フェアウェル さらば、哀しみのスパイ
『フェアウェル さらば、哀しみのスパイ』(フェアウェル さらば かなしみのスパイ、L'Affaire Farewell)は、2009年のフランスのスパイ映画。ソビエト連邦の崩壊のきっかけとなった「フェアウェル事件」を題材としている。原作(原案)はセルゲイ・コスティンの1997年の著書『Bonjour Farewell』。
フェアウェル さらば、哀しみのスパイ | |
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L'Affaire Farewell | |
監督 | クリスチャン・カリオン |
脚本 |
クリスチャン・カリオン エリック・レイノー |
製作 |
クリストフ・ロシニョン ベルトラン・フェヴル フィリップ・ボエファール |
製作総指揮 | エーヴ・マシュエル |
出演者 |
エミール・クストリッツァ ギョーム・カネ |
音楽 | クリント・マンセル |
撮影 | ウォルター・ヴァンデン・エンデ |
編集 | アンドレア・セドラツコヴァ |
配給 | ロングライド |
公開 |
2009年9月23日 2010年7月31日 |
上映時間 | 113分 |
製作国 | フランス |
言語 |
フランス語 ロシア語 英語 |
製作費 | €17,500,000(見積値)[1] |
タイトルにもなっている「フェアウェル」は主人公のコードネーム。
ストーリー
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1981年のモスクワ。セルゲイ・グリゴリエフ大佐はKGBの幹部で、家族と共に裕福な暮らしを送っていた。だがそんな彼は祖国が衰退の一途を辿り、西側諸国に引き離されていることに危機感を持っていた。そこで彼は、フランス人家電メーカー技師のピエールを通じてフランスのスパイに接触を図り、情報を流して現体制打破を目指す。
キャスト
編集- セルゲイ・グリゴリエフ大佐[2] - エミール・クストリッツァ: KGBの大物幹部。
- ピエール・フロマン - ギョーム・カネ: モスクワ駐在のフランス人の家電メーカーの技師。
- ジェシカ・フロマン - アレクサンドラ・マリア・ララ: ピエールの妻。
- ナターシャ - インゲボルガ・ダプコウナイテ: グリゴリエフ大佐の妻。
- チョーホフ - アレクセイ・ゴルブノフ: KGB高官。ナターシャの元恋人。
- フランソワ・ミッテラン - フィリップ・マニャン: フランス大統領
- ヴァリエ - ニエル・アレストリュプ: フランス国土監視局(DST)長官
- ロナルド・レーガン - フレッド・ウォード: アメリカ合衆国大統領
- ハットン - デヴィッド・ソウル: レーガン大統領側近。
- フィニー - ウィレム・デフォー: アメリカ合衆国中央情報局(CIA)長官
- ジョギングする女性 - ダイアン・クルーガー
製作
編集脚注
編集- ^ “L'affaire Farewell (2009) - Box office / business” (英語). IMDb. 2011年6月8日閲覧。
- ^ モデルはウラジミール・ヴェトロフ(en:Vladimir Vetrov, 1932-1985)。
- ^ “ソ連崩壊のきっかけとなったスパイの実話を描いた衝撃作を先取りで”. RBB TODAY (2010年7月15日). 2010年7月30日閲覧。