EXPOCITY
EXPOCITY(エキスポシティ)[2]は、大阪府吹田市千里万博公園の万博記念公園内にある複合施設。
EXPOCITY | |
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ららぽーとEXPOCITY | |
地図 | |
店舗概要 | |
所在地 |
〒565-0826 大阪府吹田市千里万博公園2-1[1] |
座標 | 北緯34度48分19秒 東経135度32分6秒 / 北緯34.80528度 東経135.53500度座標: 北緯34度48分19秒 東経135度32分6秒 / 北緯34.80528度 東経135.53500度 |
開業日 | 2015年(平成27年)11月19日[1] |
施設所有者 | 三井不動産 |
施設管理者 | 三井不動産商業マネジメント[2][1] |
設計者 | 竹中工務店、竹中土木JV[2][1] |
施工者 | 竹中工務店、竹中土木JV[2][1] |
敷地面積 | 約172,000 m2[2][1] |
延床面積 | 約223,000 m2[2][1] |
商業施設面積 |
約88,000 m2 (エンタメ含む)[3] 約71,000 m2 (店舗のみ)[4] |
中核店舗 | ららぽーとEXPOCITY |
店舗数 | 312店舗[1] |
前身 | エキスポランド |
最寄駅 | 万博記念公園駅[2](大阪モノレール) |
外部リンク | 公式サイト |
概要
かつて万博記念公園内で営業しており2009年(平成21年)2月に閉園したレジャー施設「エキスポランド」の跡地について、公園を管理する大阪府[注 1]が跡地の再開発事業者を公募し、教育と娯楽を融合させた複合型施設の開発を提案した三井不動産が開発事業者に選定され、同社の策定した「(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業」により建設される商業施設・レジャー施設である。三井不動産商業マネジメントが運営する。
2015年(平成27年)11月19日に開業[1](一部施設・アトラクションは2016年に開業)。中核店舗となる「ららぽーとEXPOCITY」のほか、複数の大型エンターテイメント施設が入居する。複数の建物で構成されており、地上1 - 3階建(一部地下1 - 2階建)構造である。
隣接してPanasonic Stadium Suita(パナソニックスタジアム吹田)があり、EXPOCITYと同時期に完成した。なお、同スタジアムで試合が開催される場合はサッカー観戦目的の駐車を避けるために特別料金(試合開始前入庫かつ試合終了後出庫の場合、通常の料金+6,000円)がかかるようになっている(試合中に館内施設を利用するか、施設内のゼロシステム端末で認証させることによって回避できる)[5]。
歴史
施設
大型エンターテインメント施設
現運営施設
- NIFREL(ニフレル)[13] - 海遊館が運営する水族館。
- REDHORSE OSAKA WHEEL(レッドホースオオサカホイール) - 2016年5月下旬の竣工時点で日本一(世界5位)の高さ(123m)を擁するシースルーゴンドラ型観覧車(全72台)。2016年7月1日営業開始[14]。
- 109シネマズ大阪エキスポシティ - 下記を参照
- ENTERTAINMENT FIELD(エンターテイメントフィールド) - 「ひつじのショーン」の体験型アミューズメント施設。
- ANIPO(アニポ) - 移動遊園地。
- VS PARK - テレビのバラエティ番組に出演している気分が味わえる[15]バンダイナムコアミューズメントによる体感施設。2018年4月7日営業開始。
- REDEE(レディー) - eスポーツに関連したゲーム体験・学習施設。正式名称は「REDEE WORLD」。2020年3月1日営業開始[16]。
過去に運営されていた施設
- ポケモンEXPOジム - EXPOCITYの開業当初から、サノヤスホールディングスの子会社(サノヤス・インタラクションズ)が運営していた体験型エデュテイメント施設。オープン以来業績が伸び悩んでいたこと[17]から、2017年9月24日で営業を終了した[18]。跡地は2018年4月より、VR体感施設「VS PARK」となっている。
- Orbi Osaka(オービィ大阪) - セガホールディングスが展開するエンターテイメント施設「Orbi」の国内2号店[19](ライセンス契約によりレッドホースエデュテインメントが運営[20])。2016年1月29日に開業[19][21]し、2018年9月30日にライセンス契約終了により閉館。翌日から地球大冒険・体験型ミュージアム「MARUMIE PLAZA」(マルミエプラザ)として営業していた[22]が、2019年11月24日に営業を終了した[23]。跡地は2020年3月より、eスポーツに関連したゲーム体験・学習施設「REDEE」となっている。
- OSAKA ENGLISH VILLAGE(大阪 英語村) - 体験型英語教育施設。2021年2月28日をもって閉館した。
ららぽーとEXPOCITY
主なテナントとしてイズミヤ、LOFT、無印良品、エディオン、アカチャンホンポのほか、TSUTAYA、スターバックス、カメラのキタムラが融合した「TSUTAYA BOOK STORE」などが入居する。
109シネマズ大阪EXPOCITY
