エルツヘルツォーク・フェルディナント・マックス級装甲艦
エルツヘルツォーク・フェルディナント・マックス級戦艦 | |
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写真は「エルツヘルツォーク・フェルディナント・マックス(Erzherzog Ferdinand Max)」 | |
艦級概観 | |
艦種 | 装甲艦 |
艦名 | 人名 |
前級 | カイザー・マックス級 |
次級 | リッサ |
性能諸元 | |
常備 | 5,130トン |
全長 | 83.75m |
水線長 | 79.97m |
全幅 | 15.96m |
吃水 | 7.1m |
機関 | 型式不明石炭専焼円缶-基 +レシプロ機関1基1軸推進 |
最大出力 | 2,915hp |
最大速力 | 12.5ノット(機関航行時) |
航続距離 | -ノット/-海里 |
乗員 | 511名 |
兵装 | 17.8cm:48ポンド滑腔砲16基 6cm:8ポンド滑腔砲4基 4.7cm(43口径)単装機砲2基 |
装甲(鉄製) | 舷側:123 mm 甲板:なし 砲郭部:110mm(平面部) |
エルツヘルツォーク・フェルディナント・マックス級装甲艦 (SMS Erzherzog Ferdinand Max Klass) は、オーストリア=ハンガリー帝国海軍が建造した装甲艦の艦級である。1866年のリッサ海戦ではオーストリア艦隊の主力の一翼を担い、ネームシップのエルツヘルツォーク・フェルディナント・マックスはオーストリア艦隊の旗艦となった[1]。 1番艦であるエルツヘルツォーク・フェルディナント・マックスの艦名は、マックス(Max)と愛称され、オーストリア帝国海軍の近代化に尽力したフェルディナント・マクシミリアン大公に由来する。エルツヘルツォーク・フェルディナント・マックスはリッサ海戦においてイタリア王国の「レ・ディタリア」を衝角攻撃で撃沈したことで有名である。
同型艦
編集- エルツヘルツォーク・フェルディナント・マックス(Erzherzog Ferdinand Max)
- ハプスブルク(Habsburg)
脚注
編集- ^ 『世界の艦船増刊第41集 イタリア戦艦史』(海人社)pp.120-123
参考文献
編集- 「Conway All The World's Fightingships 1860-1905」(Conway)
関連項目
編集外部リンク
編集- Casemate-battery battleship 2 'Erzherzog Ferdinand Max' (1863)[リンク切れ] - エルツヘルツォーク・フェルディナント・マックスの説明と絵があるページ。