ガラクタン
ガラクタン(Galactan)またはガラクトサン(Galactosan)は、ガラクトースが重合した多糖である[1]。一般的に、天然に由来するガラクタンは、核として、α(1→3)またはα(1→6)で結合したガラクトース単位を含み、他の単糖を側鎖として持つ[2]。
ガラクタン | |
---|---|
別称 D-Galactan; Galactosan | |
識別情報 | |
CAS登録番号 | 9037-55-2 |
KEGG | C05796 |
ChEBI | |
特性 | |
化学式 | (C6H10O5)n |
モル質量 | Variable |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
シクンジ科のAnogeissus latifoliaに由来するガラクタンは、主にα(1→6)結合からなるが、アカシア由来のものはα(1→3)結合が主である[3]。
関連項目
編集出典
編集- ^ Galactans - MeSH・アメリカ国立医学図書館・生命科学用語シソーラス
- ^ Zanetti, Maurizio; Capra, Donald J. (2003-09-02) (英語). The Antibodies. CRC Press. pp. 78. ISBN 9780203216514
- ^ Zanetti, Maurizio (1995). The antibodies. Luxembourg: Harwood Academic Publishers. pp. 78. ISBN 0-415-28466-X