せな私』(2003年)で共演したマリオン・コティヤールと2007年から交際し[4]、2011年5月に長男(マルセル)が誕生した。

フィルモグラフィ

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題名 役名 備考
1998 天使の肉体
En plein coeur
ヴィンセント
1999 父の跡をたどって
Je règle mon pas sur le pas de mon père
第7回フランス映画祭横浜'99にて上映。
2000 ザ・ビーチ
The Beach
エティエンヌ
フィデリテ
La Fidélité
ネモ 第8回フランス映画祭横浜2000にて上映。DVD題『女写真家ソフィー』
2001 ヴィドック
Vidocq
エチエンヌ・ポワッセ
2003 世界でいちばん不運で幸せな私
Jeux d'enfants
ジュリアン
2004 ナルコ
Narco
ギュスターヴ・クロップ
2005 戦場のアリア
Joyeux Noël
オードベール中尉
美しき運命の傷痕
L'enfer
セバスチャン
2006 唇を閉ざせ
Ne le dis à personne
監督・脚本
2007 幸せになるための恋のレシピ
Ensemble, c'est tout
フランク
2009 フェアウェル さらば、哀しみのスパイ
L'Affaire Farewell
ピエール・フロマン
2010 恋と愛の測り方
Last Night
アレックス
君のいないサマーデイズ
Les Petits Mouchoirs
監督・脚本
2011 より良き人生
Une vie meilleure
ヤン 第24回東京国際映画祭コンペティション部門にて上映
2012 プレイヤー
Les infidèles
ティボー
2013 世界にひとつの金メダル
Jappeloup
ピエール・デュラン 兼脚本
ターニング・タイド 希望の海
En solitaire
フランク・ドレヴィル
マイ・ブラザー 哀しみの銃弾
Blood Ties
監督・脚本・製作
2014 愛しすぎた男 37年の疑惑
L'homme qu'on aimait trop
モーリス・アニュレ 日本劇場未公開
WOWOWにて『ニースの疑惑 カジノ令嬢失踪事件』のタイトルで放映
次は、心臓を狙う。
La prochaine fois je viserai le coeur
フランク 日本劇場未公開、WOWOWにて放映
ソフト題は『次は心臓を狙う
2015 疑惑のチャンピオン
The Program
ミケーレ・フェラーリ
2016 ジャドヴィル包囲戦 -6日間の戦い-
The Siege of Jadotville
ルネ・フォルク Netflixで配信
セザンヌと過ごした時間
Cézanne et Moi
エミール・ゾラ
2017 凍える追跡
Mon garçon
ジュリアン 日本劇場未公開
WOWOWにて放映
2018 シンク・オア・スイム イチかバチか俺たちの夢
Le Grand Bain
ロラン
冬時間のパリ
Doubles vies
アラン・ダニエルソン 第31回東京国際映画祭上映時のタイトルは『ノン・フィクション
ダーティ・ガイズ パリ風俗街潜入捜査線
L'amour est une fête
フランク/マルタン
2019 ベル・エポックでもう一度
La Belle Époque
アントワーヌ
2023 ACID/アシッド
Acide
ミシャル

脚注

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  1. ^ Florence Gatté (1 July 2008). “Guillaume Canet à armes égales”. France-Amérique. 10 January 2010閲覧。
  2. ^ Guillaume Canet – Biography”. IMDB.com. 3 April 2010閲覧。
  3. ^ Diane Kruger and Guillaume Canet to Divorce”. Hollywood.com (18 January 2006). 25 January 2013時点のオリジナルよりアーカイブ。2 April 2010閲覧。
  4. ^ Guillaume Canet et Marion Cotillard amoureux”. Ninapeople.com (20 October 2007). 2 April 2010閲覧。

外部リンク

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