カワアナゴ科
カワアナゴ科 (カワアナゴか、学名:Eleotridae) は、ハゼ亜目の分類群の一つ[1]。カワアナゴやタメトモハゼなどを含み、世界中の海の熱帯から温帯域にかけ分布し、河川や沿岸部に生息する[2]。
カワアナゴ科 | |||||||||||||||||||||
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カワアナゴ Eleotris oxycephala
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分類 | |||||||||||||||||||||
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学名 | |||||||||||||||||||||
Eleotridae Bonaparte, 1835 | |||||||||||||||||||||
英名 | |||||||||||||||||||||
sleeper gobies | |||||||||||||||||||||
下位分類 | |||||||||||||||||||||
本文参照
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形態・生態
編集体型は太短い[1][2]。腹鰭は左右で分かれている[3]。かつて本科に含まれていたノコギリハゼ科とは、尾鰭分節軟条が15本であることで見分けられる[1]。ただしかつて独立した科とされていたヤナギハゼ類には尾鰭分節軟条が17本であるものもいる[1]。インド・太平洋、大西洋の熱帯域から亜熱帯域にかけ多くの種が分布するが、温帯域でもみられる。河川や沿岸部に生息する[3]。
分類
編集28属が含まれる[2]。
- Allomicrodesmus 1種
- Allomogurnda 9種
- エリトゲハゼ属 Belobranchus 2種
- オウギハゼ属 Bunaka 1種
- Caecieleotris 1種
- クモガクレ属 Calumia 4種
- Dormitator 5種
- カワアナゴ属 Eleotris 35種
- Erotelis 4種
- タメトモハゼ属 Giuris 6種
- Gobiomorphus 9種
- Gobiomorus 3種
- Guavina 2種
- Gymnoxenisthmus 1種
- Hemieleotris 2種
- タナゴモドキ属 Hypseleotris 21種
- Kimberleyeleotris 2種
- Leptophilypnion 2種
- Leptophilypnus 3種
- Microphilypnus 5種
- Mogurnda 27種
- Paraxenisthmus 2種
- Philypnodon 2種
- Ratsirakia 1種
- Rotuma 1種
- Tateurndina 1種
- Tyson 1種
- ヤナギハゼ属 Xenisthmus 10種だが、日本産未記載種は3種
脚注
編集参考文献
編集- 鈴木寿之、渋川浩一(解説)、矢野維幾(写真)『新版 日本のハゼ』瀬能宏(監修)、平凡社、2021年。ISBN 978-4-582-54261-5。
- 中坊徹次『小学館の図鑑Z 日本魚類館』小学館、2018年。ISBN 978-4-09-208311-0。