エベル(Eber、ヘブライ語:עֵבֶר)とは旧約聖書に登場する人物。
アルパクシャドの孫で、シェラの息子。妻の名前は記されていないが、ペレグとヨクタンという二人の息子をもうけたことが記されている。ペレグという命名は、当時土地が分けられた(ペレグ、土地が分岐(パーラグ)した)ことによる。彼自身は464歳まで生きた。『創世記』10章21節ではセムはエベルの全ての子孫の先祖と記述されており、ユダヤ人の別名「ヘブライ人(ヘブル人)」はエベルの名に由来するとされている[1]。
イスラム教では預言者とされており『クルアーン』ではフード(en:Hud (prophet) )の名で登場する。
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