オール・マイ・フレンズ・ウィアー・グロリアス

2017年に発売されたパニック!アット・ザ・ディスコのライブ・アルバム
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オール・マイ・フレンズ・ウィアー・グロリアス』(原題: All My Friends We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live)は、アメリカ合衆国のポップ・ロック・バンドであるパニック!アット・ザ・ディスコライブ・アルバム。2008年12月2日にフュエルド・バイ・ラーメンおよびDCD2レコードから音楽配信と2枚組LP(限定盤)の2形態で発売された[1][2]。プロデュースはツアー・メンバーのダン・パウロヴィッチが手がけた。

『All My Friends We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live』
パニック!アット・ザ・ディスコライブ・アルバム
リリース
録音
ジャンル
時間
レーベル
プロデュース ダン・パウロヴィッチ
専門評論家によるレビュー
別記参照
チャート最高順位
別記参照
パニック!アット・ザ・ディスコ アルバム 年表
  • All My Friends We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live
  • (2017年)
映像外部リンク
All My Friends We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live - YouTubeプレイリスト
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ビルボード』誌のVinyl Albumsでは初登場2位[3]、Top Alternative Albumsでは初登場11位[4]を記録。

概要

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2017年2月24日から4月15日にかけて35都市のアリーナクラスの会場で開催された『Death of a Bachelor Tour』から[5]、4月14日のアムウェイ・センターでのフロリダ公演での演奏を収録[6][7]。アルバム発売日には、バンドの公式YouTubeチャンネルで本作の全収録曲のライブ映像が公開された[8][9][10]

アナログLPレコードは日本では輸入盤で流通した[11]。また、翌年に発売された6作目のスタジオ・アルバム『プレイ・フォー・ザ・ウィキッド』の日本盤には、本作に収録の「ナイン・イン・ジ・アフターヌーン」「アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ」「ビクトリアス」がボーナス・トラックとして追加収録された[12]

評価

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PopBuzz』のジェームズ・ウィルソン=テイラーは、「ツアーを見に行った人なら、近年バンドのキャリアの野望やライブ・パフォーマンスの規模が強力なものになったことはご存じのこと。間違いなくこのアルバムは、たくさんのブレンドンのファンの絶叫も相まって実際にアリーナにいるかのような体験ができそうだ」と評した[13]

収録曲

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※楽曲の詳細については、各項目を参照。

音楽配信

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#タイトル作詞作曲・編曲初出時間
1.あまり良い思いさせないで!(Don't Threaten Me with a Good Time)  ある独身男の死』(2016年)
2.LA バンザイ(LA Devotee)  『ある独身男の死』(2016年)
3.レディ・トゥ・ゴー(Ready to Go (Get Me Out of My Mind))  悪徳と美徳』(2011年)
4.「ゴールデン・デイズ」(Golden Days)  『ある独身男の死』(2016年)
5.「ヴェガス・ライツ」(Vegas Lights)  生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』(2013年)
6.「『フィーバーは止まらない』メドレー[注 1](A Fever You Can't Sweat Out Medley)  フィーバーは止まらない』(2005年)
7.ハレルヤ(Hallelujah)  『ある独身男の死』(2016年)
8.ナイン・イン・ジ・アフターヌーン(Nine in the Afternoon)  プリティ。オッド。』(2008年)
9.ミス・ジャクソン(Miss Jackson)  『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』(2013年)
10.ディス・イズ・ゴスペル(This Is Gospel)  『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』(2013年)
11.ある独身男の死(Death of a Bachelor)  『ある独身男の死』(2016年)
12.モナリザのバラード(The Ballad of Mona Lisa)  『悪徳と美徳』(2011年)
13.ムーヴィン・アウト[注 2](Movin' Out (Anthony's Song))  ストレンジャー』(1977年)
14.裸の王様(Emperor's New Clothes)  『ある独身男の死』(2016年)
15.ニコチン(Nicotine)  『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』(2013年)
16.「狂気=天才」(Crazy=Genius)  『ある独身男の死』(2016年)
17.レッツ・キル・トゥナイト(Let's Kill Tonight)  『悪徳と美徳』(2011年)
18.ガールズ/ガールズ/ボーイズ(Girls / Girls / Boys)  『生かしておくには型破り過ぎるが、殺すにはレアすぎる!』(2013年)
19.ボヘミアン・ラプソディ[注 3](Bohemian Rhapsody)  オペラ座の夜』(1975年)
20.アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ(I Write Sins Not Tragedies)  『フィーバーは止まらない』(2005年)
21.ビクトリアス(Victorious)  『ある独身男の死』(2016年)
合計時間:
A面
  1. あまり良い思いさせないで!
  2. LA バンザイ
  3. レディ・トゥ・ゴー
  4. ゴールデン・デイズ
  5. ヴェガス・ライツ
  6. 『フィーバーは止まらない』メドレー
B面
  1. ハレルヤ
  2. ナイン・イン・ジ・アフターヌーン
  3. ミス・ジャクソン
  4. ディス・イズ・ゴスペル
  5. ある独身男の死
A面
  1. モナリザのバラード
  2. ムーヴィン・アウト
  3. 裸の王様
  4. ニコチン
  5. 狂気=天才
  6. レッツ・キル・トゥナイト
B面
  1. ガールズ/ガールズ/ボーイズ
  2. ボヘミアン・ラプソディ
  3. アイ・ライト・シンズ・ノット・トラジェディーズ
  4. ビクトリアス

