カビンダ州(カビンダしゅう、Cabinda)は、アンゴラの地方行政区分の一つ。コンゴ共和国コンゴ民主共和国に囲まれた飛び地で、アフリカの南西海岸にある。面積は7290km2、州都はカビンダ

カビンダ州

Provincial de Cabinda
カビンダ州の旗
カビンダ州の公式印章
印章
アンゴラの旗 アンゴラ
州都 カビンダ
政府
 • 州知事 Marcos Alexandre Nhunga[1]
面積
 • 合計 7,290 km2
人口
(2014年)[2]
 • 合計 716,076人
 • 密度 98人/km2
等時帯 UTC+1 (WAT)
ISO 3166コード AO-CAB

隣接行政区画

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ムニシピオ

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カビンダ州は4つのムニシピオに区分される。

経済

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沖合は世界的にも重要な石油生産地域であり、アンゴラ内戦時、カビンダは内戦の被害に巻き込まれずに済んだ。カビンダのほかの経済は、熱帯林地帯で年約8万トンの木材を輸出。コーヒーココアを産出し、鉱石を産出。アブラヤシも栽培されている。

分離独立運動

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この地域の宗主国ポルトガルの植民地支配が弱まった1960年代中頃より、カビンダでは反政府ゲリラ組織のカビンダ解放戦線英語版(FLEC)=カビンダ軍英語版(FAC)が存在しカビンダ共和国英語版として分離独立を宣言しており、外国人の誘拐や、ゲリラ活動等を繰り返している。2003年5月以降、同組織幹部が相次いで政府軍に投降しており、組織として弱体化していたが、未だに政府側との平和的な話し合いには応じず、小規模ながらゲリラ活動を続けている。

 
カビンダの分離独立を目指すカビンダ解放戦線英語版(FLEC)の旗およびカビンダ共和国英語版の暫定旗

2010年1月9日にはサッカートーゴ代表が同組織に襲撃され、3人が死亡するという事件も発生している。

文学作品

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カビンダを舞台とした作品に、ペペテラの小説『マヨンベ』がある。

脚注

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  1. ^ Governadores Provinciais” (ポルトガル語). アンゴラ政府. 2021年5月16日閲覧。
  2. ^ a b Republic of Angola/Provinces”. Citypopulation.de (2020年8月14日). 2021年5月16日閲覧。

関連項目

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