109シネマズ大阪エキスポシティ 109 CINEMAS OSAKA EXPOCITY | |
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情報 | |
正式名称 | 109シネマズ大阪エキスポシティ |
完成 | 2015年 |
開館 | 2015年11月19日 |
開館公演 |
「コードネーム U.N.C.L.E.」 (ガイ・リッチー監督)他 |
収容人員 | (11スクリーン)1,884人 |
客席数 |
シアター1:96 シアター2:80 シアター3:87 シアター4:52(4DX) シアター5:169 シアター6:227 シアター7:247 シアター8:77 シアター9:359 シアター10:87 シアター11:407(IMAXレーザー/GTテクノロジー) |
設備 | 5,1chデジタルサウンド、DLP |
用途 | 映画上映 |
運営 | 東急レクリエーション |
所在地 | 大阪府吹田市千里万博公園2-1 |
アクセス | 下記参照 |
外部リンク | 109シネマズ大阪エキスポシティ |
109シネマズ大阪EXPOCITYとは、東急レクリエーションが運営する全11シアター、1,884席のシネマコンプレックス。日本国内の常設型映画館で初めて高解像度4Kツインレーザープロジェクターを導入した「IMAXレーザー/GTテクノロジー」や、「4DXシアター」を併設する。
2023年に、シアター9番にハイスペックサウンドシアターのSAIONを導入。SAIONを導入したシアター9とIMAXシアターであるシアター11を除いた全9シアターでVIVEオーディオを導入(SAION導入前はシアター9もVIVEオーディオを導入)。
各シアター概要
No. | 通常席 | 車椅子席 | EXEシート | 座席総数 | 設備・備考 |
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1 | 87 | 1 | 8 | 96 | VIVEオーディオ |
2 | 72 | 1 | 7 | 80 | VIVEオーディオ |
3 | 78 | 1 | 8 | 87 | VIVEオーディオ |
4 | 52 | なし | なし | 52 | 4DXシアター、VIVEオーディオ |
5 | 155 | 2 | 12 | 169 | VIVEオーディオ |
6 | 207 | 2 | 14 | 223 | VIVEオーディオ |
7 | 227 | 2 | 18 | 247 | VIVEオーディオ |
8 | 69 | 1 | 7 | 77 | VIVEオーディオ |
9 | 336 | 3 | 20 | 359 | 2023年よりSAIONシアター、かつてはVIVEオーディオ対応 |
10 | 80 | 1 | 6 | 87 | VIVEオーディオ |
11 | 358 | 3 | 46 | 407 | IMAXレーザーGTテクノロジー |
エリア放送
開業時に三井不動産がエリア放送地上一般放送局の免許を取得[24]、フルセグおよびワンセグ放送をしていたが2017年(平成29年)7月にエリア放送の免許を返上[25]している。なお、番組制作に携わったのは有線一般放送事業者である凸版印刷[26]だった。
構内に地上一般放送局1局を設置していた。
物理 チャンネル |
免許人 | 局名 | 呼出符号 | 周波数 | 空中線電力 | ERP | 業務区域 |
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51ch | 三井不動産 株式会社 |
EXPOCITY エリア放送 |
JOXZ7AC-AREA | 701.142857MHz | 10mW | 5.4mW | EXPOCITY周辺 |
交通アクセス
鉄道
バス
- JR京都線 茨木駅西口4番のりばより近鉄バス・100系統 万博記念公園駅(エキスポシティ前)行きで「万博記念公園駅(エキスポシティ前)」下車徒歩2分(土休日のみ運行)[28]
- JR京都線 吹田駅、阪急千里線 北千里駅・南千里駅より無料送迎バス(平日のみ運行)[28]
車
- 府道2号(中央環状線)茨木方面・国道171号方面から府道1号(万博外周道路)経由[29]
- 府道2号(中央環状線)池田方面から万博記念公園園路経由[29]
脚注
注釈
- ^ 元々は独立行政法人日本万国博覧会記念機構が管理していたが、2014年(平成26年)4月1日に大阪府に移管された。なお、2007年の閣議決定により万博記念公園の大阪府への移管が事実上決定していたため、当初より大阪府が主体となって再開発事業者の選定が行われた。
- ^ エキスポランド自体は2007年5月の事故の影響で、2007年(平成19年)12月10日から休園していた。
出典
- ^ a b c d e f g h i j 『日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY」 11月19日(木)グランドオープン 8つの大型エンターテインメント施設と全305店舗の「ららぽーとEXPOCITY」』(プレスリリース)三井不動産、2015年8月3日 。2015年8月3日閲覧。