クレジット

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※出典[15]

パニック!アット・ザ・ディスコ
外部ミュージシャン
制作

チャート成績

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週間チャート
チャート (2017年 - 2018年) 最高位
UK Rock & Metal Albums (OCC)[16] 21
US Billboard 200[17] 185
US Top Alternative Albums (Billboard)[4] 11
US Top Rock Albums (Billboard)[18] 35

脚注

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注釈

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出典

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  1. ^ Stubblebine, Allison (20 November 2017). "Panic! At The Disco's Live Album 'All My Friends We're Glorious': Track List & Release Date". Billboard. 2024年4月21日閲覧
  2. ^ a b c Reed, Ryan (20 November 2017). "Panic! At the Disco Plot New Live LP, 'All My Friends We're Glorious'". Rolling Stone. 2024年4月21日閲覧
  3. ^ "Panic! At The Disco Chart History (Vinyl Albums)". Billboard. 2024年4月21日閲覧
  4. ^ a b "Panic! At The Disco Chart History (Top Alternative Albums)". Billboard. 2024年4月21日閲覧
  5. ^ "パニック・アット・ザ・ディスコ(Panic! At The Disco)、最新ライヴが限定盤LP『All My Friends, We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live』となって発売". TOWER RECORDS ONLINE. タワーレコード. 2017年11月30日. 2024年4月21日閲覧
  6. ^ "All My Friends We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live - パニック!アット・ザ・ディスコのアルバム". Apple Music. Apple. 2024年4月21日閲覧
  7. ^ "All My Friends We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live ‑「アルバム」by パニック!アット・ザ・ディスコ". Spotify. 2024年4月21日閲覧
  8. ^ Dickman, Maggie (15 December 2017). "Panic! At The Disco release 'Death Of A Bachelor' live concert footage". Alternative Press. 2024年4月21日閲覧
  9. ^ "パニック!アット・ザ・ディスコ、本日リリースのライヴ盤の全編映像を公開". NME Japan. キョードー東京. 2017年12月15日. 2024年4月21日閲覧
  10. ^ "パニック!アット・ザ・ディスコ、15日リリースのライブALより全21曲の映像が公開". rockin'on.com. ロッキング・オン. 2017年12月16日. 2024年4月21日閲覧
  11. ^ "独自のポップでダンサブル、少々デカダンな音世界でファンを魅了してきたパニック!アット・ザ・ディスコ。彼らの最新ライヴ・ツアーが限定盤アナログLPレコード2枚組で登場! | Panic! At The Disco / パニック!アット・ザ・ディスコ". Warner Music Japan. 2017年12月22日. 2024年4月21日閲覧
  12. ^ 宮原亜矢 (2018). プレイ・フォー・ザ・ウィキッド (Media notes). パニック!アット・ザ・ディスコ. Warner Music Japan. WPCR 18043。
  13. ^ Wilson-Taylor, James (30 November 2017). "We Listened To Panic! At The Disco's New Live Album And Here's What We Think". PopBuzz. Global. 2020年9月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。2024年4月21日閲覧
  14. ^ Panic! At The Disco (14 December 2017). A Fever You Can't Sweat Out Medley (The Only Difference Between Martyrdom and Suicide Is Press... Fueled By Ramen. 2024年4月19日閲覧
  15. ^ "All My Friends We're Glorious: Death of a Bachelor Tour Live - パニック!アット・ザ・ディスコのアルバム" (曲名横のメニューから「クレジットを表示」をクリック). Apple Music. Apple. 2024年4月17日閲覧
  16. ^ "Official Rock & Metal Albums Chart Top 40". Official Charts Company. 2024年4月21日閲覧。
  17. ^ "Billboard 200". Billboard. 2024年4月21日閲覧
  18. ^ "Panic! At The Disco Chart History (Top Rock Albums)". Billboard. 2024年4月21日閲覧

外部リンク

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