エルンスト・ルスカ
ドイツの物理学者
エルンスト・アウグスト・フリードリヒ・ルスカ(ドイツ語: Ernst August Friedrich Ruska, 1906年12月25日 - 1988年5月27日)はドイツの物理学者。1986年電子顕微鏡の基礎研究と開発の業績でノーベル物理学賞を受賞した。
Ernst Ruska エルンスト・ルスカ | |
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生誕 |
Ernst August Friedrich Ruska 1906年12月25日 ドイツ帝国 / バーデン大公国、 ハイデルベルク |
死没 |
1988年5月27日 (81歳没) 西ドイツ、西ベルリン |
国籍 | 西ドイツ |
研究機関 |
フリッツ・ハーバー研究所 ベルリン工科大学 |
出身校 |
ベルリン工科大学 ミュンヘン工科大学 |
博士課程 指導教員 | マックス・クノール |
主な業績 | 電子顕微鏡 |
主な受賞歴 |
アルバート・ラスカー基礎医学研究賞(1960) ノーベル物理学賞(1986) |
プロジェクト:人物伝 |
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ハイデルベルク生まれ。ミュンヘン工科大学卒業後ベルリン工科大学に進み、マックス・クノールと1931年電子顕微鏡を製作した。
1937年から1955年までジーメンス・ハルスケ社で働き、その後1972年までフリッツ・ハーバー研究所の所長となった。またベルリン自由大学、ベルリン工科大学の教授を歴任した。
受賞歴
編集- 1960年 - アルバート・ラスカー基礎医学研究賞
- 1970年 - パウル・エールリヒ&ルートヴィヒ・ダルムシュテッター賞
- 1975年 - コテニウス・メダル
- 1986年 - ノーベル物理学賞、コッホ・ゴールドメダル