エドワード・ベイリー
エドワード・ベイリー(Sir Edward Battersby Bailey、1881年7月1日 - 1965年3月19日)は、イギリスの地質学者である[1]。山岳の構造や火山活動の分野の権威である。また、級化層理に着目した人物でもある[2]。
エドワード・ベイリー | |
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生誕 |
1881年7月1日 イギリス ケント州 |
死没 | 1965年3月19日(83歳没) |
研究分野 | 地質学 |
研究機関 | 英国地質調査所、グラスゴー大学 |
出身校 | ケンブリッジ大学 |
主な受賞歴 | ロイヤル・メダル(1943年) |
プロジェクト:人物伝 |
人物
編集ケント州のマーデンに生まれた[3]。ケンブリッジ大学のクレア・カレッジで学んだ[3]。学生時代はボクシングで活躍した。1902年から英国地質調査所で、フィールド・ジオロジストとして働いた。第一次世界大戦中は、王立砲兵連隊に従軍し、2度負傷し、戦功十字章などを受勲した。1929年から1937年の間はグラスゴー大学で地質学の教授を務め、1938年に英国地質調査所の監督者となった。 1930年王立協会フェロー選出。
受賞歴
編集- 1923年: ビグスビー・メダル(ロンドン地質学会)
- 1935年: マーチソン・メダル(ロンドン地質学会)
- 1943年: ロイヤル・メダル (王立協会)
- 1948年: ウォラストン・メダル(ロンドン地質学会)
脚注
編集参考文献
編集- 岡田博有「堆積学を拓いた人々 (7)」『堆積学研究』第59巻、2004年、55-61頁。