キャフリテールサポート
株式会社キャフリテールサポートとは、かつて存在したコンビニエンスストアの商品仕入れ・販促活動を行う会社である。当時は本社を千葉県八千代市においていた。
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
![]() 〒276-0020 千葉県八千代市勝田台北1-10-9 CREA勝田台1F |
設立 | 1998年4月1日 |
業種 | 小売業 |
事業内容 | コンビニエンスストアの商品仕入れ・販促活動 |
代表者 | 破産管財人 今朝丸一[1] |
資本金 | 93.000.000円 |
発行済株式総数 | 1.000株 |
従業員数 | 20名 |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 市原保雄 他 |
特記事項:2013年12月11日 破産手続開始決定 |
概要
編集1996年10月にエリアリンク・コスモスジャパン・フレンドマートによって商品仕入れを目指すための協議会が作られ、1998年4月にエリアリンクの社長である市原保雄によって、キャフ商流センター株式会社が設立され、その間に3社が加盟した[2]。
1000店舗加盟を目指し、棚割ソフトの開発[3]・あいおい損害保険との共済制度の設立・三井住友銀行の入金管理システムの導入・商品の共同配送・クレジットカードの導入[2]・シノブフーズとの弁当開発や新橋ベーカリーとのパン開発[4]など次々と業務を拡大していった。
その後2006年4月、社名を株式会社キャフリテールサポートに変更し[5]、インターネットでの商品注文が出来るWebキャフの開設[6]、メーカーに陳列棚を直接貸し出す「タナテナ」[7]などのサービス提供を行った。その頃になるとコンビニだけではなく、企業や病院内にも売店サービスを行い、2008年には路面店では加盟店全体で265店、企業・病院店では50店舗になっていた[8]。
しかし2010年には、日本ボランタリー・チェーン協会から休会になり[9]、さらに2012年3月、福島県南酒販株式会社(ハローショップ・Kショップ)が脱会し、2013年9月30日事業停止[10]、同年12月11日、東京地方裁判所により破産手続開始決定した[11]。
沿革
編集- 1996年10月 - エリアリンク・コスモスジャパン・フレンドマートによって協議会が作られる。
- 1997年
- 6月 - AHCシステムサービス(001)が加盟。
- 11月 - 協同組合ボンマートチェーンが加盟。
- 1998年4月 - キャフ商流センターを設立し、テンプリント(フレンドリー)が加盟。
- 2003年12月 - 月の友(モンペリ)が加盟。
- 2004年5月 - エフシープロイ(マイショップ)が加盟。
- 2005年1月 - タイムズマートが加盟。
- 2006年
- 2月 - コスモスジャパンが加盟。
- 4月 - 社名を株式会社キャフリテールサポートに変更。
- 9月 - 関東コンビニエンス協同組合(KCS)が加盟。
- 2008年11月 - 福島県南酒販(ハローショップ・Kショップ)が加盟。
- 2009年6月 - KVCとイズミック(タックメイト東京本部)が加盟。
- 2012年3月 - 福島県南酒販(ハローショップ・Kショップ)が脱会。
- 2013年
- 9月 - 事業停止。
- 12月 - 東京地方裁判所により破産手続開始決定。
脚注
編集- ^ (株)キャフ・リテールサポート/破産手続き開始決定JC.net 2013年12月24日
- ^ a b キャフ商流センター株式会社 沿革
- ^ CAF商流センター1000店体制へスーパー棚割シェア提案など開発に拍車 1998年6月22日 日本食糧新聞
- ^ エリアリンク Link to you vol.11 Spring 2001
- ^ 株式会社キャフ・リテールサポートへの社名変更〜次期流通ネットワーク組織を目指す〜 2006年4月 (PDF)
- ^ キャフ・リテールサポート、商品供給先拡大へ新事業 中小CVSの共同仕入れ推進 2007年3月14日 日本食糧新聞
- ^ 新サービス「タナテナ」開始に対するお知らせ〜関東近郊30店舗で開始〜 2005年10月 (PDF)
- ^ 平成20年度中小企業庁経営支援部商業課調査研究事業 (PDF)
- ^ 平成22年度 事業報告書 日本ボランタリー・チェーン協会 (PDF)
- ^ (株)キャフ・リテールサポートに関する一部報道について(お知らせ)福島県南酒販株式会社 2013年10月9日
- ^ “裁判所 平成25年(フ)第13202号”, 官報 (国立印刷局) 号外第283号: p. 22, (2013年12月26日)
関連項目
編集外部リンク
編集- 公式ホームページ(インターネット・アーカイブ)