- ^ a b c d e f g h 『万博記念公園に7つの大型エンターテインメントとショッピングを楽しめる西日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY」 本年秋開業予定 日本一の大観覧車*、日本初のエンターテインメント施設、「ららぽーと」が一堂に!』(プレスリリース)三井不動産、2015年3月25日 。2015年6月7日閲覧。
- ^ EXPOCITY
- ^ 三井ショッピングパーク ららぽーとEXPOCITY
- ^ サッカー開催日特別料金駐車場ゼロシステムについて (PDF) - EXPOCITY 2016年3月27日閲覧
- ^ “【開発】大阪・エキスポランド跡地で三井不動産がテーマパーク建設”. ケンプラッツ(日経不動産マーケット情報) (2011年12月19日). 2015年6月7日閲覧。
- ^ 『「エキスポランド」跡地のエンターテインメントとショッピング機能を兼ね備えた大型複合施設 「(仮称)エキスポランド跡地複合施設開発事業」7月17日着工 2015年秋開業予定』(プレスリリース)三井不動産、2014年7月17日 。2015年6月7日閲覧。
- ^ “エキスポシティ:大阪万博跡地に開業 体験施設が充実”. 毎日新聞 (毎日新聞社). (2015年11月19日) 2018年1月22日閲覧。
- ^ “商業施設・エキスポシティが開業、徹夜組も 大阪・吹田”. 朝日新聞 (朝日新聞社). (2015年11月19日) 2018年1月22日閲覧。
- ^ “エキスポシティ、関西の観光中心スポット狙う 訪日客の取り込みがカギ (1/2)”. ITmedia (2015年11月18日). 2018年1月22日閲覧。
- ^ エキスポシティ
- ^ “「三井ショッピングパーク ららぽーとEXPOCITY」開業以来初の大規模リニューアル 新規・改装 計36店舗が決定 3/24 (木)より順次オープン ~関西エリアにおける「ららぽーと」のフラッグシップモールとして更なる進化へ~”. 2022年6月7日閲覧。
- ^ 『2015年秋誕生、海遊館初プロデュース。水族館、動物園、美術館のジャンルを超えた「生きているミュージアム」 名称を「NIFREL」に決定』(PDF)(プレスリリース)海遊館、2015年3月25日 。2015年6月7日閲覧。
- ^ 『日本一の高さ123mの大観覧車『REDHORSE OSAKA WHEEL(レッドホース オオサカ ホイール)』2016年7月1日(金)にグランドオープン!!』(PDF)(プレスリリース)フェリスウィールインベストメント株式会社、2016年4月11日 。2016年5月18日閲覧。
- ^ 『バラエティ番組のような様々なエンタメスポーツが楽しめる、新感覚バラエティスポーツ施設 『VS PARK』 ナムコが大阪・EXPOCITYに2018年春開業』(html)(プレスリリース)バンダイナムコアミューズメント、2017年11月16日 。2018年4月16日閲覧。
- ^ 日本最大のゲーム/ eスポーツ専用施設「REDEE(正式名称:REDEE WORLD)」を開業(ウェルプレイド株式会社 2019年12月25日〈PR TIMES〉)
- ^ 「ポケモンEXPOジム」営業終了へ(ITmedia 2017年4月28日)
- ^ 「ポケモンEXPOジム」営業終了のお知らせ(サノヤス・インタラクションズ株式会社 2017年9月25日)
- ^ a b Orbi Osaka(オービィ大阪) オフィシャルウェブサイト〈2018年8月29日時点のアーカイブ〉
- ^ Orbi Osaka(オービィ大阪) オフィシャルウェブサイト:プライバシーポリシー(運営会社)〈2018年8月24日時点のアーカイブ〉
- ^ BBC Earthとセガ共同開発の地球発見シアター「オービィ大阪」&ジャングルのようなレストラン「オリエンタルスプーン」(Gigazine 2015年11月17日)
- ^ “【吹田】え!!エキスポシティの《オービィ大阪》が閉館!?ライセンス契約終了につき9月末で!”. 号外NET 吹田. 本氣メディア株式会社 (2018年9月10日). 2020年2月24日閲覧。
- ^ “【吹田市】え!!!2019年11月24日(日)でMARUMIE PLAZAが営業終了してた。。Orbi閉館からおよそ一年の営業でした。”. 号外NET 吹田. 本氣メディア株式会社 (2019年11月25日). 2020年2月24日閲覧。
- ^ 三井不動産株式会社の地上一般放送局に予備免許 −大型複合施設におけるエリア放送を開始− 近畿総合通信局 平成27年8月26日(国立国会図書館のアーカイブ:2015年9月2日収集)
- ^ 近畿総合通信局のエリア放送の国立国会図書館のアーカイブ2017年7月1日収集と2017年8月1日収集の比較による。
- ^ 『凸版印刷、日本最大級の大型複合施設「EXPOCITY」において、エリア放送ならびに施設内イベントスペースの管理・販売業務を受託』(プレスリリース)凸版印刷、2015年11月30日 。2018年1月22日閲覧。
- ^ “電車でお越しの方”. ららぽーとEXPOCITY. 2024年2月11日閲覧。
- ^ a b “バスでお越しの方”. ららぽーとEXPOCITY. 2024年2月11日閲覧。
- ^ a b “お車でお越しの方”. ららぽーとEXPOCITY. 2024年2月11日閲覧。
関連項目
- 三井不動産
- 三井不動産商業マネジメント(ららぽーと)
- 讀賣テレビ放送(お天気カメラを設置)